http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/kameda_koki/?1154518349
亀田興毅(19)=協栄= が本日、世界戦を制した。
僕も実は注目をしていた。
隠れ格闘技オタクとして、彼のパフォーマンスやパワー、戦略などは驚くほど知略的だからだ。
言動は粗野で乱暴だが、その全てがもし計算であるなら、末恐ろしいと思うからだ。
あれだけ、とんがっていれば、勿論、100人いれば半分は嫌悪感を感じるかもしれない。
だが、彼はそのビッグマウスを止める事はない。
何故なら、その大風呂敷は、自分を追い込み、発破をかける、いわば 『背水の陣』 であるからだ。
僕的には応援をしている。
が、会社の中には 『一編、負けたらええねん』 と罵るものも居る。
彼が負けるのを心待ちにしている人間も少なからず存在するのだ。
試合内容は手放しでは最高の勝ち!とは言えない。ホーム的要素が強かったかも知れないと思う人が多数居るであろう。
だが、実質的に追い込んだ回数や、軽いパンチの乱打を乱発するポイント重視の相手側の戦法は、やはり亀田に勝因があったのかも知れない。だが、11ラウンドのファンの追い込みは流石にやばかったと思う。
だが、それをフラフラながら建て直し、世界に挑んだ19歳。
キャリアも12戦しかしてないのに世界を獲るというのは、選ばれた者にしかないし得ないものであろう。
日本人が喜びそうな、父性を称える浪花節も僕らのツボの要因かもしれない。
これから先、今回の試合を口悪く罵るものも居るだろうが、次の戦いに向け頑張って欲しい。