松本零士は正確には中学ではなく小学生だった。
『ヤマト』『999』『ハーロック』『クイーンエメラルダス』『ダンガードA』『男おいどん』『セクサロイド』『1000年女王』などなど、僕のロマンは広がるばかりであった。
模写もしまくった。メカではなく人間。トチローや鉄郎、ハーロック、メーテル。それだけで僕の心は一杯♪
そしてTVでは『あしたのジョー』や『宝島』。僕のロマンの扉は常に全開状態だったなぁ(笑)
そんな漫画自我に目覚め始めた僕が、己で漫画を模索するのは至極当然の帰結であろう。
最初にノートに書きなぐったキャラクターは団子虫のキャラクターでタイトルはずばり!『それゆけ!だんゴロー!』 今考えると恥ずかしさの極みだが、よくよく考えて気がつくのは『ボーボボ』と同じ発想なのだということ。その場限りで思いつく展開だけが主で辻褄が合おうが合わまいが関係なかった。家から転がって外に出るも色々な壁にぶつかりけてはそれを超高速のスピードの中、回避していくという頓馬な展開はまさに『ボーボボ』。懐かしくも恥ずかしい。
それが小学校の漫画。結構、マジだったなぁ・・・・・・・