「常設展示室」(原田マハ 新潮社)を読んで | 中学受験国語研究ブログ

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とある大手塾で4年連続ナンバーワンの評価をいただいておりました。中学受験生、その保護者あるいは教育関係者に役立つ情報を提供します。

女優の上白石萌音(かみしらいし もね)さんが大推薦していたし、短編集であるし出版年度からいっても入試に出るかもしれないということで、読んでみた。

絵とそれにまつわる物語が6篇収められている。

(以下 ネタバレ注意)

一、群青

ピカソ「青の時代」にまつわる話である。「美青」は全てを犠牲にしてメトロポリタン美術館に職を得るが、緑内障で視力を失っていく。

二、デルホトの眺望

ヨハネス・フェルメール「デルフトの眺望」にまつわる話である。「なづき」は、自分が人生の新しいステージに立てた思った矢先、父を失う。

三、マドンナ

ラファエロ「大公の聖母」にまつわる話である。仕事に追われていた「あおい」は、母のかけがえのなさを知る。

四、薔薇色の人生

フィンセント・ファン・ゴッホ「ばら」にまつわる話である。バツイチの多恵子は詐欺師に騙される。

五、「豪奢」

アンリ・マティス「豪奢」にまつわる話である。金持ちの愛人」である「紗季」は、「この世でもっとも贅沢なこと。それは、豪華なものを身にまとうことではなく、それを脱ぎ捨てることだ。」と知る。

六、「道」

東山魁夷「道」にまつわる話である。離れ離れになった兄妹は再会を果たす。

 

アダルトな内容が含まれる、四と五以外は十二分に出題可能性があるのではないか?

以下、モチーフになった絵を示す。

 

 

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