バケットリスト 〜吉野の桜〜 | 龍神の背に乗って

龍神の背に乗って

龍神たちとの日々あれこれを中心にゆるりと綴っていきます。
フォローバック目的のフォローはご遠慮願います。

こんにちは、みやです。


大型連休、楽しんでらっしゃいますか?


わたしは出稼ぎ中です。



4月はじめ、奈良へ行って来ました。


4年前の春、コロナの始まりに奈良行きを計画して予約を取り消したことがあり、やっと敢行。


神社仏閣巡りはいつものことですが、子どもの頃から、吉野山の千本桜を見たい、と、ずーっと思っていたのです。






この春、会社の先輩が病のため亡くなりました。


昨秋、


「みやちゃん、トリップを交換して〜」


と連絡が来て、ロンドンのザラで買った服を交換しに行きたいから、という理由だったのですが、先輩はロンドン、わたしはパリに飛び、今度、パリで一緒に美味しいもの食べに行こうね、と、話したのです。


旅行、美味しいお店、洋服などの買い物が好きな、そして、友達や後輩を自宅に呼んで、ごはんを振る舞うのもお好きな方でした。


息子さんがパイロット養成学校に行き始めたのよ〜、なんて話を普通にしてたのです。



体調が悪くなったのも知らず、急逝されたと聞いたわたしにはショックが大きくて、いろんなことを考えさせられました。





同僚たちと、もし、明日自分が死ぬ運命であったら、後悔なくこの世におさらばと言えるだろうか、と、話しました。


言えません。



では、後悔なく生きるには、何をすれば良いのか。



英語には「バケットリスト」という言葉があります。


「バケツを蹴る」🟰「くたばる」


という表現からきている言葉で、訳すと、


後悔しない人生にするためのやりたいことリスト、


てな感じになります。


みなさんにもあるのはないでしょうか。


多かれ少なかれ、やりたいと思っていること、お金も時間も大してかかるわけではないのに、先延ばしにしてしまっていること。


吉野行きは、そんなリストの中の上位にあったのに、この歳までやっていない項目でした。






桜のピークは過ぎていましたが、それでも本当にキレイでした。


自分の中に、前世でこの桜を見に来ていた感覚があったのですが、それが確信にかわりました。


だから、ここにまた戻って来たかったのですね。






☑️マークがひとつ、増えました。



あーもう、明日やればいいか〜、と、思うことも、なるべく早くやることにしました。


いつまで継続できるか、ズボラなわたしにはわからないところなのですが、今日と同じ明日が必ずやってくる保証はありません。


それならば、できるだけ多くの☑️マークを増やしていって、満足できる、より良い人生にしたい、そう、思いました。



奈良市内でランチを食べながら、亡き先輩のことを想っていたら、窓の向こうに先輩によく似たマダムが歩いておられました。



Yさん、ありがとう、一緒に来ようと言ってたパリでクルーと美味しいもの食べたよ〜。





ご縁に感謝します。どうぞ安らかに。





神仏だけでなく、周りにいる人たちにも導かれていますね。