悪の発生原因は何かと言うと

人間に創造の自由が与えられている

と言う事が発生原因なのです

自由と自由の相克 

これが悪を生んでいるのです

例えば私が人の頭を殴ってみたい

と言う自由意思を起こすとします

殴ろうと思ったら腕は動きます

そして私はすっきりします

しかし相手はすっきりしない

頭が痛い 腹がたってしまいます

神様はそんな気持ちを起こせとは

言わないけれども

自由であると言う事は

それに制限がないと言う事です

神様は本来はこう言う心に向いてほしいと

思っておられるけれども

自由を与えられた事により

人間はどういう風にも思う事ができます

ですからこの世では物質と言うものを

介在にして

そういう悪も行いうるような状況が

現出するわけです

自由と自由の相克 ゆがみ

こうしたものが悪を生んでいるわけです

 

ですから天国の心に戻す為には

その自由が行き過ぎると

他人とのぶつかりが起きるので

これを元に戻さなければいけません

そこで心の針を戻す方法が必要なのです

これが反省です

天国にいれば反省はいらないのです

 

この三次元と言うのは非常に

間違いを起こしやすいのです

間違いを起こしやすい理由は

肉体があり物質があり霊的な事を

忘れやすい環境だからです

盲目であるから手探りでやっているから

人の足を掴んでみたり叩いてみたりしてしまう

どうしても目に視えない世界である以上

そうした事をした場合に

その補償作用として何とかして

元へ戻す作用が必要でしょう

その為に反省と言うのが与えられているのです

 

ですから反省と言うのは

地上でそれぞれの自由と自由の相克を

調整する為に与えられた神の慈悲なのです

地上の人間は自由にやってよいが

そのかわり反省と言うものを

忘れない様にしなさい

ハンドルを切り損ねたら戻しなさい

と言っているわけです

 

善ばかりを思いたいけど思えない

お互い神の子どうしであるのに

自由と自由が相克しあってゆがみが起きている

私と彼の欲する事が違っている

この世ではお互いになぜそれが

違っているのかがなかなか理解できません

それぞれ基盤が違うし環境も違うからです

ですからその時の調整として

お互いに間違ったと思ったら

反省をしていきましょうと言う事です