山梨県笛吹市で2006年、県立高校教諭岩間友次さん=当時(59)=が、24年前に担任した元教え子の男に刺殺された事件をめぐり、妻常美さんが公務外災害とした処分の取り消しを求めた訴訟で、甲府地裁は19日、生徒指導との因果関係を認め、地方公務員災害補償基金の処分を取り消した。
 太田武聖裁判長は、男には妄想性障害があったと認定。「生徒指導を端緒に形成された妄想から本件が引き起こされた」と判断した。その上で「妄想は持続するのが通常で、生涯にわたって発展することがある」と結論付けた。
 判決によると、岩間さんは1982年の卒業式前日、精神的に不安定になっている男を自宅に招き、式に出席するよう指導。男はこの際、人工的に障害を負わされたとして殺害を決意した。
 岩間さんは06年3月、笛吹市の自宅前で、男にサバイバルナイフで腹や背中などを刺され死亡した。
 常美さんは同年9月、公務災害認定を申請したが、同基金は07年3月、「男は高校在学中より恨んでいたとは認められない」などの理由で公務外災害と認定し、その後の不服審査請求も棄却した。 

【関連ニュース】
無期求刑の男に懲役20年=裁判員、結審日判決「もう少し時間を」
被害者遺族、情報求め資料配布=発生から3年、京都精華大生殺人
荷役業者殺害で懲役17年=裁判員「裁判官だけなら15年かも」
長男刺殺、二審も懲役6年=裁判員裁判「判断正当」
「警官で試みた探偵小説」=直木賞の佐々木譲さん

引火相次ぐ酸素濃縮装置、厚労省が注意喚起(読売新聞)
外国人参政権、谷垣氏も「反対」(産経新聞)
<参院代表質問>戦って発言、検察への影響ない 鳩山首相(毎日新聞)
「おれはやくざだ」渋谷の飲食店に強盗(産経新聞)
「逮捕なら議員辞職」民主党幹部が石川氏出頭でコメント(産経新聞)
AD