羅針盤 19 | 嵐妄想小説・ブログ…(潤くんlove)(翔潤)(末ズ)好きの妄想おばさんです。

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嵐さんが、松潤が大好きでなんとなーく書いてみたいなぁ~~
と、思い書きました。なので文才能力はまったく無く、設定もバラバラで
疑問符??がいっぱい残る小説です。おばさんの勝手な妄想なのでどうか優しいお心でお許し下さい。

翔さんがいるであろう家の玄関前で


この中に翔さんがいるんだよなぁ~~と、心臓がドキドキ、ドキドキしているのを感じ


『僕はいったいなにを考えているんだ!!

だいだいここは僕の部屋じゃないか!!

なのになんで僕が、僕の部屋に帰るのにこんなに緊張しなければならないんだ!!』


誰かに見られたら

お前は誰に言っているんだ....と言われそうな怒り戸惑いの言葉を吐いてからドアを開けた



『ただいまぁ~~』


と、少し小さめの声で探る様に玄関に上がったがなんの音もしない


そっ~~とリビングのドアを開けて入ると


“なに?・・・・・"


リビングのテーブルの上には

きれいに並べられたビールの空き缶が数本並び

その横には積み重なった惣菜と思われる入れ物が蓋と容器に分けられこれまたきれい並べられていた


思わず

『ここまでするならゴミ箱に捨ててよ』

との言葉を吐いて、当の本人の姿を探したがどこにも無く

まずはトイレのドアを叩いたが応答無し

風呂場を覗いては見たがシャワーの音すらしないので案の定姿無し

さて....あとは、リビングの両サイド右の部屋が僕の寝室 左の部屋は仕事部屋


右のドアを恐る恐る開ける・・・朝僕が出て行ったままの寝室 

と、なると・・・左のドアを今度は躊躇無く開ける




『なんで?・・・』


そこには寝袋にくるまれて寝ている翔さんがいた

なんで?寝袋?・・・・・・・



『翔さん?』


『う~~ん....ああ~~潤お帰り』


『うん、ただいま・・・・』


少し待つが....起き上がる気配すら無い


『翔さん?なんで寝てるの?』


『時差・・・・眠い・・・』


どうやら疲れと、時差もあって眠たくなったと言いたいらしい


『なんで?寝袋?布団あるよ』


『いい・・・・・』


布団はいらないらしいが、なんで寝袋かについては説明するだけの睡魔との戦いには負けた様だ


とりあえずそのまま寝かせておいた







『潤....おはよう』


『おはよう....じゃあ無いから

僕、仕事に行くからね....明日休みだから

今日、帰ったらいろいろ聞くからね』


『なんだよぅ~~なにを怒ってるんだよぅ~~』


『いい?とにかく、首を洗って待ってて!!』


『ヒェー....コワ!!ってなんだよぅ~~』


の翔さんの呑気な声を後に出掛けた







とにかくいろいろ聞かないと・・・

と、意気込んで帰った


『ただいまぁ~~』


『お!潤くん....おかえりぃ~~』


『なにこれ?』


『ビール....買っておいた』


『こっちは?』


『惣菜、つまみ....買っておいた』


『今まで自炊してなかったの?』


『まぁ~~簡単な物は作れるぞ

スクランブルエッグとか冷奴とか・・・』


『それって玉子焼きを作ろうとして失敗して混ぜただけとか、切っただけの豆腐にチュウブの薬味乗せただけ、とかじゃあないよね?』


『ドキッ!!

まぁ~~いいじゃないか

とりあえず腹減ったから食おうぜ』


『まったく・・・どんな食生活してたのよぅ~~』





翔さんが用意してくれた惣菜とお酒を飲みながら


『翔さん、いろいろ聞きたい事があるんだけど』


『なんだよ?』


『まず、なんで寝袋で寝てたの?

今までも寝袋使ってたの?』


『ハハハ~~まさか

あの寝袋は、アメリカの研修医の時に研修で荒野の方に行った事があってなその時に用意したんだ

使わなかったけどな』


『そうなんだ

今日からは布団あるから使って』


『おお~~ありがとう』



『翔さん、荷物はあれだけ?

パリの部屋はどうしたの?』


『パリは解約した....もう戻らないからな

荷物は空港のロッカーにあと2つ預けてある

部屋が決まったら取りに行くよ

あとは、実家に送った....今までも不要な物は送っていたからまたかって思ってるんじゃ無いか?』


『本人はなんの連絡もしないで荷物だけ送ってたの?なんて息子・・・』


『ハハハ~~まぁ~~そう言うなよ』


『でも、空港のロッカーってお金掛かるんでしょ

勿体ないから取りに行こうよ

明日僕も休みだから・・・』


『良いのか?潤の部屋に置いてくれるのか?』


『翔さんの部屋が決まるまで、翔さんの寝ている部屋に置いておくならね』


『ああ~~やっぱそうね』


『なに!!?』


『あ、いえ・・・・』


『まったく・・・

でも、これからどうするつもり?

実家の病院で働けば良いのに・・・』


『そうもいかねだろう

実家の病院はもう弟が継いでいるからな

そこに俺が入ったらやりにくいだろう?』


『そうかぁ~~それは確かに・・・

でも、じゃあ翔さんはどうするの?』


『アメリカにいた時の先輩がこっちの大学病院にいるんだそこに空きがないか聞いてる

まぁ~~どこかみつかるだろう

だからさぁ~~それまではここにおいてよ....ね』


『まぁ~~それは良いけどぅ・・・』


『おお~~ありがとう....潤くん

よし、俺が夕食は用意するから』


『いい・・・』


『なんでだよぅ~~』


『毎日惣菜やおつまみなんて飽きるから』


『じゃあ、作る・・・』


『失敗した玉子焼きや切っただけの豆腐だの漬物だの並ぶものが解るからいらない』


『ひでぇなぁ~~他人の好意を・・・』


『じゃあ、ご飯だけは炊いておいてよ

炊飯器の使い方解る?』


『バカにするなよ

それくらいはわかるは・・・』


『フフ....じゃあお願い』






こうして翔さんと僕の共同生活が始まった







つづく