10/15(火)、笑い話。
子供の頃の話。
仲の良いアイツがある日突然、草野球に参加しなくなる。
理由を尋ねると、エラーをした時に馬鹿にされる、叱咤されるのが嫌だからだという。
何度か「そんなの気にするなよ」とグラウンドに誘ったものの、それ以後アイツが草野球に参加することはなかった。
なんでエラーするんだよ!
打たせるからエラーするなよ!
もともと気が弱く、シャイで人見知りなアイツにそんな言葉は凶器でしかなかったのは容易に想像できる。
少なくとも、普通にプレーしている人でエラーをしたくてしているヤツはいない。
エラーをするなよと言われれば、萎縮してしまうヤツもいる。
何を言われても、どんなに罵られても気にしない性格、笑い話ですませる間柄ならば良いのでしょうが。
アイツが来なくなってから、ワタシ自身、人のプレーに対するネガティブな声掛けをしないように心がけるようになったのは事実。
運動神経は悪くなかったアイツ。
足が早かったアイツ。
そんなアイツのことを、グラウンドが空くのを待っている間に眺めていた、見知らぬチームと見知らぬチームとの試合中に鳴り響いた「エラーするなよ!」の大声で思い出す。
言われた人の表情を見る限り、笑い話ですませる性格、間柄に見えなかったのは気のせいだろうか。
なんでエラーするんだよ!
打たせるからエラーするなよ!
言われた人の表情等から、罵られても気にしない性格、笑い話ですませる間柄でないと感じた際には、例えその言葉がワタシ向けでなくとも、イラっとしてしまう。
エラーしたくてしてるんじゃね〜よ!
だったら、オマエが三振とれよ!
まぁ〜、結局のところ、その程度の言葉を気にしたり、その程度の言葉にイラっとしてしまうアイツやワタシは団体スポーツには向いていないってことなのかと思いますが。(苦笑)
改めて、アイツともっと野球をしたかったなぁ〜としみじみです。
ホント。
M.J.KOZOU