6/18(火)、燃えよドラゴンズ!。
この著者の書を読ませていただくのは何冊目だろう。
毎回楽しませていただいているのは事実。
そして今回も。
「中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由」(喜瀬雅則 著)を読破。
ドラゴンズという球団、地域性、歴史、背景、そして山口一郎(サカナクション)、田尾安志、スコアラー等のドラゴンズに纏わる方々への取材、さらには星野仙一等を丁寧に記した書。
タイトル通りドラゴンズ一色。
ドラゴンズを熱狂的に愛する友人、知人が数人いますが、ワタシ自身の12球団で興味のなさや馴染みのなさランキングを作ったら1、2位になってしまう球団。(苦笑)
数球団のプロ野球チーム様とスマホアプリで御一緒させていただいたことがありますが、ドラゴンズはなし。
・・・というか、親会社がITなベイスターズとイーグルスはそもそも御一緒するのが無理だろうと提案しなかったわけですが、ソレ以外で御一緒することもなく、提案することもなかったのはドラゴンズだけ。
ドラゴンズファンの方々には大変申し訳ないのですが、ソレがドラゴンズのワタシの中のポジション。
※ちなみに、PS、PS2、PCで制作したプロ野球シミュレーションゲームは当然のことながらドラゴンズにも御協力いただいたわけですが、直接のやり取りはなし
決して嫌いなわけではなかったのですが。
なぜだろう。
そんなワタシではありますが、ページを捲るたびにグイグイグイと引き込まれていく。
特に第3章の"星野王国"や第4章の"名古屋の流儀"で描写されているアレやコレやは、当事者の方々のコメントも生々しい。
もちろんプロ野球ファン歴うん十年のワタシ。
まったく知らなかった話ばかり・・・というわけではありませんが、著者の取材力、文体、表現力もあり、ドキュメンタリー映画を観ているかのようで興味津々。
プロ野球という華やかな世界では有りますが、結局ソレを構成しているのは良くも悪くも人なんだよなぁ〜としみじみです。
ホント。
M.J.KOZOU