【FT-767GX修理依頼品(3)送信確認】

■送信出力を確認した。
送信周波数  電力計  リグの表示
1.910MHz    100W   111W
3.600MHz    100W   114W
7.100MHz    94W    114W
10.130MHz   102W    113W
14.130MHz    86W    113W
18.130MHz   105W    113W
21.200MHz   107W    113W
24.950MHz   111W    113W
28.800MHz    65W     67W
51.000MHz    -      -
145.00MHz    16.5W   16W
435.00MHz    16.8W   12W
こんな具合だ。また、50MHzユニットが動作していない。28MHz帯が50Wになっている。

■28MHz帯の100W化
RFユニットの写真のD39を切断すれば50W低減が解除される。ポストピン同士をショートすれば全バンド50W仕様となる。
イメージ 1

改造後測定値は
送信周波数  電力計  リグの表示
28.800MHz   115W   113W  となった。

■ATU動作確認
ATUをオンするとバリコンを回しているモータ音はするが、ほとんどのバンドでタイムアウトとなりワーニングランプが点灯する。何が悪いんだろう?
またまた、大がかりな分解だ。
イメージ 2

写真上のバリコンが回らない。何のことはないカップラのネジが緩んでいた。
締めて完了。
先に製作した不整合疑似負荷の出番である。16ΩのダミーでもSWR1.3程度まで落ちる。
各バンドテストしたが1.9MHzバンドのみATUがタイムアウトになってしまう。
50Ω負荷でもだ。何でだ?

明日、バリコンの位置を変えてみようかな?
それと50MHzユニットの不具合も調べねば。今日はここまで。