宇治市国保運営協議会 大黒字で基金に積み増し、「法定外繰入金」低額なのに引下げ見送り方針
国保運営協議会が1月31日に答申
4年連続大黒字なのに「据え置き」で引下げ見送り方向
宇治市国民健康保険運営協議会は、国民健康保険料(医療分・後期高齢者支援金分)の料金改定は行わず、2年連続で「据え置き」で答申することを決定した。正式答申は1月31日。
2億4906万円を見込む収支不足に対し、市の一般財源からの繰入と基金の取り崩しで計2億5000万円を投入する。答申は31日に予定している。
今年度(2012年度)の決算見込みは、収支差引3億2833万円で4年連続の黒字見込み。
基金について、市は1998年度に目標額を7億円と設定ところが今回、13億円に引き上げる案を示した。
宇治市の1人当たりの基金残高は9915円(2011年度決算)で、府内15市で上から7番目。
基金の目標額を引き上げ、国保会計を黒字にして基金をさらに積み増しする計画と云える。
2010年度は、基金積立金を当初予算では、1461万円を計上していたが、決算では2億9114万円に2億7653万円も増額。この基金積み増し分を含めると実質黒字は7億4949万円になる。
2011年度は、2億3647万円基金に積み増し。
2012年度は、2億1579万円も積み増している。
これは明らかに黒字減らし、黒字隠しだ。
引上げしすぎて黒字になっているのだから、引下げるべきだ。
一方、2013年度の一般会計からの繰入金は1.5億円、基金取り崩し1億円とする程度でしかない。
この繰入額は、人件費や出産祝い金などの繰入であり、法律で義務づけられた「法定繰入金」にすぎない。
つまり、全国の自治体が保険料をおさえるために行っている「法定外繰入金」が0円もしくはごくわずかしかしないことになる。
せめて全国の当たり前の自治体が行っている「法定外繰入金」を出すべきだ。そうすれば引下げは簡単ではないか。
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2億4906万円を見込む収支不足に対し、市の一般財源からの繰入と基金の取り崩しで計2億5000万円を投入する。答申は31日に予定している。
今年度(2012年度)の決算見込みは、収支差引3億2833万円で4年連続の黒字見込み。
基金について、市は1998年度に目標額を7億円と設定ところが今回、13億円に引き上げる案を示した。
宇治市の1人当たりの基金残高は9915円(2011年度決算)で、府内15市で上から7番目。
基金の目標額を引き上げ、国保会計を黒字にして基金をさらに積み増しする計画と云える。
2010年度は、基金積立金を当初予算では、1461万円を計上していたが、決算では2億9114万円に2億7653万円も増額。この基金積み増し分を含めると実質黒字は7億4949万円になる。
2011年度は、2億3647万円基金に積み増し。
2012年度は、2億1579万円も積み増している。
これは明らかに黒字減らし、黒字隠しだ。
引上げしすぎて黒字になっているのだから、引下げるべきだ。
一方、2013年度の一般会計からの繰入金は1.5億円、基金取り崩し1億円とする程度でしかない。
この繰入額は、人件費や出産祝い金などの繰入であり、法律で義務づけられた「法定繰入金」にすぎない。
つまり、全国の自治体が保険料をおさえるために行っている「法定外繰入金」が0円もしくはごくわずかしかしないことになる。
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