おかげさまで、
半年~数年の期間をあけて、
再び予約が入ってくる患者様も
いらっしゃる。
嬉しい再来院は
お友達を紹介して、そのお友達が
とても良かったと、定期的に通われるようになり、
ご自身も2年ぶりに定期的に再来院されるようになられた
Tさん。
ところが…
本日の再来院、Mさんは
色々な事情があり、ご成婚と共に、早く子供が欲しいと
不妊治療はせずに、ライラックに10日に一度の間隔で通院されて
3回目の治療の時に、なんと妊娠されたとの報告を頂いた。
とにかく手放しで喜んだのを覚えている。
妊娠中も、赤ちゃんがお腹に居やすい環境を整えるためにも、
ご自身の不快な症状(腰痛肩こり、つわり等)を軽減するためにも
通院を促すのだが、あの日はMさんが
「また落ち着いたら連絡します」とのことで、
お帰りになった。
連絡を取る手段はいくらでもあったのに…
バタバタと忙しい毎日の中で、
思い出しても、先方様から連絡がないのは順調なのだろう
と、思ってしまっていた…
そう思っても、一言
「体調如何ですか?」と
連絡を取ればよかった。
Mさんの予約がインターネットから入った時に、
嫌な予感がした。
あれから半年たっている。
マタニティーケアだったら、短いコースで(うつ伏せにならない)
予約してくるところ、
90分…。
ライラックではスタンダードコースであるのだけれど…。
嫌な予感は的中。
自然流産。
残念ではあるけれど、
悲しみに暮れていることも出来ないので、
お医者様も、体外受精で行こうとのお話。
施術をしていて、
Mさんと、とにかく「固摂作用」を強めるため
母体となるMさんの身体を、気・血・津液のバランスを
保ち、温める作用は私の施術で、
あとは、
ご本人の生活、食事の話をした。
追求しても、なかなか、核となる原因が見つからない。
暫くしてMさんが
「もしかして、コーヒー、がぶ飲みしているの関係ありますか?」
と。
あるある!!
コーヒーには体を冷やす作用が強い。
刺激も強い。
余談だが、潰瘍性大腸炎の家族がいる私は、
医者から、まずはコーヒーは飲んじゃダメと説明を受けた。
そのコーヒーに牛乳…あ~異種たんぱく質も、今はダメ。
麦茶もキノコ類もガブガブらしい…
うん、身体を冷やす冷やす…
何より、在宅のご主人様が美味しいものを作りすぎてしまい、
腹はち切れんばかりに食べていると。
体重も増えたようにお見受けした。
何事も、腹八分目。
腹いっぱいは、体調を崩す原因になる。
身体にプラスする作業は私が担当。
Mさんには、身体にとってしてはいけないもの、外した方が良い事、
食べない方が好ましい物など、生活からマイナスすることを
お話し、実行してもらうこととした。
私のなかに、前回のご案内についての後悔の部分もあり、
なんだか、今回は、奮起している!
絶対!妊娠出産!!
そうなのだ、
無事、出産するまでがゴールなのだ。
妊娠したからと、喜んでばかりは片手落ちだ。
ライラックには妊娠した妊婦様に、引き続き体調管理のために
通院していただいている。
勿論、出産後の産後の肥立ちのためにもだ。
Mさんへのフォロー不足を糧に
また、褌を締め直す。