森井翔太郎選手 といえばちょっと野球に詳しいくらいだと名前も聞いたことがないかもしれませんが
いろんな意味ですごい選手となりました。(少し古いニュースなのでいろいろ検索してみてください)
まず一番目につくのは 甲子園に出場経験がないのに ドラフトでも注目されていた
そして大リーグ挑戦を決め
今回アスレチックスと契約が決まった。
日本の野球界を経験せずに メジャーに挑戦する選手は少ない
メジャーまで上り詰めたのは マック鈴木さん、多田野数人さん、田澤純一さんのたった3投手。
挑戦するのはもちろんもっと多いだろうけれど高校生から練習生などを経ないでの契約は初だと思う
(マックさんは練習生 多田野さんと田澤さんは社会人から)
挑戦を表明していた選手は多く 大谷選手 菊池選手 佐々木朗希さんなんかも
挑戦するという声はあったものの その選択はしませんでした
18歳のこの決断は 度胸があります!と思いますが
彼は そもそも 既成のルートを歩くタイプではないようです
都内の進学校 桐朋高校出身だそうです 2024年の受験では現役で東京大学6名合格など
国公立大学や名門私立大学に合格者を多く出す 進学校です
中学校の時にも 野球の強い学校に進学することを勧められそうですが
桐朋に進学したそうです
強豪校ではないところで プロに進むのは非常に大変な事です
指導者やチームメイトのレベルが合わないという問題もあります
(悪いというのではなく やはりトップクラスの人がいるところと差が出るという意味です)
決して弱いチームではありません
報道によると 遊撃手と投手の二刀流
投手としては 最速153キロを記録していて
打者としては 45本塁打を記録しているそうだ
153キロというのはやっぱりすごい
けれど ユーチューブなどを見ていると
まだまだ余力がありそうな感じだ マイナーでゆっくり
体を作っていけば どんな球を投げるのだろうとワクワクする
守備ではショートをまもっていたというから
そもそも運動能力は高いのだろうなと思います(足も速いし)
ただ、45本塁打っていうのがやっぱりすごいと思います
もちろん 公式戦での本塁打数ではないし
当然弱いチームと対戦した練習試合の本塁打も加算されているとは思います
ただ、進学校ですし そんなに多くの練習試合もしてないのではないか?
と思いますし、公式戦は 割と早めに負けることが多かったみたいですから
それから考えると 45本は相当多いように思います
何よりも
米9球団が獲得したいとおもったこと
25歳未満なのでマイナー契約しか結ぶことはできないが
176万ドルという高い契約金でアスレチックスと契約となった。
日本のアマ選手として史上最高額だそうです
「4、5年後にはメジャーに上がっていたらベスト」と語っていますが
これは ちょうど
佐々木朗希選手がロッテに在籍した期間と同じくらいだ
佐々木選手は 大事に育てられた印象も強く 完全試合など目立った活躍はあるものの
4年間で 64試合しか登板しておらず 勝利も29勝にとどまっている
さらに スティングでの移籍でロッテ側に支払われた譲渡金は 2.5億円
大谷翔平選手の時の譲渡金の約10分の1である(ドルで計算するともう少し低い)
ロッテへの貢献があまりに少ないと 佐々木朗希選手は非難されることも多い
これを見ていたからか
それならば と高卒からのマイナー契約を選んだのかもしれませんね
ま マイナーリーグの平均年俸は400万円未満ですから かなりの厚遇の契約なのだろうと思います
勉強もしっかりやってきたことでしょうし
英語も得意ということなので
投手と野手の二刀流だけでなく スポーツと勉強の二刀流を活かして
引退後の活躍まで期待できる存在ですね