福岡の司法書士が、司法書士の日常(不動産登記、商業登記、相続、遺言、家族信託、裁判業務)・日々の出来事(春日市、福岡市、大野城市、太宰府市、筑紫野市近郊から九州、沖縄)・法改正・新制度
今日は、福岡も「梅雨入り」が発表されました。忙しさにかまけてブログの更新が滞ってしまいました。土曜日には「福岡県司法書士会第74回定時総会」が開催されました。私は役員ではないのですが、議事運営のお手伝いをするために、朝の11時過ぎから懇親会の終了する夜7時半まで参加してきました。会則の変更など重要な議案もありましたが、なんとか無事に終えることができました。総会の運営に係わられた皆様、大変お疲れ様でした。その後、総会の会場の一部で福岡県司法書士会の執行部の皆様と総会の運営を手伝った方と司法書士会の事務局の方での二次会も設けられていたので、一緒に総会の手伝いをした同期の司法書士と参加してきました。参加者は、普段はそれぞれの事務所で司法書士として仕事をしています。ここ最近は、なかなかゆっくりと話をする機会がなかったので、久しぶりにいろいろな話をすることができて楽しかったです。日曜日は、「ボストンブラス meets エリック・ミヤシロ」の公演に家族で行ってきました。普段は金管だけの演奏を聴くことはあまりありませんが、娘が「題名のない音楽会」に出ていたのを見たことがある「エリック・ミヤシロ」が福岡に来るなら聴きにに行きたいと言ったので、ずいぶん前にチケットを取っていました。トランペット、トロンボーン、チューバ、ホルンの構成で迫力のある演奏でした。サックスやクラリネット、オーボエ、フルートなどの木管がないので、繊細というよりも肌で感じる迫力に圧倒されるという感じです。ボストンブラスは演奏の合間の曲紹介をメンバーが交代で行っていて、それぞれ個性が光って、ユーモアもあり飽きることなく楽しむことができました。中学校や高校の制服で来ている学生さんも多かったです。おそらく多くは吹奏楽部に所属しているのでしょう。ボストンブラスのメンバーの出身国はバラバラです。コミュニケーションは英語でされていました。ハワイ出身のエリックさんもメンバーに英語で賛辞を送られていました。音楽は国境に関係なく世界共通のコミュニケーション手段ですが、様々な国の人が、「英語」という共通語で、意思や感情を伝えあうことができるというのは、やはり素晴らしいことだと思いました。小学校、中学校、高校そして大学と「英語」を科目として学びますが、「英語」は「必須のツール」です。「言葉」なので、やろうと思ってできないことは決してない科目です。昨日、あの公演を聞いた中高生は、素晴らしい音楽と共に、英語のすばらしさについても注目してもらえたのではないでしょうか。小さなきっかけが、将来を大きく左右することもあるでしょう。コロナ禍から徐々に社会が動き出して、明るい将来が見えるような気がしました。今年も我が家のオリーブがたくさんの花をつけてくれました。5年目に入り、今年は花の数も多くなってきました。急な成長はしませんが、徐々に幹も太くなってきています。しっかりと根を張って、力強く生きています。平和の象徴であるオリーブと同じように、自分も少しずつ成長できたらいいなと思っています。今日も最後までありがとうございました。これからジメジメした日々が続きますが、体調管理にはお気を付け下さい。
今日の福岡春日市は雨が降ったりやんだりで、気温もそれほど上がらず肌寒い一日となっています。1月も半ばを過ぎて当事務所も徐々に慌ただしくなってきております。皆様はいかがお過ごしでしょうか?司法書士Oです。今日は、ここ数日私が感じたことを脈絡もなく書いています。一昨日の夕方、博多駅で女性が刃物で刺されて死亡するという痛ましい事件が起きました。まだ犯人は逮捕されていませんが、被害者はストーカー被害にあっており、相手に対しては「禁止命令」が出ていたそうです。防犯カメラの映像によると被害者を刺した犯人とは面識があるようだとのことなので、その相手による犯行なのかもしれません。私の住む春日市でも昨年末、ストーカー規制法による禁止命令が出ていた相手から刃物で刺されるという事件が起きていました。この犯人については年末に逮捕されたようです。以前、当ブログで夏目漱石の「I love you.」と「月が綺麗ですね」について書きました。熊本と夏目漱石同時期の文豪で二葉亭四迷がいます。彼はツルゲーネフの『片戀』の翻訳で「yours.(当然ロシア語ですが、私はわかりませんので英語で)」を「死んでも可(よ)いわ。」と訳しています。今年の年末は両親と紅白歌合戦を見ながら過ごしました。その時、藤井風氏の「死ぬのがいいわ」を初めて聞きました。藤井氏の他の楽曲はいくつかは聴いたことがあり、素晴らしい才能の持ち主なのだろうと思ったことがありました。紅白歌合戦でのパフォーマンスについては様々な意見があるようですが、文学好きのおじさんとしては大きなインパクトを受けました。今週火曜日のyahooニュースで、映画監督の井筒和幸氏が「タイパ(タイムパフォーマンス)」に苦言という記事を読みました。2時間の映画を10分に編集した「ファスト映画」なるものを見ても時間の無駄であるとのことです。これには、私も強く同意します。インターネット上には、真実から嘘まで様々情報であふれています。自分に都合の良い情報のみを手に入れることも可能です。しかし、インターネット上の全てのものは、0(ゼロ)と1(イチ)の組み合わせであるデータでしかありません。最近はやりのメタバースもしかりです。データはリセットすることができます。果たして現実の世界はどうでしょうか?確かにリセットしたくなることはありますが、絶対にリセットすることはできません。現実に起きてしまったことは、全て事実であり、自分でなんとかしなければなりません。まして、他人をリセットすることは不可能です。たとえ、その他人を現実から消し去ってしまっても・・・。その他人が消えてしまっても、それはリセットしたかった対象が永久に自分の中に「リセットしたい対象」として存在し続けることになるからです。平成17年に公表された長崎県教育委員会の「生と死のイメージ調査」では中学生でも約18%もの生徒が「死んだ人は生き返る」と回答したそうです。仮に、死んだ人が生き返るのならば、「命の重さ」は限りなく0(ゼロ)に近づきます。「命の重さ」が0(ゼロ)ならば、自分にしろ、他人にしろ「生きていく意味」さえ0(ゼロ)になります。「生きていく意味」が0(ゼロ)ならば、人間らしさは不要で、効率がよければそれが一番良いということになります。学ぶことは無駄、考えることは無駄、人の話を聞くことは無駄、本を読むことは無駄、子育てをすることは無駄、他人を思いやることは無駄・・・人間は人間同士の関わり合いの中でしか、「人間らしく」は生きられないと思います。「生きていくこと」は、時にとてもつらいことです。しかし、「人間らしく」生きることに「生きていく意味」があるのです。うれしい、楽しい、幸せ、感動した、ワクワクする、気持ちよい、希望、絶望、悲しい、疲れた、寂しい、切ない、不安、落ち着かない、好き、嫌い、いらいらする、悔しい、安心する、ドキドキする・・・様々な感情を行ったり来たりしながら、1日1日を積み重ねていくのです。これまで人間がその積み重ねた日々によってできているのが「文化」です。「文化」とは、人類学者のエドワード・バーネット・タイラーによると、「広く民族学で使われる文化、あるいは文明の定義とは、知識、信仰、芸術、道徳、法律、慣行、その他、人が社会の成員として獲得した能力や習慣を含むところの複合された総体のことである」とのことです。あらゆるものが表面的になり、消費される対象になっている現代では、もう一度「人間らしく」生きることや、「生きていく意味」について考え直す必要があるのではないでしょうか?私の好きな作家の開高健はサントリーの前身である寿屋宣伝部の時代に、「人間らしくやりたいナ、人間なんだからナ」という名文句を残しています。日本の高度経済成長期にも、現代と通じる風潮があったのでしょう。今、yahooニュースによれば、博多駅の女性刺殺事件で、元交際相手が任意同行されたとのことです。まだその交際相手が犯人であるかどうかは不明ですが、これから犯人は、犯行に及ぶ以前よりも精神的に厳しい状況になることでしょう。リセットすることのできない現実と向き合わなければなりません。犯人に「人間らしさ」があれば・・・の話ですが。被害者のご冥福をお祈り致します。本日も最後までありがとうございます。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。本日より通常営業を開始します。司法書士Oです。(オカメインコのピピ:本年もよろしくおねがいします。)今年は久しぶりの行動制限のない年末年始でしたが、みなさまはいかがお過ごしでしたでしょうか?私のところは、親戚に受験生がいる家庭もあり、大勢で集まることはためらわれたため、自宅に両親に来てもらい少人数で正月を迎えました。今まで、毎年おせち料理は手作りをすることにしていたのですが、今年は注文をしてしまいました。お雑煮、筑前煮、お刺身などは準備しましたが、手間はかなり省けました。注文したおせち料理は、60品目程度あり、とてもよくできていて、見た目・味ともに満足できるものでした。しかし、縁起物だからといっても、それほどの品数を食べるのは難しいです。そして、自分で作ったものではないので、やはり「ありがたみ」に欠けてしまう気がしました。来年はまた「手作りおせち」にしようかと考えているところです。クリスマス、お正月と慌ただしく過ごしていましたが、新年は気持ちを新たにして迎えることができました。毎年のことですが、自転車で「太宰府天満宮」に初詣に行ってきました。往復で20㎞ほどあるので、妻と娘はしぶしぶという感じですが、初詣の時期に車でお参りしようとすると数時間の渋滞は避けられません。自転車で行けば、途中で昼食を食べて帰ってきても3時間程度で帰ってこられます。「家族の無事」と「皆にとって良い年になりますように」とのお願いをしてきました。今年も少しでも皆様のお役に立てるよう努力する所存ですので、何卒よろしくお願い致します。本日も最後までありがとうございました。
クリスマスはいかが過ごされましたでしょうか?福岡県春日市でも少し雪が積もり、寒さが厳しいクリスマスとなりました。昨日と今日は少し寒さが緩んで過ごしやすいです。司法書士Oです。今年もあっという間に、残すところ4日となりました。来年に持ち越している仕事もありますが、なんとか無事に今年も乗り切ることができました。本年も大変多くの皆様にお世話になりました。心より御礼申し上げます。明日は朝一で、額の大きな融資の実行があり登記申請をしなければなりません。不動産登記も商業法人の登記も通常はオンラインで申請して、添付書類は郵送するという「半ライン申請」です。したがって、全国どこの法務局でも対応できます。しかし、法務局も役所なので12月29日から1月3日まではお休みです。つまり、明日添付書類を郵送しても12月29日に法務局で受け取ってもらえないことになり、1月4日まで郵便局で保管されることになります。申請書類には登録免許税(登記をするときにかかる税金)が収入印紙で貼付してあります。いくら書留とはいえ、数百万円の印紙が貼られた書類を、郵便局に預かってもらうというのは不安になります。ということで、明日は申請をしたら1時間ほど離れた法務局まで提出をしに行く予定です。他の事務所では登録免許税を立て替えて申請するところもあるようですが、当事務所では登記費用を頂いてその中から登録免許税分の印紙を購入します。それ以前に、私には、数百万円の立替ができるほど持ち合わせがありません。登記申請⇒登記費用の振り込み⇒印紙の購入⇒法務局に提出という流れです。明日はこれで仕事納めになる予定です。当事務所の営業は、年内は28日まで、年明けは6日から通常営業です。28日は大掃除のため、午前中までの対応となります。来年も皆様良い年になるようお祈り申しあげます。来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申しあげます。「ありがとうございました。」(うちのオカメインコのピピちゃんです。クリスマスで1歳になりました。)今年も最後までおつきあいありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。
福岡の春日市は今日は少し気温が高くなり過ごしやすくなるようです。今年は過ごしやすい日が続いていましたが、気がつけばもう師走を迎えてしまいました。新型コロナウィルスの感染者も増加傾向にあります。くれぐれもお体にはお気を付け下さい。司法書士Oです。先日、熊本に行ってきました。SAKURA MACHI Kumamoto-サクラマチクマモト前で防災関連の催しが行われていました。今回は、父の退職記念に「塩胡椒」という唐人町にあるフランス料理の店でランチをするために来ました。そのお店のシェフは私が学生の頃に、夕方のテレビ番組で料理のコーナーを担当されていたので、バイト代を貯めて1回だけクリスマスのディナーを食べに行ったことがあります。生まれて初めてオマール海老を食べて感動したことを覚えています。福岡に戻ってきてからはランチで数回お世話になっています。ディナーは学生時代の1回だけです。いつも熊本に行く予定を決めて、せっかくだから「塩胡椒」にいこうかと予約の電話をいれるのですが、すでに予約が埋まってしまっていることが多いです。ランチの「子羊の網焼き」は絶品です。付け合わせのじゃがいもも本当に美味しいです。娘の大のお気に入りです。父は、国鉄に入社以来、56年あまり技術者として働きました。新幹線が専門だったので、門司、東北、博多、大阪、北陸などで働き、最後は長崎新幹線でした。私が中学生になってからは、単身赴任で働いていたので、大変だったと思います。長い間お疲れ様でした。「塩胡椒」のランチには、とても喜んでくれました。私の母校の記念館に行ったり、水前寺公園に行ったりして、久しぶりにのんびりした週末を過ごすことができました。どのご家庭でも同じでしょうが、私のところも、小学校・中学校・高校・大学、社会人になってからと親子の間でいろいろなことがありました。辛い時期や大変な時期もありましたが、今では感謝の方が大きいような気がします。もう今年も残すところあと20日あまりです。良い年を迎えられるよう、悔いのない毎日を送りたいと思います。来年も良い年になりますように!本日も最後までありがとうございます。
福岡県春日市でも木々が紅葉し始め、いよいよ秋の深まりを感じる季節となりました。昨日は行政書士試験の本試験の日だったようです。受験された方はお疲れ様でした。司法書士Oです。またもや新型コロナウィルスが広がりつつあるようで、年末年始が不安になります。私も明日4回目のワクチンの接種を予約しています。いままではこれと言った副反応もなかったので、今回は平日に接種してみるところです。副反応は人それぞれのようで、熱がでたり、倦怠感がひどい人もいるようです。皆様はいかがでしょうか?当事務所の「第3回まちゼミ」は、先週の土曜日までで、ご予約を頂いた方のご相談が終了致しました。ご参加下さった皆様、ありがとうございました。先日、お客様と靴の話になり、その方の靴は20万円ほどするそうです。私は「破れていなければ大丈夫です。」と答えていたのですが、自宅に帰ってみると・・・。破れてました・・・週末は、靴を新調するために「リーガル」に行ってきました。靴へのこだわりはそれほどないので、リーガルなら安心かなということで、いつもリーガルです。「きちんとお手入れをすれば長く履けます。」といつも店員の方に言われるのですが、なんせそれほどの数の靴を持っているわけでもなく、連続で履いていたり、自転車に乗ったりするのでそれほど長くは持ちません。しかし、「足元をみられ」ないように少しは気をつけてお手入れをしないといけないと思いました。『生まれが9割の世界をどう生きるか』安藤寿康 SB新書昨日、読了しました。以前、『教育格差』(松岡亮二著・ちくま新書)についても触れたことがありました。現在は、教育に携わることはほとんどありませんが、ライフワークとして教育については考えるようにしています。感想についてはまた後日ということで。今日も最後までありがとうございました。
最近は朝晩は寒い日が続いています。風邪などひかないようにご注意下さい。司法書士Oです。今年も当事務所の「まちゼミ」の全ての枠が埋まりました。ありがとうございました。私は、ここのところ、事務所がそこそこ忙しい上に、「まちゼミ」や司法書士会の活動もあるので若干疲れ気味です。しかし、私以外の司法書士の中には、「生活困窮者支援」、「セクシャル・マイノリティー支援」、「ギャンブル、アルコール依存症対策支援」など、さまざま支援活動を行っている方が多くいらっしゃいます。いわゆる「プロボノ活動」というものです。プロボノとはラテン語の「pro bono publico(公共善のために)」という意味らしいです。各分野の専門家が職業上持っている知識やスキルを無償で提供して社会貢献をするボランティアのことです。2000年には東京第一弁護士会が、公益活動を行うことを義務化したり、アメリカでは弁護士が年間50時間のプロボノ活動を行うことを推奨しています。私が今の状況で、疲れたなどと言ってはいられません。私の尊敬するある司法書士は、「『司法書士』は法律専門家として主権者たる国民の皆様からお預かりしている国家資格である」と言われていました。『司法書士』という資格がなければできない業務については当然であり、『司法書士』という資格を預かっている以上、『国民の皆様』のために働かなければならないということでしょう。その司法書士は、家に帰ってからもお酒を飲んでのんびりしているような司法書士はダメで、その時間は自己研鑽をするために使いなさいとも言われていました。私は、どちらかと言えば「ダメな司法書士」の部類に入ってしまうので、返す言葉もありませんでした。私にできるほんのわずかな「プロボノ活動」の一つとして、「春日まちゼミ」への参加をしています。毎年平日と休日をあわせて、1回90分を4枠設定していますが、基本的にお申し込みはお断りしませんので、数倍のご相談を受けています。(大変心苦しいですが、今年は申込は締め切りました)noblesse oblige(ノブレスオブリージュ)という言葉をご存知でしょうか?「財産や権力、社会的地位を保持するためには義務が伴う。」ということです。これは、ヨーロッパやイギリスでは古くからの道徳観として浸透しています。残念ながら、日本にはまだこの観念が定着していません。これは、様々な方が主張されているように、日本で「自己責任論」が蔓延る原因にもなっているのだと思います。「公共」の意識が低く、「共同体の一員として、どのように振る舞わなければならないか」という考えに至らないということだと思います。予備校の講師をしているときから思っていることですが、先生と呼ばれる仕事(お〇者さん、〇校、〇議など・・・)をされている方の中には、高圧的な話し方をされる方が時々いらっしゃいます。そのような方は、自分の社会的身分は自分でつかみ取ったものであり、自分より社会的な身分の人々を見下す生き方をされているのだと思います。ノブレスオブリージュとは真逆の生き方だと思います。自分自身にできることは、それほど多くなく、また大したこともできませんが、少しでも地域の方々のお役に立ちたいと改めて思いました。本日も最後までおつきあいありがとうございます。
朝晩はだいぶ涼しくなってきて、少し寂しさを感じる季節になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?司法書士Oです。9月もなにかと事務所がバタバタしており、前回の更新から1か月以上経ってしまいました。先月の30日から「第3回春日まちゼミ」の受付が始まっております。相続や家族信託、会社の登記など身近なお困り事のご相談を受け付けております。今年も既にお申し込みをいただいており、「残り2枠です」「残り1枠です」10月22日(土)10:00~11:3011月2日(水) 17:30~19:00ご希望の方はお早めにご連絡ください。昨年はコロナの影響で行くことのできなかった、恒例の沖縄家族旅行に行ってきました。9月の3連休でしたので、今年最後のシュノーケリングを楽しめました。娘が釣りが好きなので、当初は半日貸し切りの船で少し大きめの魚を釣りに行く予定だったのですが、この日はうねりがあり、出航できなかったためシュノーケリングのツアーに参加しました。夏場は九州のあちこちでシュノーケリングをしていますが、やはり沖縄の海の方がいろいろな魚たちに出会えて楽しいと思います。もう少し財布に余裕ができたら、沖縄本島以外でも潜ってみたいとは思いますが・・・那覇の「ジャッキーステーキハウス」です。いつもの「 ニューヨークL 」250グラムで、パンまたはライスとスープ、サラダがついて2300円。娘が撮った写真なのでねじれていますが、「ミディアムレア」で注文すると上面はまだ赤いので運ばれたと同時にひっくり返してちょうど良い焼き加減にして食べます。就職の面接で初めて沖縄に行ったときに、面接にきた学生全員に社長がごちそうしてくれました。その時以来、何度も食べていますが、福岡に戻ってきてから10年近く行けていませんでした。最近はテレビや雑誌で取り上げられることが多く、この日も1時間半待ちでした。木曜日の仕事が終わってから飛行機で沖縄に行き、2泊3日の慌ただしい家族旅行でした。娘も、もう小学6年生・・・。来年は家族旅行にいけるでしょうか?楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。思い出を胸にまた1年間頑張ります。今年も残すところ3か月を切りました。気合いを入れ直して良い年を迎えましょう。今日も最後までありがとうございます。
ここのところ朝夕は秋の兆しを感じる福岡春日市です。司法書士Oです。今日も昼間は35度くらいまで上がる予想ですが、皆様体調などはお変わりないでしょうか?先週の金曜日は3年ぶりに春日市商工会の交流会が開催されました。3年前までは毎年行われていて数百名の春日市商工会の事業者の方が集まっていました。今年は、やはり新型コロナウィルスの影響で人数は少なめだったような気がします。司法書士としては、ほぼ毎日どなたかとお会いしますが、仕事上の話がメインであるためそれほど親しくなることはありません。オンラインが日常的になってきていますが、やはり、仕事をはなれた場面で実際に対面で話をすると、人間らしくコミュニケーションすることができます。コミュニケーションといえば、今年も第3回春日まちゼミに参加します!今や47都道府県の425地域で開催されている「まちゼミ」とは「得する街のゼミナール」略して「まちぜみ」。愛知県岡崎市発祥で現在は全国各地で開催されている、「お客様」、「お店」、「地域」“三方よし”の商店街活性化事業です。お店の人が講師となって、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみなどを受講者(お客様)に無料で教えてくれる少人数制のミニ講座です。今年も私、司法書士Oが担当いたします。司法書士の専門的な知識といえば、相続や遺言や家族信託だろうということで、この内容のご相談を受け付けています。昨年は、4組様限定で募集をしたところ、10組を超えるお申し込みがあり、最終的には12回の相談をお受けしました。1回が90分ですので、単純計算しても、18時間・・・。事前の準備や90分を超える方がいらしたり、後片付けを含めるとそれ以上になります。さらに、「まちゼミ」に参加するためには、広告費の支払いと研修の参加が必要です。ですが、司法書士として、少しでも地域の皆様に恩返しができたり、「司法書士」の名前を知ってもらえればと思って参加しています。日頃、疑問に感じていることや、お悩みのことがあればなんでもご相談ください。これから、市報と一緒に皆様のお手元にまちゼミの案内が届くと思います。様々な事業者が参加しますので、ぜひご参加下さい!今年も「まちゼミ」をよろしくお願いします。今日も最後までありがとうございます!
暑い日が続いていますが、お変わりありませんでしょうか?春日市の司法書士Oです。7月に予定されていた地区のお祭りや、自衛隊のお祭りも中止になり、なんとも寂しい夏休みになっています。当事務所のお盆休みは、明日11日から15日の月曜日までです。今年は土曜日と日曜日に重なっているため、実質2日間のお休みです。皆様はいかがでしょうか?ところで、この夏もコロナの影響であまり人が集まるところには行きたくなかったので、家族でSUPを始めてみました。きっかけは、事務所のお客さんがSUPをやっているということを聞いたからでした。SUPは漕ぐだけではなく、沖に出て釣りをすることもできるということでした。SUPとは、Stand Up Paddleboard の略で、サーフボードのようなものの上に立って、オールのようなもので漕ぐというものです。海水浴場にいくと波打ち際は多くのお客さんがいますが、少し沖側にいくとほとんど人はいません。人数は少ないですが、沖側でSUPに乗っている人をみかけます。SUPを教えてくれたお客さんは、「SUPに乗っていれば水につからなくてよい」と言っていましたが・・・まだ始めたばかりで、立ったときには足がプルプルしてしまい、漕いでいると・・・勢いよく落水!なんてことが度々あります。周りの人の目線が気になります。そのときには家族も知らん顔をしています。そんなことにはめげずにこれからも練習します。その日、はじめてクラゲに刺されました。写真ではどの部分かは分かりにくいですが、腕です。調子に乗って泳いでいたら、「ビリビリ」と電気の走るような痛みがありました。刺された当日はそうでもなかったのですが、次の日からひどい痒みが続いています。皆様もどうぞお気を付け下さい。今日も最後までありがとうございます。
今日も猛烈な暑さの福岡・春日市です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?暑中お見舞い申し上げます。司法書士Oです。福岡には大した影響はなかったものの、台風が通過したためいつものようには海に遊びに行くこともできず、日用品の買い物で週末は終わってしまいました。ここ最近、政治家と宗教の話や、憲法改正の話題が多く取り上げられているので、「憲法」についての記事を書きたいと思っていろいろと考えています。今年は「憲法」施行75年です。重たい内容なので、前もってお断りをしておきます。私自身は、「改憲論者」でも「護憲論者」でもありません。また、特定の政党に対する支持や宗教に関する信条も、とりたててありません。ただ、法律に携わるものとして世の中の「憲法」に対する理解が深まることを期待してこのブログの記事を書いている次第です。「憲法」は小学6年生と中学3年生で一応学校でも学ぶのですが、「憲法」の定めていることをならうだけです。また、大学の法学部でも「憲法」は全員が詳しく学ばなければならないものではありません。「司法試験」を受ける場合には当然必須です。「公務員試験」では「憲法」が必須になっているものがあったり、記述で解答しなければならず深い理解が求められるもあります。「公務員」には憲法第99条で「憲法尊重擁護義務」が課されています。今回はこの条文から憲法について考えてみたいと思います。憲法第99条天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。そもそも、「憲法(近代立憲主義憲法)」とは、個人の権利・自由を確保するために国家権力を制限することを目的とします。『憲法 芦辺信喜(岩波書店)』つまり、憲法制定権力の保持者は「国民」なのです。まさに、立憲主義を定めているのがこの第99条です。「憲法」で定められている国民の義務は、①子女に教育を受けさせる義務②勤労の義務③納税の義務の3つのみです。12条の人権保持義務は抽象的な義務なので除きます。①は「教育を受ける権利」を支えるための義務、②は「働ける人は働いて自ら生計をたてて下さい」という意味で、働かない人を強制労働させるという意味ではなく、③は「納税」してもらわないと「国の仕組み」を動かすお金がないので、これは国民が負担しましょうということです。「国民」が憲法を定めるので、国民が果たさなければならない「義務」を定めるということは基本的にあり得ません。「公務員」は憲法に定められた権力を行使するので、憲法に従って行動しなければならないというのが、「憲法尊重擁護義務」です。簡単に言えば、「国民に対し、権力を行使していい範囲は憲法で定めた範囲内でお願いします。」ということを定めているものです。ここで、この条文について、ある党の「憲法改正草案」の対応する条文をみてみると、○条 全て国民はこの憲法を尊重しなければならない 2 国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、 この憲法を擁護する義務を負う第2項もおかしいですが、第1項は本末転倒としか言い様のない条文です。「国民」である「私」が、憲法を変えた方が良いと思えば、自分の考えに賛成してくれる「国民」に協力を求めて「国会」で「憲法改正の発議」をしてもらうように行動するだけです。繰り返しますが、憲法を定めるのは「国民」であって、時の権力者ではありません。わざわざ自分の首を絞めるような憲法を定めるようなことはしない方がよいと、私は思います。弁護士会をはじめ、さまざまな組織や個人が「憲法改正」について同様の声をあげています。しかし、その声は多くの「国民」には届いていないと思います。なぜなら、小学校・中学校で学んだ知識では、自らが「憲法」を制定するものであるということに「気付けない」からです。「気付いていないもの」について考えたり、行動したりすることは不可能です。他の法律等の場合は、各政党の主張する案の中から自分が納得できるものを選べば良いのですが、「憲法」はその反対の目線で考えなければならないという点を重要視しなければなりません。法律等は、「憲法」の範囲内でつくられるものです。逆に言えば、「憲法」が許す範囲で法律等をつくることができます。これは、第98条に定められています。第98条この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。(第2項 省略)「国民」は、作られた法律等を守らなければなりません。罰則があれば罰を受けることになります。実は、この第98条・第99条はその前の第97条と併せて「第十章 最高法規」の章にあります。第十章 最高法規第97条この憲法が日本国民に保証する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。なぜか、その党の改正草案では、97条が削除されています。憲法は基本的人権を永久の権利として保障しないということでしょうか?この党の憲法改正草案なるものは、果たして「国民」の望むことを叶えるものでしょうか?これから、「憲法改正論議」がますます活発になるものと思われます。「憲法」について少しでも関心をもって頂けた方は、「第9条」、「緊急事態条項」、他の改正についてもご検討いただけると幸いです。近いうちに憲法改正の「国民投票」があるかもしれません。勢いだけで憲法が改正され、現在及び将来の「国民」の「権利」が制限されることになってしまっては元も子もありません。一人でも多くの方が「憲法改正」について熟慮して頂いたうえで、今後の行動に反映してくださることを心から望みます。今日は、重たい内容でしたが、最後までおつきあい頂きありがとうございます。
梅雨に戻ったような雨が降りましたね。福岡の春日市でもかなりの量の雨が降りました。まだ今後も雨が降るところもあるようなので、身の安全には十分気をつけてください。司法書士Oです。先週末は土曜日はまだ天気が良かったので海に行く予定にしていたのですが、娘が喉が痛く風邪のような症状だったので、念のために小児科で抗原検査を受けました。結果は陰性で、ただの風邪ということで一安心しました。とはいえ、三連休は海に行くことは出来なくなったので、どこに行こうか迷いましたが、本来は今年の土用の丑の日は23日だけれども一週間早めでも悪くはないだろうということで、久留米の「富松うなぎや」の本店に行ってきました。朝11時からと聞いていたので10時30分に着くように行ったら、その日は10時開店だったようで待ち時間が約2時間・・・。100台程度の駐車場があるようですが、持ち帰りのお客様も多く車を停めるのも大変でした。並んでまで食べるのが嫌いな私は不機嫌になりそうになりながらも、1年に1度のことだから我慢して待つことにしました。店の前で待っている間も、次から次へと車が入ってきて、途中からは駐車場の入り口で待つことも出来ずにそのまま引き返す車も多くありました。12時過ぎになり、やっと席に座ることができ、私と妻は鰻重で、娘はセイロ蒸しを注文しました。福岡市内のうなぎ屋さんと比べると値段は手頃だと思います。予約が出来ないので並ぶ覚悟で行くのであれば満足できる味だと思います。ちなみに、ここの「うなぎの塩焼き」は特に美味しいです。うなぎの値段も高騰していて以前ほど気軽に食べることが出来なくなったような気がします。久しぶりに食べたせいかとても美味しく感じました。これでこの夏も何とか乗り切れそうです。1920年代のイギリスのアンティークの「シュガーポットとクリーマー」です。よく行っている輸入家具の店で購入しました。純銀ではなくプレート(銀メッキ)なのでそれほど高くはないのですが、売り場にあるときは手入れがされておらずほぼ真っ黒の状態でした。妻が、私が磨くのなら買ってもいいと言ってくれたので2時間半磨き続けてピカピカにしました。妻は珈琲をあまり飲まないので、週末の朝食はトーストやスコーンを焼いて紅茶を飲むことが多いです。それほどのこだわりはないのですが、ちょっとだけ優雅な気持ちになることができるような気がします。いつも家族全員寝間着のままですが・・・。今日も最後までおつきあいありがとうございます。これからますます暑くなりますので、 くれぐれもご自愛ください。
6月中に梅雨明けを迎えて、今日も真夏のような青空が広がっている福岡の春日市です。まだ暑さに慣れていない時期なので、くれぐれも体調管理にはご注意下さい。司法書士Oです。連日、熱中症のニュースが報道されています。こまめな水分補給に注意しなければなりません。今週の日曜日(7月3日)は、年に1度の司法書士試験の日です。毎年7月の第1日曜日と決まっているので、例年なら梅雨の真っ只中です。私は、試験の時には車が混むと困るのでいつも原付で試験会場に向かっていました。合格した年は雨は降っていませんでしたが、雨が降った年の方が多かった記憶があります。今年も合格者数は全国で600名程度になると思います。以前は全ての都道府県で試験が行われていましたが、現在は15箇所でしか受験できません。九州では福岡県福岡市と沖縄県那覇市でしか受験できないので、7月3日には九州中の司法書士受験生たちが集まります。実力以上の力を出すことはできませんが、実力を完全に発揮出来るかどうかが合否を分けます。試験が終了する最後の1分1秒まで必死に向き合ってください。「運も実力のうち」です。受験生の皆さんのご健闘をお祈りします。ところで、今年の8月3日に司法書士が誕生してから150周年を迎えます。例年は8月の1か月間のみですが、今年は、7月19日から「相続・遺言推進月間」として、相続・遺言に関するご相談を初回無料で承ります。相続や遺言で少しでも気にかかっていることがあれば、この機会に、お近くの司法書士にご相談ください。本日も最後までおつきあい頂き、ありがとうございます。
今日も快晴で心地よい天気が続いている福岡・春日です。しかし、次第に天気は下り坂のようです。司法書士Oです。今日は、福岡県司法書士会の夜間電話相談の担当で、8時まで事務所にいなければなりません。総合相談センター、夜間電話相談のページ不動産登記、商業登記、遺言、相続、借金などなど、様々な方からの相談を承っています。平日の午後6時~8時まで、司法書士2名体制で受け付けているのですが、一日で一人あたり5,6件の相談を受けています。相談はもちろん無料です。私の場合、その場で解決する問題はほとんど無いのですが、今後どのようにすればよいかという道筋を探すお手伝いはできているのかなと思います。夜間電話相談で、自分の仕事につながったことは一度もありません。相談者様が私の事務所の近くにお住まいであれば、事務所に相談に来て頂いて仕事につながることがあるかもしれませんが、福岡県全体の相談を2名で受けていますのでそれほど都合よく事務所の近くの方の相談はありません。相談内容によっては、司法書士が解決出来る内容であれば、近くの司法書士会の相談センターで司法書士を紹介してもらえます。なにかお悩みのことがありましたら、是非福岡県の「総合相談センターの夜間電話相談」にお電話ください。ところで、博多区に「ららぽーと福岡」がオープンしました。先月、妹のところの子どもの1歳の誕生日があったのでプレゼントを探しに行ってきました。まだオープンしたての頃でしたので、駐車場は混み合うので家族3人で自転車でいきました。博多区とはいっても、春日市のすぐ隣なので自転車でも20分程度です。朝一番で到着したので無料の駐輪場にとめることが出来ました。あまり混み合う時間まで滞在するのもよくないと思ったので、その日は足早に用事を済ませました。落ち着いた頃に、もう一度足を運んでみたいと思います。その日、気になる看板を見つけてしまいました。娘達が買い物をしている間に、ふと目にとまった看板です。「う~ん。なにかおかしい・・・。」戻ってきた妻に、「何かおかしくない?」「そうかね~?」「あっ・・・!」「favolite」「favorite」の間違いじゃない?家にもどっても、どうしても気になってしまったので、店舗に電話してしまいました。すると「本部から送ってきたものなので、本部に確認してみます。」とのことでした。その後、妻がららぽーとに行く機会があるというので、確認してくるようにお願いしたところ・・・修正されていました。「めでたし、めでたし。」妻からの冷たい視線を感じながら心の中で思いました。今日も最後までありがとうございます。
福岡の春日市は、先週とはうってかわってヒンヤリとした空気に包まれている月曜日となっています。気温の変化が激しいので皆様体調には十分お気を付け下さい。司法書士Oです。事務所はあいかわらず、バタバタとしていますが、日曜日は妻の誕生日をすることになったので、私が料理を作ることになりました。午前中は、妻と娘は地区のイベントに参加するため、私一人で準備を始めました。旬は終わりかけていますが、真鯛を一匹買っていましたので、メインの一つは「真鯛のポワレ」に決まっています。和食を作ることが多いのですが、以前真鯛が安かった時に、料理の練習として娘に焼かせたのですが、その時に評判がよかったので誕生日メニューに採用しました。さて、これだけでは誕生日会の雰囲気にはならないので、もう一品をどうしようか迷いました。パスタにするか、肉を焼くか・・・?どちらにしても、普段とあまりかわらないメニューになってしまいます。そうだ、「牛タンの塊」が冷凍してある!普段の食事は、いつも妻が作ってくれています。結婚した当初は、「???」というものもありましたが、今では私や娘の好みに合わせて上手に料理をしてくれています。「感謝」です。いつもありがとうございます。私は、食べることが好きなので、昔から料理をすることが好きです。料理をするときには、できあがりの順番や時間を考えて、それぞれの下処理や下準備の段取りを考えます。どんなに仕事が忙しいときでも、料理を作っていると集中できるので、他のことを考えずに没頭でき、リフレッシュになります。魚や野菜などは、すぐに調理しなければなりませんので、買い物に行って珍しい食材を見つけたときはその日に料理をします。しかし、肉は冷凍しておくこともできるので、珍しい食材があると、つい買ってしまいます。例えば、鴨、猪、ハチノス(牛の第二胃)、天草大王(熊本の地鶏)、牛モモの塊・・・などなどです。ハチノスは、いつも行く近くのイタリアンのお店で「トリッパの煮込み」がとてもおいしいので、自分でもやってみようと思って、熊本に行ったときに冷凍のものを見つけて料理したことがあります。これは、下ゆでや皮をむくのに大変な労力がかかり、しかも、最初に煮たときには強烈なニオイがするので本当に困りました。できあがりは、まぁまぁでしたが、これは二度とつくらないだろうと思いました。今回は、先月近所の肉屋さんに行ったときに、牛タンの塊があったので購入(たしか、2000円くらい)し、冷凍庫にいれていました。タンシチューは、今までに数回食べたことがあるのですが、どれも「本当に美味しい」とは言えず、毎回がっかりしていました。そこで、先月は「牛タンの塊」を見つけたときに、自分で作ったらどうなるか試してみようと思って買ったものです。朝から一人で買い出しに行くのは面倒なので、昨日は「タンシチュー」を作ることにしました。有り難いことに、今ではインターネットやYOUTUBEでプロの方々が調理方法を公開してくださっているのでそれを参考に料理を開始しました。まずは、セロリやクローブ、黒こしょう、ローリエ等の香味野菜や香辛料で、下ゆでをします。朝8時からゆで始めて、金串がすっと刺さるようになるまでにかかった時間は・・・3時間。このまま、常温になるまで煮汁の中で冷まします。その間に、味の下になる香味野菜(セロリ、ニンニク、タマネギ、にんじん)を細かく切って炒めます。その時間は、約1時間。また、「真鯛のポワレ」用の真鯛を三枚おろしにして、小骨を抜いて食べやすい大きさに切っておきます。そうこうしている間に、牛タンが常温になったので、食べやすい大きさに切り分け、バターでソテーします。この炒めた野菜と牛タンを鍋に戻し、赤ワインとスープを入れて煮ます。この時間は2時間。この間に、シチューの具材用のジャガイモとニンジン、マッシュルームを準備します。そして、先程準備した「真鯛の切り身」に下味を付けるのと、余計な水分を抜くために軽く塩をして冷蔵庫にもどしておきます。妻と娘は一度昼ご飯に戻ってきたものの、今度はケーキを買うといって出かけています。シチューの仕上げ用の生クリームとフランスパンも買ってきてもらうように頼みました。シチューの鍋に、デミグラスソースなどとジャガイモ、マッシュルームを入れて、また煮込みます。・・・2時間。ここまでである程度の準備はできているので、妻と娘が風呂に入っている間に、付け合わせの野菜を準備して、食卓に皿を並べておきます。夕方の6時半くらいから娘と鯛を焼き、ソースを作ってみんなで盛りつけをしました。完成。。。11時間かかってできた料理は、2品・・・・。二人とも喜んで食べてくれました。やはり、美味しいものには、時間と手間がかかるものです。ずっとキッチンに立ち続けて、足がつかれました。さて、次は何に挑戦しましょうか?今日も最後までありがとうございます。
今回のゴールデンウィークは九州では珍しく晴天が続きました。また、実に3年ぶりとなる規制のないゴールデンウィークとなりました。司法書士Oです。当事務所は、ここのところなぜか忙しく、今週は土曜日も日曜日も事務所に出ていました。福岡の春日市も昨日今日とかなりの暑さになっております。クーラーをいれようか、我慢しようか?というような感じです。皆様はゴールデンウィークはどのように過ごされましたでしょうか?なるべく人混みを避け、家族だけで過ごすようにするために、今回は宮崎の椎葉村にキャンプに行ってきました。今年の初めに新たに家族に加わったオカメインコの「ピピちゃん」を初めて旅行に連れて行くために、ペット同伴ができるコテージを探して空室があるのがここだけだったためあまり下調べもせずに予約をしてしまいました。これは、我が家にお迎えした当時の写真です。私はアパートかマンションでしか暮らしたことがないので、ペットを飼うといっても熱帯魚程度しか飼ったことはありませんでした。娘がどうしても魚以外のペットを飼いたいというので、うちのマンションでも飼えるペットを規約を読んで探したところ、「小鳥」なら飼ってもよいということでした。文鳥、九官鳥、インコ、オウム・・・。家族でいろいろと話していると、文鳥やセキセイインコくらいならばそれほど高くないけれども、九官鳥やオウムになると何十万円もするものも多いことを知りました。なにせ初めて飼う小鳥、お世話の仕方も全く分かりません。私は、娘と妻が世話をするなら何を飼ってもいいと伝えました。今年初めの頃の週末に、オカメインコのブリーダーの所に行ってくると二人で出かけ、その帰りには「ピピちゃん」を連れて帰ってきていました。まだ飛べない雛には、離乳食のような「挿し餌」というものを小さなスプーンのようなもので与えます。我が家にお迎えしたばかりの「ピピちゃん」は、お腹がすくと「ジャー、ジャー、ジャー・・・・」とかなりの大声で鳴いていました。この鳴き声は、雛の時にしかしないそうです。そんなピピちゃんも今では、まだまだ子どもですが、自由に飛べるようになり、放鳥してあげると部屋の中を飛び回っています。私は、ピピちゃんのお世話は全くしないのですが、とてもよくなついてくれて、私がリビングにいくと頭の上に飛んで来てくれます。私達がピピちゃんのケージからはなれると「ピー、ピー、ピー」とこれまた大きな声で鳴きます。呼び鳴きというらしいのですが、マンションなので近所迷惑にならないか心配しているところです。今後の成長を楽しみにしています。ちなみに、高千穂峡にもいってきました。今日は、これから福岡簡易裁判所で口頭弁論がありますので、いまから出かけます。つづきはまた今度ということで・・・。今日も最後までありがとうございます。オカメインコを飼っている方、是非呼び鳴きの対処法についてコメントをお願いします。
福岡の春日市では明日入学式です。桜も終わりに近づき、新年度が本格的にスタートしました。司法書士Oです。明るい気持ちで仕事に向き合いたいところですが、新型コロナウィルスでも気持ちが疲れているところに、ウクライナ関連のニュースが重なっているので、毎日気持ちが重たくなります。ニュースでは、「ロシアの国際法違反」という言葉をよく耳にしますが、実は「国際法」という法律はありません。「国際法」とは、「条約」と「国際慣習法」によって成り立っています。条約のように文字で表記される成文法と、慣習によって成立し文字で表記されていない不文法があります。具体的には、「国連憲章第2条第4項」違反が考えられます。 4 すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。 平時に適用される国際法に対して、戦時に適用される国際法を戦時国際法と言いますが、戦争にもルールがあります。例えば、「拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約(拷問等禁止条約)、集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約(ジェノサイド条約)等があり、ロシアもウクライナも締約国になっています。また、戦闘員と民間人を区別する必要があり、無差別な攻撃をしてはならず、無抵抗の場合は敵兵であっても攻撃してはならないことになっており、略奪等も当然禁止されています。ウクライナではロシアが、これらの条約等に違反していることは明白です。しかし、この戦争を始めたプーチン大統領を処罰することは容易ではありません。むしろ不可能に近いと言ってもいいかもしれません。ある一国において犯罪を犯したもの、日本で言えば「刑法」に規定する構成要件に該当し、違法で有責な行為を行った場合には、「刑事訴訟法」に基づき訴追され、刑罰をうけることになります。人類はこれまで経験を積み重ねて、「平和」を守るための枠組みを作ってきました。その最たるものが「国際連合」です。その安全保障理事会の常任理事国にロシアが入っている以上「国際連合」としてロシアに対抗するための軍を派遣することは出来ません。そもそも、「核保有国」であるロシアに対しては、いかなる軍隊であろうとも深刻な打撃を与えるような攻撃はできません。つまり、現状では、ロシアを止める手立てはありません。ウクライナの惨状についても、ここから更に被害が大きくなることが想定されていても救う方法はありません。法的な枠組みで処理できない問題については、政治的に解決するしかありません。ウクライナに再び「平和」が訪れることはあるのでしょうか?平和を願う世界中の人々の声が、世界のリーダーに届くように、小さな声でもあげていくことが必要なのではないでしょうか。普段は政治に関心の無い私ですが、ウクライナの人々のために出来ることを少しでもしていきたいと思います。今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
大変ご無沙汰いたしました。司法書士Oです。1月はある程度余裕があったのですが、2月と3月は珍しく目の回るような忙しさでした。福岡県でも先日公立高校の合格発表があり、大学入試も国公立後期の発表が行われたようです。合格された皆さん、おめでとうございます。ところで、合格といえば「サクラサク」を思い出しますが、若い方にはなんのことか分からないかもしれません。ずいぶん前は、合格したときに「サクラサク」と電報をうったそうです。三連休で長崎に行ってきました。爆心地公園の桜が咲き始めていました。1945年8月9日、この中心地碑の上空500メートルで原子爆弾が爆発し、7万人以上が死亡し、同じ数くらいの重軽傷者がでました。今回の旅行は、鎖国の頃の長崎の歴史と、潜伏キリシタンと原爆について娘と一緒に考えようと思い行ったものです。私の祖父は二人とも戦争に行き、命からがら日本に帰ってきていたのでよく戦争の話を聞きました。軍艦の話や戦車の話、銃でうたれた話など・・・。冷戦以降の西側諸国と東側諸国の対立が現在のウクライナで戦争という形で現れるとは思ってもみませんでした。国連にしても、NATOにしてもこの戦争を止める手立てがありません。世界各国の支援によって、今のところ首都キエフは陥落を免れています。しかし、長引けば長引くほど被害が大きくなるのは目に見えています。このまま長引けば、追い詰められたロシアは大量破壊兵器(核兵器を含む)を使用する可能性も高まります。日本では、広島・長崎で戦後75年以上たった今もなお、苦しみ続けている方々がいらっしゃいます。もう一度、日本の憲法の前文を読み直してみましょう。日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。憲法前文については様々な議論があることは承知しています。私は政治には疎いので、憲法を改正するかしないかということにはあまり興味がありません。安部総理大臣の集団的自衛権容認の閣議決定も、手続き的におかしいと思いますが集団的自衛権が認められているということになってしまいました。ちなみに「砂川事件」集団的自衛権の論拠にはなりません。政治家が政治をするのに何にも文句はありませんが、手続きは守ってもらいたいものだと思います。今のウクライナの状況を見た上で、憲法前文を読み直してみると、「この70年余りはなんだったのだろう?」という気持ちになります。この日本国憲法が作られた時代を真剣に考えて、これからの日本の進むべき道を考えなければならないと思います。ウクライナに一日も早い平和が訪れますように!
新型コロナウィルス(オミクロン株)の影響で、福岡にも今月27日からまん延防止等重点措置が適用されることが決まったようです。司法書士Oです。オミクロン株は重症化率は低いようですが、現在のような新規感染者数の増加を見ると不安な気持ちになります。自己の努力だけで感染を防ぐことが難しいことは重々承知していますが、大学受験や高校受験を控えている皆様はくれぐれもご用心下さい。さて、先日からの続きで、「あきらめない気持ち」についての経験をお話します。お恥ずかしい話、私は司法書士試験で何度も不合格を経験しています。今日は私の合格した年の話です。司法書士試験は、7月の第1日曜日の、午前2時間、午後3時間の試験1日で合否が決まります。この試験は合格ラインにたどり着くまでも大変ですが、合格ラインに達してから本番で合格するのも大変です。理由は合格率が3~4%なので本番で実力が発揮できないと不合格になってしまうからです。私は数年かけて資格試験予備校の模擬試験では合格判定がとれるようになっていました。この状態になってから3回目の受験で合格しました。年に数回模擬試験を受験していたのですが、合格ラインに達したくらいからは大半の問題は正解をすることができるようになっていて、難しい問題がでたとしても全体の正答率がさがるので答えられる範囲で答えておけばよいと思えるようになっていました。本試験当日。まだ梅雨は明けていませんでしたが朝から暑い日でした。試験を受け始めた頃は、妻に弁当を作ってもらっていましたが、いつの間にか「おにぎり2個」を持って行くようになっていました。何年も受験していると、同じ資格試験予備校で模擬試験を受けている人や、予備校は違っても毎年見かける人がいるようになります。「この人今年も受けてるんだ」と思っているのですが、相手もまたそう思っていたかもしれません。受験会場に行き、受験番号をみて教室をさがします。最初の頃は手が震えたり、動悸が収まらなかったこともありましたが、何度も受験しているうちにそんなことはなくなっていました。コーヒーを飲んで周りを見渡します。ほぼ受験者全員が着席しています。若い人もいれば、かなり高齢な方もいます。ぼーっとしている人、一生懸命参考書を見ている人など様々です。試験の説明が終わり、問題用紙とマークシートが配布され、「始めて下さい。」の合図で「さあ、今年はどんな問題かな?」とそれほどのプレッシャーもなく問題を解き始めました。最初は「憲法」の問題から始まります。「憲法」は得意な方なので、「まあ、こんなものかな?」という感じで解き初めました。すると、途中から・・・「見たことがない・・・」「区別がわからない・・・」「忘れた・・・」「知らない・・・」午前は全部で35問の問題があるのですが、答えに自信のない問題がいくつも出てきます。司法書士試験がいくら難しいといっても、誰も解けない問題が数多く出ることはありません。あっても1~2問です。しかし、考えても考えても全く手応えがありません。午前の試験中、私は「今年もダメか・・・。家に帰ってなんて説明しよう。明日事務所で聞かれたらなんて答えよう・・・。」と考えずにはいられませんでした。ここ最近の本試験の日は、午前の試験が終わると妻に電話をして、「結構解けたから、もしかしたら可能性があるかも・・・・」と言うのが習慣になっていました。しかし、その年は電話をする気も起きません。持ってきたおにぎりも食べたくありませんでした。「やばい・・・」という気持ちばかりで、試験会場の大学の中庭をウロウロしていました。数年前から見かける同じ資格試験予備校で模擬試験を受けていた人が、地べたにすわって暗そうな顔で電話をしています。「やっぱり難しかったのかな?」という気持ちもありましたが、「この出来では合格ラインには絶対いかないだろう」という気持ちの方が大きかったです。午後の試験は、不動産登記と商業登記の申請書を書く「記述」の試験も含めて3時間あります。司法書士試験には「基準点(足きり点)」があります。午前、午後、記述の3つのそれぞれに基準点があり、1つでも基準点を下回るとそれだけで不合格になります。私の感覚では、「午前の基準点を超える可能性はゼロ」でした。午前で足きりなら、午後は頑張っても無駄です。もう何年も受験していると心が慣れてきます。「来年頑張るしかないか・・・」「近くのコンビニでビールでも買ってこようかな?」「どこかで時間をつぶして帰るかな?」 そんな心の声が聞こえてきます。中庭をウロウロしている間にもう少しで午後の試験が始まる時間になりました。一応最後まで受けおくか。(試験を最後まで受けないと問題冊子を持って帰れないことにきづきました。問題冊子をもって帰らないと妻に問い詰められると困ります。)午後の3時間は最後の問題まで解き終えるのにギリギリの時間です。いつもの模擬試験のように淡々と解きました。午後の問題が簡単だったか、難しかったかは覚えていません。ただ、午後4時に試験が終わって、何も考えずに自宅にもどりました。自宅に帰る頃には、各資格試験予備校の午前の部の解答速報がでています。毎年、本試験から帰宅すると妻と一緒に午前の部の答え合わせをする習慣です。思っていたほどひどくはなかったものの、まぁダメだろうなというような点数でした。夜遅くなると午後の部の解答速報があります。こちらも「まぁまぁ」の出来でした。基準点はお盆前に発表されます。ここで3つすべての基準点を超えていない場合は、「また来年!」が確定します。結果は・・・「午前がギリギリでクリア」(この時点で信じられませんでした)全ての基準点を超えていたとしても、合計点で上位から600人程度しか合格できません。記述の試験があるので合計点は合格発表があるまで分かりません。合格発表の日・・・合格発表は平日の午後四時に法務省のホームページに受験番号が掲載されます。事務所で仕事をしている時間なので、毎年夕方にこっそり見ることにしていました。もう何年も自分の受験番号がないことは経験しているのであまり緊張することなくそのページを確認することができます。「・・・・あった・・・・」その時の気持ちは今でも忘れることはできません。合格発表のページをもう一度確認しなおします。試験の年度、受験地・・・・そのページをプリントアウトして、「受かってるみたいです・・・。」 受験番号を指す指が猛烈に震えていました。司法書士試験には一応二次試験のような「口述試験」というものがありますが、この試験は落とすための試験ではなく、法務局に受験しに行きさえすれば合格できます。いろいろありましたが、わたしは「合格できないだろうな」と思った年に合格することができました。あの日、午後の試験をあきらめて受験しなければ合格できませんでした。追い詰められると正常な判断ができなくなります。しかし、「自分を信じる信じない」は別にして、「なんとか最後までやりきってみましょう!」どんな試験も余裕をもって合格できるに越したことはありません。しかし、「どんなにギリギリで合格しても、 合格は合格です!」25年ほど予備校や学習塾で教えていますが、合格の仕方は人それぞれです。今回の「共通テスト」が難しかったのは事実でしょう。でも、今は気持ちを持ち直す時間は十分にあります。志望校を目指す気持ちをもう一度確認しましょう。あきらめたいという気持ちはいつも出てきますが、本当にあきらめてしまうと、あとは後悔しかありません。当ブログをお読み下さった方の合格を心から願っています。頑張って下さい。今日も最後までおつきあいありがとうございます。
福岡の春日市でも、一昨日は朝出勤するときに駐車場の車に行くと、フロントガラスが凍っていました。昨日は大寒でした。オミクロン株の影響でまた今後が不透明な状況になってきていますが、風邪などひかないようにご注意下さい。司法書士Oです。先週の土曜・日曜日で大学入学共通テストが行われました。ただでさえ、新型コロナウィルスの影響で不安が大きいところに、トンガの大噴火や東大前の死傷事件なども起きてしまい受験生の皆さんは大変な思いで受験されたこととおもいます。そこへきて、複数の科目で難化したためショックを受けている受験生が多いようです。受験生の皆さん、「試験は全てが終わるまで結果は分かりません!」これから私立大学の入試も本格化し、2月には国公立大学の二次試験があります。最後の試験の最後の1秒まで死にものぐるいでもがいて下さい。一番良くないのは、一つの試験の結果にとらわれてその後の試験で実力が発揮できないことです。実力以上の力が発揮できることはありませんが、気持ちの持ち方によって実力が発揮できないことが問題です。私事で大変恐縮ではありますが、2つの経験を紹介させて頂きたいと思います。今日は1つ目を・・・これは予備校で教えている頃によく生徒に話していた話です。私は、3人兄弟の1番上であり、妹二人も大学進学を希望していたため大学進学の条件は、「浪人禁止で、自宅から通える国公立大学」というものでした。文系で教員志望だったので、「K大学(旧帝大)」と「F教育大学」の2つしか選択肢がありませんでした。本格的に大学受験を意識して勉強を始めたのは高校2年生になってからでした。なぜかというと、福岡県の公立高校には学区というものがあり、住所のあるそれぞれの学区で公立高校を選択しなければなりません。中学校時代は特に一生懸命勉強したという記憶がなく志望校を決めなければいけない状況になったときにはトップ校の合格可能性が50%位しかありませんでした。高校についても「公立高校に進学しなければならない」という条件だったので、最終的に2番手の高校に進学しました。高校に入学して一番最初の試験で440人中の26番という好成績だったので、調子に乗っていたのだと思います。友人に誘われてバンド活動をしてみたり、天神に遊びに行ったりして過ごしていました。すると・・・、高校1年生の最後の期末テストの成績は、なんと、440人中の400番。担任の先生には「これ以上成績が下がると二度と上がってこれなくなるぞ!」と注意されたのを覚えています。ということで、高校2年生からはある程度頑張って受験勉強をはじめました。ここで、「本当は高校1年生から勉強すれば良かったんじゃないの?」とは言わないで下さい。2年生で始めたから真剣さが違ったのだと自分に言い聞かせているのですから・・・。その当時は、共通テストは、「センター試験」という名称で、私は8割程度の得点でした。この8割というのが微妙な得点で、これまた「K大学」の合格可能性は50%でした。旧帝大は二次試験に文系でも「数学」があります。二次試験の配点が大きいので挽回てきる可能性はありましたが、数学が苦手だった私は「F教育大学」を選んでしまいました。実は、センター試験で8割の得点があると、「F教育大学中学校英語専攻」の二次試験の得点も含めたボーダーラインに届いてしまうのです。つまり、二次試験は受験しに行きさえすれば合格できる大学を選んでしまったのです。予定どおり「F教育大学」に入学したものの、学習塾でのアルバイトばかりしていてあまり時間がなく、授業も期待していたほどではありませんでした。夏休み中にアルバイト先を自分が通っていた学習塾に変えると、そこではアルバイト仲間の先生が「K大学」の学生。学習塾の授業も自分の方が上手だと思っていましたし、学力についてもそれほど差があるとは思いませんでした。たまたま、その前にアルバイトをしていた学習塾を、「別の大学を受験するから実家の近くでアルバイトするから。」というでまかせの理由でやめていました。それを聞いた母親が、「まぁ、せっかくだからもう一度センター試験を受けてみたら?」と軽い感じで言ってくれました。センター試験の出願が確か9月中旬頃までで、ギリギリに出願しました。その後も大学に籍は置いたまま10月からセンター試験まで勉強をしました。予備校にはもともと通っていなかったので、模擬試験なども受けずに、問題集を中心に勉強して、学力は前の年と同じくらいにはなっていたと思います。2回目の「センター試験」本番・・・。私の1つ下の学年から数学は新課程になっていました。1997年の「センター試験」では数学が新課程用と旧課程用の2つの問題が用意されました。その結果、数学Ⅱ(B)の新課程と旧課程の平均点で20点以上の差がでました。また、その年は事前に素点の得点調整はしないと決められていたため1年浪人した人たちは平均で20点のマイナスを背負って受験しなければなりませんでした。特に私は数学が得意ではなかったため、いつもより20点以上低い得点になってしまいました。その前の年より低い得点になったので、当然「K大学」を受験することはかないませんでした。しかし、せっかく「センター試験」を受験したのだから、「K大学」の次のレベルの隣県の熊本大学を受験してみたらということになり、一応二次試験を受験しました。その当時はJRの職員の家族が安くで泊まれる旅館があったので、そこを予約してもらい、どうせ合格しても入学することのない記念受験のつもりでしたので、試験前日は旅館のご飯を食べながら、ビールを飲んで(当時の大学生は18歳で当然にお酒を飲むものでした。まぁ、時効ですね)、単語帳を見たくらいでした。3月上旬の土曜日が合格発表だったと思います。当時は合格発表は大学に見に行くか、電報で受験番号を送ってもらうかしかありませんでした。その日は塾のアルバイトの日だったので、一応気にしながら帰ってきて郵便受けの中の電報をあけると・・・なんと「合格」!入学することはできなくても、本当はその前の年に受験したかった大学(本来はその前の年に合格できたはずの大学)だったので、とてもうれしかったのを覚えています。合格を一応両親に伝えると、少し相談して、「生活費を自分で稼げるのだったら熊本に行ってもよい」と言われました。当然不安もありましたが、熊本に行くことに決めました。その当時の学習塾のアルバイトは1コマ2000円で、講習会などでは、朝から夕方まで20日くらい働くと30万円くらいもらえていました。結局学生時代は両親に頼りっぱなしでしたが、2度目の大学受験をしたことは私にとってものすごく大きな経験になりました。この経験がなければ、予備校で働くこともなく、司法書士になることもなかったでしょう。話を元に戻します。今回の「共通テスト」は難化したといっても、みんな同じ問題を解いています。自分の点数が下がれば、他の人の得点も同じくらいに下がるのです。得点が低かったことなど気にせずに予定通りに受験勉強をすすめてください。仮に自分が行きたい大学に入学できなかったとしても、精一杯努力をして入学した大学には価値があります。学歴もある程度は社会で役立つかもしれませんが、「大学受験」を通して本当に身につけられるのは「どんな困難にも立ち向かう力」です。楽をして、手を抜いて入学した大学には何の意味もありません。今、苦しんでいる受験生の皆さん、「堂々と、前を向いて精一杯の努力をしましょう!」精一杯努力した上での結果は、どんな結果であっても素晴らしいものです。このブログを読んでくださった受験生のご活躍を応援しています。今日も最後までありがとうございました。二つ目は来週投稿する予定です。