福岡春日の司法書士ブログ
福岡市・春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市近郊の方へ
当事務所のHPはブックマークからどうぞ。
  • 11Apr
    • ウクライナと国際法の画像

      ウクライナと国際法

      福岡の春日市では明日入学式です。桜も終わりに近づき、新年度が本格的にスタートしました。司法書士Oです。明るい気持ちで仕事に向き合いたいところですが、新型コロナウィルスでも気持ちが疲れているところに、ウクライナ関連のニュースが重なっているので、毎日気持ちが重たくなります。ニュースでは、「ロシアの国際法違反」という言葉をよく耳にしますが、実は「国際法」という法律はありません。「国際法」とは、「条約」と「国際慣習法」によって成り立っています。条約のように文字で表記される成文法と、慣習によって成立し文字で表記されていない不文法があります。具体的には、「国連憲章第2条第4項」違反が考えられます。 4 すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。 平時に適用される国際法に対して、戦時に適用される国際法を戦時国際法と言いますが、戦争にもルールがあります。例えば、「拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約(拷問等禁止条約)、集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約(ジェノサイド条約)等があり、ロシアもウクライナも締約国になっています。また、戦闘員と民間人を区別する必要があり、無差別な攻撃をしてはならず、無抵抗の場合は敵兵であっても攻撃してはならないことになっており、略奪等も当然禁止されています。ウクライナではロシアが、これらの条約等に違反していることは明白です。しかし、この戦争を始めたプーチン大統領を処罰することは容易ではありません。むしろ不可能に近いと言ってもいいかもしれません。ある一国において犯罪を犯したもの、日本で言えば「刑法」に規定する構成要件に該当し、違法で有責な行為を行った場合には、「刑事訴訟法」に基づき訴追され、刑罰をうけることになります。人類はこれまで経験を積み重ねて、「平和」を守るための枠組みを作ってきました。その最たるものが「国際連合」です。その安全保障理事会の常任理事国にロシアが入っている以上「国際連合」としてロシアに対抗するための軍を派遣することは出来ません。そもそも、「核保有国」であるロシアに対しては、いかなる軍隊であろうとも深刻な打撃を与えるような攻撃はできません。つまり、現状では、ロシアを止める手立てはありません。ウクライナの惨状についても、ここから更に被害が大きくなることが想定されていても救う方法はありません。法的な枠組みで処理できない問題については、政治的に解決するしかありません。ウクライナに再び「平和」が訪れることはあるのでしょうか?平和を願う世界中の人々の声が、世界のリーダーに届くように、小さな声でもあげていくことが必要なのではないでしょうか。普段は政治に関心の無い私ですが、ウクライナの人々のために出来ることを少しでもしていきたいと思います。今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

  • 29Mar
    • サクラサク、ナガサキと平和、憲法前文の画像

      サクラサク、ナガサキと平和、憲法前文

      大変ご無沙汰いたしました。司法書士Oです。1月はある程度余裕があったのですが、2月と3月は珍しく目の回るような忙しさでした。福岡県でも先日公立高校の合格発表があり、大学入試も国公立後期の発表が行われたようです。合格された皆さん、おめでとうございます。ところで、合格といえば「サクラサク」を思い出しますが、若い方にはなんのことか分からないかもしれません。ずいぶん前は、合格したときに「サクラサク」と電報をうったそうです。三連休で長崎に行ってきました。爆心地公園の桜が咲き始めていました。1945年8月9日、この中心地碑の上空500メートルで原子爆弾が爆発し、7万人以上が死亡し、同じ数くらいの重軽傷者がでました。今回の旅行は、鎖国の頃の長崎の歴史と、潜伏キリシタンと原爆について娘と一緒に考えようと思い行ったものです。私の祖父は二人とも戦争に行き、命からがら日本に帰ってきていたのでよく戦争の話を聞きました。軍艦の話や戦車の話、銃でうたれた話など・・・。冷戦以降の西側諸国と東側諸国の対立が現在のウクライナで戦争という形で現れるとは思ってもみませんでした。国連にしても、NATOにしてもこの戦争を止める手立てがありません。世界各国の支援によって、今のところ首都キエフは陥落を免れています。しかし、長引けば長引くほど被害が大きくなるのは目に見えています。このまま長引けば、追い詰められたロシアは大量破壊兵器(核兵器を含む)を使用する可能性も高まります。日本では、広島・長崎で戦後75年以上たった今もなお、苦しみ続けている方々がいらっしゃいます。もう一度、日本の憲法の前文を読み直してみましょう。日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。憲法前文については様々な議論があることは承知しています。私は政治には疎いので、憲法を改正するかしないかということにはあまり興味がありません。安部総理大臣の集団的自衛権容認の閣議決定も、手続き的におかしいと思いますが集団的自衛権が認められているということになってしまいました。ちなみに「砂川事件」集団的自衛権の論拠にはなりません。政治家が政治をするのに何にも文句はありませんが、手続きは守ってもらいたいものだと思います。今のウクライナの状況を見た上で、憲法前文を読み直してみると、「この70年余りはなんだったのだろう?」という気持ちになります。この日本国憲法が作られた時代を真剣に考えて、これからの日本の進むべき道を考えなければならないと思います。ウクライナに一日も早い平和が訪れますように!

  • 25Jan
    • 大学受験生の皆さんへ「大学入学共通テストとあきらめない気持ち②」の画像

      大学受験生の皆さんへ「大学入学共通テストとあきらめない気持ち②」

      新型コロナウィルス(オミクロン株)の影響で、福岡にも今月27日からまん延防止等重点措置が適用されることが決まったようです。司法書士Oです。オミクロン株は重症化率は低いようですが、現在のような新規感染者数の増加を見ると不安な気持ちになります。自己の努力だけで感染を防ぐことが難しいことは重々承知していますが、大学受験や高校受験を控えている皆様はくれぐれもご用心下さい。さて、先日からの続きで、「あきらめない気持ち」についての経験をお話します。お恥ずかしい話、私は司法書士試験で何度も不合格を経験しています。今日は私の合格した年の話です。司法書士試験は、7月の第1日曜日の、午前2時間、午後3時間の試験1日で合否が決まります。この試験は合格ラインにたどり着くまでも大変ですが、合格ラインに達してから本番で合格するのも大変です。理由は合格率が3~4%なので本番で実力が発揮できないと不合格になってしまうからです。私は数年かけて資格試験予備校の模擬試験では合格判定がとれるようになっていました。この状態になってから3回目の受験で合格しました。年に数回模擬試験を受験していたのですが、合格ラインに達したくらいからは大半の問題は正解をすることができるようになっていて、難しい問題がでたとしても全体の正答率がさがるので答えられる範囲で答えておけばよいと思えるようになっていました。本試験当日。まだ梅雨は明けていませんでしたが朝から暑い日でした。試験を受け始めた頃は、妻に弁当を作ってもらっていましたが、いつの間にか「おにぎり2個」を持って行くようになっていました。何年も受験していると、同じ資格試験予備校で模擬試験を受けている人や、予備校は違っても毎年見かける人がいるようになります。「この人今年も受けてるんだ」と思っているのですが、相手もまたそう思っていたかもしれません。受験会場に行き、受験番号をみて教室をさがします。最初の頃は手が震えたり、動悸が収まらなかったこともありましたが、何度も受験しているうちにそんなことはなくなっていました。コーヒーを飲んで周りを見渡します。ほぼ受験者全員が着席しています。若い人もいれば、かなり高齢な方もいます。ぼーっとしている人、一生懸命参考書を見ている人など様々です。試験の説明が終わり、問題用紙とマークシートが配布され、「始めて下さい。」の合図で「さあ、今年はどんな問題かな?」とそれほどのプレッシャーもなく問題を解き始めました。最初は「憲法」の問題から始まります。「憲法」は得意な方なので、「まあ、こんなものかな?」という感じで解き初めました。すると、途中から・・・「見たことがない・・・」「区別がわからない・・・」「忘れた・・・」「知らない・・・」午前は全部で35問の問題があるのですが、答えに自信のない問題がいくつも出てきます。司法書士試験がいくら難しいといっても、誰も解けない問題が数多く出ることはありません。あっても1~2問です。しかし、考えても考えても全く手応えがありません。午前の試験中、私は「今年もダメか・・・。家に帰ってなんて説明しよう。明日事務所で聞かれたらなんて答えよう・・・。」と考えずにはいられませんでした。ここ最近の本試験の日は、午前の試験が終わると妻に電話をして、「結構解けたから、もしかしたら可能性があるかも・・・・」と言うのが習慣になっていました。しかし、その年は電話をする気も起きません。持ってきたおにぎりも食べたくありませんでした。「やばい・・・」という気持ちばかりで、試験会場の大学の中庭をウロウロしていました。数年前から見かける同じ資格試験予備校で模擬試験を受けていた人が、地べたにすわって暗そうな顔で電話をしています。「やっぱり難しかったのかな?」という気持ちもありましたが、「この出来では合格ラインには絶対いかないだろう」という気持ちの方が大きかったです。午後の試験は、不動産登記と商業登記の申請書を書く「記述」の試験も含めて3時間あります。司法書士試験には「基準点(足きり点)」があります。午前、午後、記述の3つのそれぞれに基準点があり、1つでも基準点を下回るとそれだけで不合格になります。私の感覚では、「午前の基準点を超える可能性はゼロ」でした。午前で足きりなら、午後は頑張っても無駄です。もう何年も受験していると心が慣れてきます。「来年頑張るしかないか・・・」「近くのコンビニでビールでも買ってこようかな?」「どこかで時間をつぶして帰るかな?」 そんな心の声が聞こえてきます。中庭をウロウロしている間にもう少しで午後の試験が始まる時間になりました。一応最後まで受けおくか。(試験を最後まで受けないと問題冊子を持って帰れないことにきづきました。問題冊子をもって帰らないと妻に問い詰められると困ります。)午後の3時間は最後の問題まで解き終えるのにギリギリの時間です。いつもの模擬試験のように淡々と解きました。午後の問題が簡単だったか、難しかったかは覚えていません。ただ、午後4時に試験が終わって、何も考えずに自宅にもどりました。自宅に帰る頃には、各資格試験予備校の午前の部の解答速報がでています。毎年、本試験から帰宅すると妻と一緒に午前の部の答え合わせをする習慣です。思っていたほどひどくはなかったものの、まぁダメだろうなというような点数でした。夜遅くなると午後の部の解答速報があります。こちらも「まぁまぁ」の出来でした。基準点はお盆前に発表されます。ここで3つすべての基準点を超えていない場合は、「また来年!」が確定します。結果は・・・「午前がギリギリでクリア」(この時点で信じられませんでした)全ての基準点を超えていたとしても、合計点で上位から600人程度しか合格できません。記述の試験があるので合計点は合格発表があるまで分かりません。合格発表の日・・・合格発表は平日の午後四時に法務省のホームページに受験番号が掲載されます。事務所で仕事をしている時間なので、毎年夕方にこっそり見ることにしていました。もう何年も自分の受験番号がないことは経験しているのであまり緊張することなくそのページを確認することができます。「・・・・あった・・・・」その時の気持ちは今でも忘れることはできません。合格発表のページをもう一度確認しなおします。試験の年度、受験地・・・・そのページをプリントアウトして、「受かってるみたいです・・・。」 受験番号を指す指が猛烈に震えていました。司法書士試験には一応二次試験のような「口述試験」というものがありますが、この試験は落とすための試験ではなく、法務局に受験しに行きさえすれば合格できます。いろいろありましたが、わたしは「合格できないだろうな」と思った年に合格することができました。あの日、午後の試験をあきらめて受験しなければ合格できませんでした。追い詰められると正常な判断ができなくなります。しかし、「自分を信じる信じない」は別にして、「なんとか最後までやりきってみましょう!」どんな試験も余裕をもって合格できるに越したことはありません。しかし、「どんなにギリギリで合格しても、           合格は合格です!」25年ほど予備校や学習塾で教えていますが、合格の仕方は人それぞれです。今回の「共通テスト」が難しかったのは事実でしょう。でも、今は気持ちを持ち直す時間は十分にあります。志望校を目指す気持ちをもう一度確認しましょう。あきらめたいという気持ちはいつも出てきますが、本当にあきらめてしまうと、あとは後悔しかありません。当ブログをお読み下さった方の合格を心から願っています。頑張って下さい。今日も最後までおつきあいありがとうございます。

  • 21Jan
    • 大学受験生の皆さんへ「大学入学共通テストとあきらめない気持ち」の画像

      大学受験生の皆さんへ「大学入学共通テストとあきらめない気持ち」

      福岡の春日市でも、一昨日は朝出勤するときに駐車場の車に行くと、フロントガラスが凍っていました。昨日は大寒でした。オミクロン株の影響でまた今後が不透明な状況になってきていますが、風邪などひかないようにご注意下さい。司法書士Oです。先週の土曜・日曜日で大学入学共通テストが行われました。ただでさえ、新型コロナウィルスの影響で不安が大きいところに、トンガの大噴火や東大前の死傷事件なども起きてしまい受験生の皆さんは大変な思いで受験されたこととおもいます。そこへきて、複数の科目で難化したためショックを受けている受験生が多いようです。受験生の皆さん、「試験は全てが終わるまで結果は分かりません!」これから私立大学の入試も本格化し、2月には国公立大学の二次試験があります。最後の試験の最後の1秒まで死にものぐるいでもがいて下さい。一番良くないのは、一つの試験の結果にとらわれてその後の試験で実力が発揮できないことです。実力以上の力が発揮できることはありませんが、気持ちの持ち方によって実力が発揮できないことが問題です。私事で大変恐縮ではありますが、2つの経験を紹介させて頂きたいと思います。今日は1つ目を・・・これは予備校で教えている頃によく生徒に話していた話です。私は、3人兄弟の1番上であり、妹二人も大学進学を希望していたため大学進学の条件は、「浪人禁止で、自宅から通える国公立大学」というものでした。文系で教員志望だったので、「K大学(旧帝大)」と「F教育大学」の2つしか選択肢がありませんでした。本格的に大学受験を意識して勉強を始めたのは高校2年生になってからでした。なぜかというと、福岡県の公立高校には学区というものがあり、住所のあるそれぞれの学区で公立高校を選択しなければなりません。中学校時代は特に一生懸命勉強したという記憶がなく志望校を決めなければいけない状況になったときにはトップ校の合格可能性が50%位しかありませんでした。高校についても「公立高校に進学しなければならない」という条件だったので、最終的に2番手の高校に進学しました。高校に入学して一番最初の試験で440人中の26番という好成績だったので、調子に乗っていたのだと思います。友人に誘われてバンド活動をしてみたり、天神に遊びに行ったりして過ごしていました。すると・・・、高校1年生の最後の期末テストの成績は、なんと、440人中の400番。担任の先生には「これ以上成績が下がると二度と上がってこれなくなるぞ!」と注意されたのを覚えています。ということで、高校2年生からはある程度頑張って受験勉強をはじめました。ここで、「本当は高校1年生から勉強すれば良かったんじゃないの?」とは言わないで下さい。2年生で始めたから真剣さが違ったのだと自分に言い聞かせているのですから・・・。その当時は、共通テストは、「センター試験」という名称で、私は8割程度の得点でした。この8割というのが微妙な得点で、これまた「K大学」の合格可能性は50%でした。旧帝大は二次試験に文系でも「数学」があります。二次試験の配点が大きいので挽回てきる可能性はありましたが、数学が苦手だった私は「F教育大学」を選んでしまいました。実は、センター試験で8割の得点があると、「F教育大学中学校英語専攻」の二次試験の得点も含めたボーダーラインに届いてしまうのです。つまり、二次試験は受験しに行きさえすれば合格できる大学を選んでしまったのです。予定どおり「F教育大学」に入学したものの、学習塾でのアルバイトばかりしていてあまり時間がなく、授業も期待していたほどではありませんでした。夏休み中にアルバイト先を自分が通っていた学習塾に変えると、そこではアルバイト仲間の先生が「K大学」の学生。学習塾の授業も自分の方が上手だと思っていましたし、学力についてもそれほど差があるとは思いませんでした。たまたま、その前にアルバイトをしていた学習塾を、「別の大学を受験するから実家の近くでアルバイトするから。」というでまかせの理由でやめていました。それを聞いた母親が、「まぁ、せっかくだからもう一度センター試験を受けてみたら?」と軽い感じで言ってくれました。センター試験の出願が確か9月中旬頃までで、ギリギリに出願しました。その後も大学に籍は置いたまま10月からセンター試験まで勉強をしました。予備校にはもともと通っていなかったので、模擬試験なども受けずに、問題集を中心に勉強して、学力は前の年と同じくらいにはなっていたと思います。2回目の「センター試験」本番・・・。私の1つ下の学年から数学は新課程になっていました。1997年の「センター試験」では数学が新課程用と旧課程用の2つの問題が用意されました。その結果、数学Ⅱ(B)の新課程と旧課程の平均点で20点以上の差がでました。また、その年は事前に素点の得点調整はしないと決められていたため1年浪人した人たちは平均で20点のマイナスを背負って受験しなければなりませんでした。特に私は数学が得意ではなかったため、いつもより20点以上低い得点になってしまいました。その前の年より低い得点になったので、当然「K大学」を受験することはかないませんでした。しかし、せっかく「センター試験」を受験したのだから、「K大学」の次のレベルの隣県の熊本大学を受験してみたらということになり、一応二次試験を受験しました。その当時はJRの職員の家族が安くで泊まれる旅館があったので、そこを予約してもらい、どうせ合格しても入学することのない記念受験のつもりでしたので、試験前日は旅館のご飯を食べながら、ビールを飲んで(当時の大学生は18歳で当然にお酒を飲むものでした。まぁ、時効ですね)、単語帳を見たくらいでした。3月上旬の土曜日が合格発表だったと思います。当時は合格発表は大学に見に行くか、電報で受験番号を送ってもらうかしかありませんでした。その日は塾のアルバイトの日だったので、一応気にしながら帰ってきて郵便受けの中の電報をあけると・・・なんと「合格」!入学することはできなくても、本当はその前の年に受験したかった大学(本来はその前の年に合格できたはずの大学)だったので、とてもうれしかったのを覚えています。合格を一応両親に伝えると、少し相談して、「生活費を自分で稼げるのだったら熊本に行ってもよい」と言われました。当然不安もありましたが、熊本に行くことに決めました。その当時の学習塾のアルバイトは1コマ2000円で、講習会などでは、朝から夕方まで20日くらい働くと30万円くらいもらえていました。結局学生時代は両親に頼りっぱなしでしたが、2度目の大学受験をしたことは私にとってものすごく大きな経験になりました。この経験がなければ、予備校で働くこともなく、司法書士になることもなかったでしょう。話を元に戻します。今回の「共通テスト」は難化したといっても、みんな同じ問題を解いています。自分の点数が下がれば、他の人の得点も同じくらいに下がるのです。得点が低かったことなど気にせずに予定通りに受験勉強をすすめてください。仮に自分が行きたい大学に入学できなかったとしても、精一杯努力をして入学した大学には価値があります。学歴もある程度は社会で役立つかもしれませんが、「大学受験」を通して本当に身につけられるのは「どんな困難にも立ち向かう力」です。楽をして、手を抜いて入学した大学には何の意味もありません。今、苦しんでいる受験生の皆さん、「堂々と、前を向いて精一杯の努力をしましょう!」精一杯努力した上での結果は、どんな結果であっても素晴らしいものです。このブログを読んでくださった受験生のご活躍を応援しています。今日も最後までありがとうございました。二つ目は来週投稿する予定です。

  • 14Jan
    • 成人式と民法改正についての画像

      成人式と民法改正について

      ここ数日、福岡春日もかなり冷え込んでいます。さいわい雪が降ったりはしていません。大雪に見舞われている地域もあるようですので、くれぐれもお気を付け下さい。司法書士Oです。先週の3連休に阿蘇に行ってきました。朝一番に、阿蘇ミルク牧場に行きました。何度も訪れているのですが、今回は「どんどや」が目的でした。藁やススキなどを中に入れて、青竹を組んだものに火を付け、正月飾りやしめ縄、書き初めなどを焼き、五穀豊穣・無病息災を願うものです。我が家は自宅に飾っていたしめ縄を持って行きました。子どもの頃にどこかで見た記憶はあるものの、どこかは思い出せず・・・。地域によって名前が違うようで、私は「どんど焼き」と覚えていましたが、阿蘇では「どんどや」と呼ぶようです。小学校の頃に駄菓子屋さんで「どんどん焼き」という、あられのお菓子をよく買って食べていたのを思い出しました。インターネットで調べてみると今も販売されているようです。もう何十年も食べていないので今度見つけたら買ってみようと思います。正午ころに、年男と年女がかけ声とともに点火すると、ものすごい勢いで燃え上がり、十数メートル離れていても熱いくらいでした。100名以上の人が参加していました。(広い場所なので当然それぞれが距離をとって見ていました)遠くに熊本市内が望める雄大な景色の中で、熱気を感じながら青竹が景気よく破裂する音を聞いていると、今年はきっと良い年になるだろうという気持ちになりました。今年は、民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられる年でもあります。民法第4条年齢十八歳をもって、成人とする。(令和4年4月1日施行)今年の各県の成人式の報道を見ていても「大丈夫かな?」と思うところは大きいのですが、18歳で成人になるとすると不安な気持ちになるのは私だけでしょうか?自分の経験も含め、現在の20歳でも民法の行為能力について十分に理解できていないと思います。今年は、18歳、19歳になっている人は4月1日に一斉に成人となり、4月1日以降は18歳になった人から成人となっていきます。法律を仕事としている身からすると、新成人達を食い物にしようとする輩がでてくることがとても心配です。皆さんのお子様で成人を控えている方がいらっしゃる方は、是非とも今後の行動の仕方についてじっくりと話をして下さい。お子様が嫌がったとしても注意をしてしすぎることはありません。子どもが成人すると親が責任を負わなければならないことは少なくなります。しかし、その分お子様本人が責任を負う場面が増えていくということです。万が一、お子様が困ったことに巻き込まれた場合には、お近くの司法書士にすみやかに相談して下さい。クーリングオフや契約の解除ができる可能性があります。期間がきまっているものもありますので、ためらわずに相談されることをおすすめします。今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。「どんどや」の後、赤牛丼で有名な「いまきん食堂」に行ってみたのですが、長蛇の列で「2時間半待ち」ということだったのであきらめて帰ってきました。次こそは「赤牛丼」を食べてみたい!

  • 06Jan
    • 明けましておめでとうございます。の画像

      明けましておめでとうございます。

      明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。司法書士Oです。本日から当事務所も通常営業を開始致しました。今年こそは「コロナ禍」から脱却し、明るい年になることを祈っております。私は、年末から何かと忙しく、あっという間に今日を迎えてしまいました。新型コロナウィルスの影響もあるのでしょうが、遠出をすることもありませんでした。皆様は充実した年末年始を過ごすことができましたでしょうか?「オミクロン株」がいよいよ本格的に広まっていきそうな状況です。ワクチンを接種していても感染をしてしまうことがあるようです。マスク、手指消毒、換気、三密回避などのできる限りの防御策を講じて感染をしないように気をつけて下さい。今年も少しずつではありますが、更新していきますので、是非おつきあいの程よろしくお願い致します。

  • 23Dec
    • クリスマスとM-1グランプリ2021の画像

      クリスマスとM-1グランプリ2021

      間もなくクリスマスです。皆様もクリスマスには特別な思い出がたくさんあるのではないでしょうか?司法書士Oです。子どもの頃はクリスマスが近づくとワクワクしていたのを思い出します。新型コロナウィルスの影響で日々の楽しみが制限されている日常ですが、クリスマスの飾り付けをしたり、クリスマスの料理を考えたりして久しぶりに華やいだ気持ちになっています。楽しみといえば、「M-1グランプリ2021」が12月19日に開催されました。夕方6時過ぎからテレビの前にスタンバイして家族全員で真剣に見ました。「お笑い」は子どもの頃から好きで、今も時間があるときはお笑い番組もよく見ます。心から笑うことができると普段の疲れが飛んでいくような気がします。M-1グランプリも最初の頃から毎年楽しみに見ているのですが、ここ数年自分が「おもしろい」と思ったコンビの審査員の評価が低かったり、「おもしろくない」と思ったコンビの評価が高かったりと、なにか「ズレ」のようなものを感じていました。ところが、今回のM1-グランプリは素直に楽しむことができました。優勝した「錦鯉」さんは抜群におもしろかったです。賞レースなので順番によって有利・不利がありますが、その部分も楽しめた大会だと思います。またM-1グランプリで優勝するとその後、さらに大ブレイクします。今回優勝した「錦鯉」のマサノリさんは50歳です。司法書士試験の合格率は3~5%ほどですが、「お笑い」で成功する確率は遥かに低いと思います。「努力は報われるとは限らないが、 努力しなければ報われることはない。」 ということでしょう。すごいです。この年末年始の活躍も楽しみです。私はまだまだ今年の仕事が残っております。。。当事務所の営業は、年内は28日まで、年明けは6日から通常営業です。28日は大掃除のため、午前中までの対応となります。本年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

  • 08Dec
    • 学級崩壊、教育格差、教育に携わる方への画像

      学級崩壊、教育格差、教育に携わる方へ

      福岡春日市でも、ここのところ朝晩はかなり冷え込むようになってきました。11月の休日に、いつもの水前寺公園に紅葉を見に行ってきました。園内には「出水神社」があり、七五三のお参りで、いつもより賑わっていました。皆さんマスクを着用し、距離をとってお参りをされていました。完全にコロナ前の状況に戻るにはまだ時間がかかると思いますが、少しずつ日常を取り戻せているように感じて和やかな気持ちになりました。ここのところバタバタしてしまいなかなか更新できない状況が続いています。その間に「オミクロン株」なるものが登場し、年末の状況もまた不透明になっています。どうなるものでしょうか?司法書士Oです。11月13日の土曜日に、本来は1件の相談枠だったのですが、4組様のご相談をお受けして当事務所の「第2回春日まちゼミ」は終了致しました。ご相談の内容にどこまでお応えできたかは分かりませんが、少しはお役に立てているとうれしいです。ご参加下さった皆様ありがとうございました。さて、先日から読んでいた『教育格差』(松岡亮二著・ちくま新書)を読み終えました。松岡先生のご専門は「教育社会学」とのことです。先生は大学での教職課程の授業で、「教育格差」を必修にしたいと述べられています。先生のお話によると、教育格差は「家庭環境(親の学歴、年収・・・)」によって生まれていて、日本では「緩やかな身分社会」が形成されているということです。また、小中学生や高校生の「家庭環境」はプライバシーにかかわる問題なので、統計として利用できるデータが少ないのが問題であるとも述べられていました。松岡先生は学者の立場から、現在の教育のシステムを改善したいという考えであるということがわかりました。まずは、教育の効率を測定することができる統計データを収集するところから始めなければならないようです。今すぐにそれを始めても、現在の幼稚園生や小学校1年生が社会に出るまで集めるだけでも20年近くかかります。将来的に、統計に基づいたより効率的で、格差が小さくなる教育システムを構築するという目標には賛成です。しかし、現在、子育てをしている方、そして現在学校に通っている生徒の皆さんにとって教育のシステムが改善されるのを待っている時間はありません。つまり、少なくとも今後数十年の間は、現在の教育システムの中で、どのように学ぶのかを考えなければなりません。教員の人数を増加させたり、1学級の生徒の人数を減らすという方向のようですが、これでは根本的な解決にはつながらないと私は思います。世の中がますます多様化する中、以前のような画一的で、上意下達的な教育は通用しなくなっています。「勉強しなければ将来生活できない」「勉強しなければいい会社に入れない」などという外発的な動機付けは現在の生徒達の心には響きません。教員一人が対応できる範囲には限界があります。多様性に対応するためには、生徒一人一人が自ら「学ぶ姿勢」を身につけ、教員はそれをサポートする役割を担うという方向に向かわざるをを得ないと思います。そのためには、自ら「学ぶ」ということが、将来的には「他人のため」になり、ひいては「自分」のためになるという内発的な動機付けをする必要があると思います。この考え方は持続可能な開発目標(SDGs)にもつながるものです。今では小学校でもSDGsについて学んでいるようですが、果たしてそれを伝える側がきちんと理解できているのでしょうか。「エコバッグを使った方が環境に良い」のでエコバッグを使うようにしましょう。というような表面的な知識だけを伝えたところで何の役にも立ちません。一人一人の行動が地球全体の未来を変えていく。そのためには、一人一人が自ら考えて行動するようにしなければなりません。簡単なことではありませんが、家庭、学校、地域、地方自治体、国・・・その全てで子ども達が「学ぶ姿勢」を身につけられるように努力しなければならないと思います。手遅れになる前に・・・。今回も教育の話題になってしまいましたが、子どもの将来や日本の未来を変えられるのは教育しかないのだと思います。一人一人の力は微々たるものですが、社会全体でその重要性を共有することができたら大きな力になると思います。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

  • 04Nov
    • 学級崩壊、教育格差、なぜ学ばなければならないのか?の画像

      学級崩壊、教育格差、なぜ学ばなければならないのか?

      第2回春日まちゼミにご参加頂いている皆様ありがとうございます。幸いに当事務所の相談・講座も予定の枠を超えてご予約をいただいております。重ねて感謝いたします。11月13日が当事務所の最終日になりますが、多くのご予約を頂いたためお申し込みを締め切らせて頂きました。司法書士Oです。ところで、近くの小学校では「学級崩壊」の状態になり、担任の先生は出勤できなくなり、いじめも起きているようです。その件もあり、ここ数日、『教育格差』(松岡亮二著・ちくま新書)を読んでいます。松岡先生は早稲田大学で准教授をされているそうです。たまたま書店で見かけたので購入して読んでいるのですが、昨年の新書大賞第3位だそうです。また、NHKにも出演されているようです。まだ途中までしか読んでいませんが、今までのところ「親が大学卒業以上の家庭」と「それ以外の家庭」の子どもには幼い頃から「差」があって、その差はその後も埋まらないという内容です。「大都市圏」と「それ以外」もそうだということです。大卒以上の保護者の方には大変読み心地の良い本かもしれません。また、この類いの本を読むのも大卒以上の方でしょう。私事で大変恐縮ですが、私は、学習塾のバイトから始めて、専任講師、校舎長、予備校講師、予備校校長と、20年以上教育に携わってきました。確かに、親が「大学卒業以上」で、世に言う「立派な職業」についているご家庭のお子さんは、「学ぶ」ということについて、一般的に恵まれているということは否定しません。私の予備校の生徒さんの保護者の方の中にも、裁判官、大学教授、開業医の方などがいらっしゃいました。しかし、私が教えていた沖縄からも、親が大学卒業でなくても関東や関西の難関大に進学した生徒が何人もいます。それは、少数派なのかもしれません。でも、『「大卒以上の親の家庭」に生まれた子どもでなければ将来は暗いものである』と決めつけられるのは、なにか違うという気持ちになります。私自身も「それ以外の家庭」に生まれました。予備校で働いていても、「親が大卒以上」でない先生も多かったです。人はなぜ学ばなければならないのか?人はなぜ教育を受けなければならないのか?誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。様々な答えがあるでしょうし、そもそも学ぶ必要はないと答える方もいると思います。私の経験から、特に子どもたちに伝えるとすれば、「自らの頭で考え、自由に行動できるようになるため。」です。(最後にもう一つ別の回答をお伝えします)たとえば、①小学生の子どもが自由に食事を作った場合②経験豊富な主婦が自由に食事を作った場合③一流のシェフが自由に食事を作った場合①は多くの場合食べられるかどうかさえ怪しいでしょう。②はバランスの考えられた、食事ができあがるでしょう。それに対し、③は、見たことのないような盛りつけ、食べたことのないような味の素晴らしい料理ができることでしょう。この例えは常に真実だと思います。料理を始めたばかりの小学生が主婦のように自由に料理が出来るはずはなく、ベテラン主婦だとしてもミシュランガイドに掲載されるような店のシェフのように料理は出来ないはずです。ミシュランシェフ達は、常に上を目指して知識の獲得と訓練に心血をそそいできたからこそ、自由に料理ができるようになったのです。学ぶことも同じです。自由に料理ができるようになるためには、知識もそうですが、まず訓練(練習)が必要です。千切り、皮むき、三枚おろし、刺身のひき方、揚げ物、焼き物、煮物、炒め物、漬物、燻製、食材選び、栄養のバランス、盛りつけ、調理の順序などなど。料理で考えただけでも数え切れないほどの知識と訓練の積み重ねで出来ています。現状に甘んじれば、そこでお終いです。知識と訓練の積み重ねがなければ、その上のレベルに達することは決してないのです。したがって、人は学ぶことによってのみ自由に考え、行動することが出来るようになると考えます。この例えは、私自身で考えましたが、おそらくどなたかは既に同じようなことを述べているでしょう。インターネットの発達した現在では、知りたいと思うことはほぼなんでも無料ですぐに手に入れることができます。これは、料理で言えば、素材または完成品です。素材を料理するためには知識と訓練(練習)が必要で、完成品のみを手に入れることは考えることを放棄することと同じになります。料理だけでなく、数学、国語、歴史、美術、音楽、理科、経済、政治、宗教・・・。どれをとっても知識と訓練が必要です。「学校で学ぶことが役に立つか、立たないか」という質問をよくされますが、「学校で学ぶ程度のことは出来るようにしておかないと、いざ何かをはじめようと思ったときにマイナスから始めなければならない。」と私は考えます。将来難関大学に挑戦する子どもたちは、自ら学ばなければならないということを自覚しています。将来に待ち構えるどんな素材も自分で料理するんだという意志を持って勉強をしているのです。要するに、「学ぶ姿勢」です。この「学ぶ姿勢」を持ち続けていさえすれば、結果は後からついてきます。※どんな家庭に生まれた子供でも、学ぶことの大切さに気付き、学ぶ姿勢を身につければいくらでも自らの望む道に進むことができると私は考えます。大学に進学するということは、ある一定の学問の範囲を基礎の部分から始めて、その分野の最先端までを体系的に学ぶということです。大学で学ぶ分野は何でも構いません。基礎から学び始めて、最先端までたどり着く方法を学ぶことに意味があるのです。これができるようになれば、どの分野でも自ら学ぶことができるはずです。大学までで学んだ内容を直接生かすことができれば、それはそれで幸運だったというだけです。ほとんどの場合は、大学までに学んだこと直接役立つことはありません。学部と職業の関係についてはまた今度機会があれば書きたいと思います。ここで、本題の「学級崩壊」にもどります。小学校は基本的な生活習慣と学習習慣(学ぶ姿勢)を身につける場です。「学級崩壊」でその機会を奪ってはいけません。集団学習の良いところは、クラスの雰囲気に方向性を作り出すことが出来ることです。これをグループダイナミクスといいます。(グループダイナミクスについてはまたの機会にご紹介します。)クラスのみんなで学ぶ姿勢を大切にする雰囲気をつくることができれば、徐々にその姿勢を大切にする生徒が増えていき、ますます学ぶ姿勢が強化されていきます。しかし、その反対も然りです。悪い方向を向いてしまった学級を立て直すのは大変です。先程のクラスも、6月にその兆候がみえはじめ、現在はさらにエスカレートしてしまっています。日本国民全員が大学に進学するわけではないことは承知しています。しかし、だからこそ義務教育である小学校・中学校の間は生徒全員が学ぶ機会を確保することが必要なのではないでしょうか。また、先に述べた、もう一つの回答は、「学ぶことによって    人の役に立つことが出来るから」です。人は、それぞれの立場で精一杯学ぶことによって、周囲の人をより幸せにすることが出来ます。自分にしかできない「学び」で、より多くの人の役に立つことが出来れば、それは当然収入につながることもあるでしょう。私は、社会全体で、学ぶ環境を整えることで、より多くの人が、より豊かに生活ができるようになると考えます。すべてのお父さん、お母さん、学校の先生、教育に携わる方「どうか、子ども達が学べる環境を整えて下さい。」将来の社会がどうなるかは分かりません。しかし、より多くの人が「自らの頭で考えて、自由に行動」し、「人の役に立つ」行動をするならば、現在よりも、よりよい社会を作ることが出来ると思います。一人でも多くの子どもたちが、「学ぶことの大切さ」に気づくことができるよう、子どもに関わる大人たちが改めて「学ぶ環境」について考えなければならないと思いました。今日はいささか抽象的な内容になりましたが、最後までお付き合いくださってありがとうございます。

  • 12Oct
    • 「第2回春日まちゼミ」昨日から開催です(第7回)の画像

      「第2回春日まちゼミ」昨日から開催です(第7回)

      一昨日は家族プラスαで「大野城いこいの森キャンプ場」で誕生日会を兼ねてデイキャンプをしてきました。これは、去年のキャンプの写真です。司法書士Oです。私は、父がJR(元国鉄)の職員でしたので、小学校は東京の品川で、中学の途中まで大阪の吹田市に住んでいた転勤族でした。東京の品川とは言っても、東京ディズニーランド開業の年でしたので、現在の東京というよりは「太陽にほえろ!」の頃の東京という感じです。国鉄の官舎(アパート)に住んでおり、いつもの買い物は近くの魚屋、肉屋、駄菓子屋、文房具屋などでした。小学校の同級生には、八百屋の子やクリーニング店の子がいました。東京でも地域のコミュニティーが残っている時代だったと思います。町内会があり、6月には神社のお祭りがあって、小学生は御神輿を担ぐと近所の駄菓子屋、商店で使える金券と銭湯の入浴券がもらえました。金券はおじさんからもらうのですが、頑張って声をだしたり、御神輿のまえで大きな団扇であおぐ係をすると他の子よりたくさんもらえたりしていました。(令和元年のお祭りの様子。協力睦会のHPより)今日初めて小学校のときの町内会のホームページを見ましたが、場所も雰囲気も変わっていないような。もう35年以上たっているのに・・・。ただ、私達の時には神主さんが乗る馬もいました。井の頭公園や高尾山など自然が全くないということはないのですが、自然と関わることは福岡にくらべると格段の差がありました。私は、両親がともに鹿児島出身なので、夏休みは電車で両親の実家に行っていました。国鉄の当時は職員の家族はかなりの割引で電車に乗ることができていました。その当時は新幹線はおろか、特急のつばめもありませんでしたので、長時間かかったのを思い出します。 鹿児島に行くと、従兄弟と朝からカブトムシやクワガタをとりにいき、虫かごいっぱいに取ってきたり、海水浴にいって一日中海で泳いだりと、普段はすることができないことが思う存分出来る非日常を味わうことができました。一昨日は10月なのにとても暑く、BBQにはまだ早いと思いましたが、これからの時期は海・山を問わずBBQをするには最適なシーズンです。周囲との距離をとって、いつも会う人たちだけでBBQをするなら感染拡大のリスクも少ないでしょう。コロナ禍の中、今まであたりまえだったことが出来なくなり、楽しみも減っているように感じます。今回の「第2回春日まちゼミ」も新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれたこともありましたが、なんとか開催できてホッとしています。各事業所で感染対策は万全にした上で、役立つ講座をご準備して皆様の参加をお待ちしております。きっと「新たな出会い」「新たな挑戦」「新たな学び」があるはずです。まだお申し込みでない方は、ぜひご検討下さい。今日も最後までお読みくださってありがとうございます。

  • 06Oct
    • 「第2回春日まちゼミ(講座案内4)」追加日程を検討中です(第6回)の画像

      「第2回春日まちゼミ(講座案内4)」追加日程を検討中です(第6回)

      「第2回春日まちゼミ」のお申し込み状況の中間報告です。司法書士Oです。うれしい誤算といいますか、何というか・・・予定していた枠が全て予約で埋まってしまいました。春日市商工会のまちゼミの担当者の方、他の参加店の方、春日市の皆様のご指導・ご協力のおかげです。心より感謝致します。今後もお申し込みがあれば日程を追加することを検討していますので、是非ご連絡下さい。うれしいついでに、もう一つうれしいことがありました。今日も福岡簡易裁判所で口頭弁論の期日が入っていたので、午前中は出廷してきたところですが、裁判関係でうれしいお電話を頂きました。以前にブログの要件事実の導入で紹介させて頂いた事件のことです。もちろん我々には守秘義務がありますので、依頼者が特定されるような表現をすることは出来ませんので曖昧な形で紹介させて頂きます。(できればもう少し詳しく話したいのですが・・・)数年前に、請負代金の請求がしたいと事務所を訪れた方がいらっしゃいました。司法書士の簡裁代理権の範囲内でしたので、今後の対応について話をして、まずは相手方に連絡をとってもらっていました。相手方に連絡したところ、「間に司法書士が入ったのなら支払をしなければならなくなるということは分かっている」との返答をもらったようで、この時も司法書士になってよかったと思ったのを思い出しました。この事件の1つ目の問題は、相手方が支払義務を認めるかどうかという点にありました。その後、相手方から3分の1くらいの金額が振り込まれてきたので、残りの支払についてはまた話し合うということで決着していました。最初は訴状作成の依頼を受けていたのですが、ここである程度の決着がついてしまったので、数回分の相談料プラスαということで報酬を2万円頂いてこの件は終了していました。この事件の2つ目の問題は、残額について今後支払をしてもらえるかどうかという点でした。そこで、報酬のお支払いを頂くときに、相手方に郵送しておいて下さいということで、「請負代金の一部として領収しました」という内容の領収書をお渡ししておきました。今年の初め頃その方から事務所に電話があり、「やっぱり残りを払ってもらえないので、自分で裁判をしてみます。」という連絡を頂いていました。そして、一昨日、裁判所で「17条決定が出た」とのご連絡を頂きました。民事調停法の17条については、また機会があればお話ししたいと思いますが、結論としては「残りの請負代金を支払え」という判決の代わりになるものが裁判所から出されたということです。お話を伺ったところ、領収書が決め手となり裁判所が債権の存在を認めたとのことでした。先程の2点の問題点の原因は、債権の存在が曖昧であるというところです。十数年に亘って仕事を請け負っていたので、口約束のようなものが多く、確固たる証拠がありませんでした。しかし、上記の領収書の文書を送付したことにより、相手方が債務の一部を支払ったという事実が、  ①債務の存在を認めたとみなされ  ②残りの部分の支払義務があることを   認めた       ことになったのです。つまり、一番最初の請求の段階では曖昧だった債権の存在が、相手方の行為によって明確なものになり、裁判所を通じて強制執行をすることができる状態になったということです。「書類を作成し、証拠を残し、証明する」というのが、司法書士の仕事の根幹部分です。お客様のお役に立つことができて、とてもうれしく感じました。身近になにか困ったことがございましたら、お近くの司法書士を訪ねてみてください。きっとお役に立ちます。本日も最後までありがとうございます。

  • 30Sep
    • 「第2回春日まちゼミ(講座案内3)」ご相談を承ります(費用はかかりません)(第5回)の画像

      「第2回春日まちゼミ(講座案内3)」ご相談を承ります(費用はかかりません)(第5回)

      朝晩は過ごしやすい季節になってきました。気温の変化が大きいですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。司法書士Oです。いよいよ明日(10月1日)から「第2回春日まちゼミ」の予約が始まります。パンフレットをご覧に頂き、興味のある店舗にお申し込み下さい。当事務所は「身近なお困り事の相談」を承ります。突然ですが、皆さんは「司法書士」と聞いて、どんな職業かイメージできるでしょうか。銀行や不動産会社の方であれば普段から司法書士と繋がりがある方が多いのでご存じの方も多いとは思います。しかし、一般の方とお話しすると、残念ながら、ほとんどの方があまりご存じないというのが現状です。司法書士法第1条司法書士は,司法書士法の定めるところによりその業務とする登記,供託,訴訟その他の法律事務の専門家として,国民の権利を擁護し,もって自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。もともと現在の法務省は「司法省」といい、初代司法卿は維新の十傑の一人「江藤新平」でした。お隣佐賀県の出身の方で、「佐賀の乱」で名前をご存知の方も多いと思います。明治維新マニアで、両親が鹿児島出身の私としては「西郷隆盛」との関係についても話したくなるところですが・・・。我々司法書士が法律で定められたのが明治5年(1822年)の司法職務定制です。ここに公証人、弁護士及び司法書士が定められました。(来年が司法書士誕生150周年の記念の年になります)司法書士は、もともと(現在でも)裁判所に提出する書類を作成する職業です。裁判は現在でも本人が訴訟をするというのが原則です。しかし、一般の方が平日に法廷に出向くのは難しく、また訴状などの裁判書類を作成するのに時間もかかります。そこで、裁判といえば弁護士に依頼しているのが現状です。昔から弁護士の費用は安いものではなく、また自分自身で法廷に出て裁判をしたいという方もいらっしゃいます。そのような方は、司法書士に依頼して裁判所類を作成することになります。これは古くからの司法書士の業務で、どんな裁判所に提出する書類も作成することができます。簡易裁判所、家庭裁判所、地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所、どこでも構いません。その後、登記制度ができて、裁判所の中に登記の部門ができました。登記は非訟事件として裁判所が扱っていました。不動産登記の仕組みは原則として民事裁判と同じ構造になっていますので、司法書士は不動産登記の申請書を作成し、申請も代理することになっていきました。現在では、司法書士は不動産や会社の登記をする職業だと認識されている方が多いと思います。弁護士との違いは、争いがある法律問題については基本的に対応できないということです。不動産登記、商業登記については争いがあるということはまずありませんし、相続、遺言に関しても争いがあることはまれです。相続人の間で揉めている場合は、弁護士さんを紹介することも多いです。近時で言えば、司法制度改革等の影響で弁護士の人数が増加し、司法書士との職域で揉めているという話を聞かれたことがあるかもしれませんが、当事務所のように都市部ではなく住宅地にあるような事務所では、弁護士さんと揉めることはありません。※司法制度改革により、法務大臣の認定を受けた司法書士は140万円までの簡易裁判所の管轄する争いであれば弁護士と同様に代理することができるようになりました。当事務所でも代理人として福岡簡易裁判所で口頭弁論等で出廷しています。弁護士は都市部に集中する傾向がありますが、司法書士は、全国津々浦々ほとんどの市町村に事務所を構えています。私達の先輩司法書士が、継続して地域の皆様の法律的な要請に応えてきたからこそ、来年150周年を迎えることができるのだと思っています。当事務所も微力ではございますが、地域の皆様のお役に立てばとおもい「まちゼミ」に参加しています。相続、遺言、不動産登記、商業登記などどんなことでも構いませんのでお気軽にご連絡下さい。本日も最後までおつきあい頂きありがとうございます。

  • 27Sep
    • 「第2回春日まちゼミ(講座案内2)」パンフレット配布開始(第4回)の画像

      「第2回春日まちゼミ(講座案内2)」パンフレット配布開始(第4回)

      今回は大変ご無沙汰致しました。司法書士Oです。前回が8月10日でしたので1か月以上更新が出来ませんでした。お盆明けからずっと忙しい状態が続いてしまい、ずっと仕事に追われてしまっているという感じでした。ところで、「第2回春日まちゼミ」のパンフレットが出来上がりました。10月1日から受講受付が開始され、10月10日から開催されます。今回は43の講座があります。春日市の皆様は、間もなくお手元に届くかと思います。もし、届かない場合には当事務所にも配布用のパンフレットのご準備をしております。また、春日市内の「第2回春日まちゼミ」ののぼりが出ているお店でも手に入れられるかもしれません。ここまでは先週作成していたのですが、下書きのままでした。本日(9月27日)に新聞の折り込みがされたようです。(泣)本日、ブログを訪れてくださったのに8月の記事をご覧になった方、申し訳ありません。受付は10月1日からですが、当事務所にもすでに問い合わせのお電話を頂いております。「まちゼミ」ということで、司法書士として、春日市民として皆様のお役に立てることは何でも対応したいと思いますので、HPのメールからでも構いませんし、お電話をいただいても構いませんので、ご希望をお聞かせください。いよいよまちゼミが始まります。当事務所とともに、「春日まちゼミ」に参加されている他の事業者の方々もよろしくお願い致します。近いうちに更新しますので、今後ともよろしくお願い致します。

  • 10Aug
    • 「第2回春日まちゼミ(講座案内1)」モハメド・アリの言葉とオリンピックと翻訳・和訳(第3回)の画像

      「第2回春日まちゼミ(講座案内1)」モハメド・アリの言葉とオリンピックと翻訳・和訳(第3回)

      本日の福岡春日も猛暑日となっています。私もやっとワクチン接種の予約ができました。司法書士Oです。福岡では感染者が増加し、また緊急事態宣言が発出されるようです。「第2回春日まちゼミ」は10月から開催の予定です。オリンピックほどとは言いませんが、盛り上がる状況にできればと思っています。Impossible is Nothing.私は、某有名スポーツ用品メーカーのCMで初めて知りました。ご存知の方も多いとは思いますが、モハメド・アリの言葉です。アトランタオリンピックの開会式での姿を思い出される方も多いと思います。全文はこうです。Impossible is just a big word thrown around by small men who find it easier to live in the world they’ve been given than to explore the power they have to change it. Impossible is not a fact. It’s an opinion. Impossible is not a declaration. It’s a dare. Impossible is potential. Impossible is temporary. Impossible is nothing.アディダスのCMの訳「不可能」とは、自らの力で世界を切り拓くことを放棄した臆病者の言葉だ。「不可能」とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。「不可能」とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。「不可能」とは、誰かに決めつけられることではない。「不可能」とは、通過点だ。「不可能」なんて、ありえない。さすが、アディダスです。かっこいい!当然プロが作成した訳文でしょう。モハメド・アリが日本人だったとしたらこんな感じで言うんだろうなというのが伝わってきます。英語を勉強すると、いきなり上のような訳文がスラスラ書けるようになると思われている方が多いと思いますが、それは誤解です。上の訳文を見て「こんなことはできないから英語なんか勉強するのはやめよう。」と思う必要もありません。英語を見ても、日本語を見てもかっこいい、この文章ですが、単語も文法も高校1年生レベルです。今事務所でこのブログを書いていて辞書が手元にないのでおかしな点があるかもしれませんが。①Impossible is just a big wordthrown around by small men who find it easier to live in the world they’ve been given than to explore the power they have to change it.不可能というのは、自分が変えなければならない力に向かっていくのではなく、与えられた世界にいることの方が楽でいいと考える小さな人間がやたらに使うおおげさな言葉だ。② Impossible is not a fact. It’s an opinion.不可能というのは事実ではない。裏付けのない意見だ。③ Impossible is not a declaration.不可能というのは宣言ではない。④ It’s a dare.挑戦だ。⑤ Impossible is potential.不可能というのは潜在力だ。⑥ Impossible is temporary.不可能というのは一時的なものだ。⑦ Impossible is nothing.不可能なものなど何もない。辞書を何度も調べながら、モハメド・アリが本当は何を言いたかったのかを見つけていくというのが翻訳(和訳)の第一歩です。①の文では過去分詞の形容詞的用法 thrown以下がa big wordを修飾find it C to~:to~がCだと分かる(思う)、比較級などが使われています。アディダスの訳では、2つに分けて訳されていますが、small men がやたらに使う a big word の対比が消失しています②の文ではopinionは「意見」という意味ですが、「裏付けのない」というニュアンスがあります。つまり、「不可能という事実はない。」はないという意味で、「不可能と考えるから不可能なことが存在することになる」という感じだと思います。さすがのアディダスは、「事実でさえない、単なる先入観だ。」 opinionという単語に「先入観」という意味はありませんが、この文脈にはピッタリの言葉だと思います。③の文では「あなたには不可能です」と宣言されたときのイメージです。人に決められるものではないという意味で、「誰かに決めつけられることではない」 うまい!④の文は「敢えてやる、無理してやる」という感じで、アディダスは省略しています。⑤の文は「可能性がある」という意味で、アディダスは省略しています。⑥の文は「不可能とは一時的なものであって、その後可能になる」という意味です。「不可能とは通過点だ」 これまたすごい!⑦の文はNothinng is impossible.(不可能なことは何もない)の倒置です。Impossibleは形容詞なので主語にすることはできないからです。この前の文もずっと、Impossibleが主語になっていますが、「不可能というものは」という意味で名詞的に使われているものです。「倒置」と聞くと難しそうに感じますが、私達が思っている以上によく使われます。英語は語順で意味が決まる言語なので、語順が変わっていると、「えっ?」となります。その「えっ?」となったところに話し手の「気持ち」が存在します。中学校、高校で学んだ英文法は「役に立たない」などと不名誉な汚名を着せられていますが、そんなことはありません。言葉を学ぶことは、「相手の言いたいことを正確に理解すること」と「自分の言いたいことを正確に伝えること」 ができるようになることです。そのためには、まず「文法」が必要なのです。不可能なんてあり得ない!新型コロナウィルスに対応すること、英語力を身につけること、どれも一朝一夕に出来ることではありませんが、一歩一歩前に進むことで必ず可能になると思います。今回の「第2回春日まちゼミ」では、高校・大学の進学、将来の進路(特に英語・法律)についてお力になることができればと思い、「まちゼミ」の内容を考えているところです。ご要望があれば、是非コメント欄にお寄せ下さい。今日も最後までありがとうございました。

  • 19Jul
    • 「第2回春日まちゼミ」・・・海水浴と海の安全について(第2回)の画像

      「第2回春日まちゼミ」・・・海水浴と海の安全について(第2回)

      福岡県春日市では、梅雨は明けましたが大気が不安定な状況が続いていて、晴れたり曇ったりで蒸し暑い日が続いています。先週の土曜日は、海開きしたばかりの志賀島の下馬ヶ浜海水浴場で家族で初泳ぎをしてきました。(この前は天気が悪かったので昨年の写真です)司法書士Oです。「第2回春日まちゼミ」というタイトルで連載しますが、内容は特に関係ないことが多くなりそうです。ただ「言いたいことを言う」という今までどおりのブログです。この海水浴場は、福岡市の志賀島の先端付近にある休暇村志賀島の下の海水浴場です。きちんと管理されていて、売店・トイレ・シャワー(2分200円)もあります。公共駐車場が40台ありますが、夏の間はすぐ満車になってしまいます。朝早い時間がおすすめです。海水浴の区画には監視員の方が常駐しており、安心して海水浴を楽しむことができます。ただし、ほかの場所で遊ぶ際にはご自身で安全の確保をしてください。私は3歳から水泳を始めて、高校までずっと水泳部でした。中学校1年生の時は大阪に住んでいたので、その時の水泳部は人数も多く大変厳しかったのでよく練習して、さらに上の大会を目指して頑張っていました。しかし、中学校2年生の時に福岡にもどってきたので、水泳部に入ると部活で一番早いのが同級生のF君で、その次が私でした。リレーのメンバーなどは速い順にきまるので、3年生はリレーにはほぼ出場せず、2年生と1年生で大会に出ていました。3年生になるとF君が部長で私が副部長でした。夏場はそこそこ練習するものの、冬場は筋トレなど全くせずバレーボールなどをしていました。話を戻します。隣の勝間海水浴場との間に沖津島という干潮時には歩いて渡れる島があります。そこには沖津宮という神社もあり、階段を上ってお参りをすることができます。岩場ばかりの島ですが、潮だまりができやすくヤドカリ・ビナ・小魚など多くの生き物を観察することもできます。シュノーケリングをしている人たちがいたりして、お子様連れのご家族なら一日中楽しむことができるかもしれません。お話したとおり、私は泳ぐのが好きなので、夏はほぼ毎週末どこかの海に行っています。娘は1歳半の夏からプールや海に行っているので、海が大好きです。今では、遠泳やシュノーケリングも一緒にできます。私にとってこれが一番楽しい時間かもしれません(笑)。ただし、海の事故には十分お気を付け下さい。注意しすぎてしすぎることはありません。例年海水浴シーズンが始まると週末には必ず水難事故のニュースを耳にします。今月17日に福岡でも海上保安部・福岡県警によるパトロールの出陣式が行われました。公益社団法人福岡県水難救済会のHPには次の海難事故防止対策が掲げられています。1.情報(天気予報など)を確認して事前準備する   (遠方の台風も波に影響する)2.強風、高波の時は海にでない3.遊泳禁止区域では泳がない4.離岸流・土用波・インショアホールについて知っておく5.飲酒・体調不良・睡眠不足の時には海にでない6.なれないレジャーに挑戦する際は事前注意事項を必ず確認7.自身の体力を過信しない8.危険な海洋生物を把握しておくどれも大切ですが、「周囲の状況を確認し、考えて行動する」ということにつきると思います。上でご紹介した、沖津島への海岸は遊泳禁止区域ではありませんが、水難事故が発生した場所です。特に、水位が高く潮の流れが速いときには危険です。潮が引いて歩いて行ける時とは全く違った状況になります。少しでも危険を感じたらその日は行かないという判断も必要でしょう。今年海や川に行く前に、もう一度気を引き締め直して、楽しい夏をお過ごし下さい。福岡・九州の海でおすすめのスポットがあれば共有したいので、コメント欄におねがいします。今日も最後までありがとうございました。

  • 15Jul
    • 新連載「第2回春日まちゼミ」(第1回)の画像

      新連載「第2回春日まちゼミ」(第1回)

      梅雨は明けたのに福岡春日市では昼過ぎから雷がなっています。司法書士Oです。前回までの「製造物責任法に基づく損害賠償」が一区切りついたところなので、今回から新シリーズの開始です。春日市商工会では、一昨年から「まちゼミ」という企画を実施しています。「得する街のゼミナール」略して「まちぜみ」。愛知県岡崎市発祥で現在は全国各地で開催されている、「お客様」、「お店」、「地域」“三方よし”の商店街活性化事業です。お店の人が講師となって、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみなどを受講者(お客様)に無料で教えてくれる少人数制のミニ講座です。2021年は9月から11月にかけて全国一斉におこなわれます。全国一斉まちゼミ公式HPはこちら昨年は残念ながら新型コロナウィルスの影響で中止になりましたが、今年は「第2回」として「全国一斉まちゼミ」にも参加して開催されます。当事務所が、「まちゼミ」の中で、司法書士として何が出来るのかは、分かりませんが少しでも地域活性化に協力したいと思い参加することにしました。事務所のHPにも「春日市商工会 第2回まちゼミ特設ページ」を開設しました。これからさまざまな情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

  • 12Jul
    • 司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載6)の画像

      司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載6)

      今日の春日市はうっすらと曇っていて湿度も高い感じです。夕方になって雷と共に少し激しい雨が降りました。梅雨ももう少しで明けるのでしょうか?いつ海に泳ぎに行けるのかと娘と二人でそわそわしています。司法書士Oです。先日からの自転車の交通事故の件です。今日保険の代理店の方が事務所を訪ねてこられました。前回提示された慰謝料は、「3万4400円」でした。以前お伝えしていましたが、今回の私の件でいえば、慰謝料の額は、自賠責基準・・・2万1500円任意保険基準・・・25万2000円裁判所基準・・・52万円前回保険の代理店の方が来られたときに、「任意保険の満額であれば示談にしてよい」と伝えていました。今日の提示額は     ↓     ↓     ↓総額で「22万円とちょっと」でした。これで「示談」にしました。私が司法書士として依頼されていれば、「訴訟」にしてもう少し慰謝料を請求しますかと尋ねるところですが、なんせ自分のことです。自転車の輸入販売会社の方も真摯に対応して頂きましたし、保険の代理店の方も遠方から何度も事務所に来て頂きました。なにより、製造物責任法で損害賠償を請求するという貴重な経験をすることが出来ました。加えて私自身のことでこれ以上請求しようとすると本来の業務に差し支えるのでここで終了ということにします。もし、「皆様が製造物責任法に基づく損害賠償を請求したい。」ということでしたら司法書士がお力になります。賠償金が支払われたら、ご報告とまとめの記事を投稿したいと思います。今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。

  • 23Jun
    • 司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載5)の画像

      司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載5)

      福岡県春日市は今日も快晴です。司法書士Oです。自転車事故の続報です。今日は朝、保険の代理店の方から電話があり、賠償額が決まったので示談書を持ってきたいとのことでした。昨日は福岡の簡易裁判所で第1回の口頭弁論期日がありましたのでバタバタしていて事故のことは忘れていました。賠償額についてですが、治療費や物損はこちらの申告通りに支払うつもりはあるようです。問題は次の2つです。・休業損害 日額6,100円 1日8時間働いて時給が・・・762円。これはキビシイ。・肋骨骨折及び右手捻挫・打撲の慰謝料 通院日数4日×2×4,300円=34,400円 これは自賠責保険の基準です。 つまり、例えば、ある人が自動車に衝突されて、運転者が自賠責保険にしか入っていなかった場合に保険会社からもらえる金額です。交通事故の場合でも、骨折させられて「はい、3万4000円です。」と言われれば納得できないでしょう。そこで、一先ず保険代理店の方には、任意保険の基準で満額なら示談してもよいと伝えました。代理店の方にはお気の毒ですが、もう少し時間がかかりそうです。今日も最後までおつきあいありがとうございます。

  • 21Jun
    • 司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載4)の画像

      司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載4)

      今週は梅雨の中休みのようです。春日市でも昼は暑いですが、朝晩は過ごしやすい日が続いています。今日は、一年で最も昼間の時間が長い夏至です。これからまた本格的な梅雨が戻ってきますので、皆様お体には十分お気を付け下さい。司法書士Oです。ここのところ珍しく仕事がたて込んでいて、なかなかブログの更新ができていません。相続登記、株式会社の減資の登記、合同会社から株式会社への組織変更、中国籍の方の相続人多数の相続案件、信託による所有権移転、公正証書遺言の文案作成、交通事故訴訟の口頭弁論期日、株式会社の役員変更、売買による所有権移転登記などなど・・・。基本的にどんな案件でも対応致しますが司法書士2名の事務所なので、難しい案件が入ってきたときなどは資料の調査にかかりっきりになってしまうので、仕事がたまりがちになります。先日からのPL法の損害賠償請求は、代理店の方にひとまず物損と治療費関係の資料をお渡しして、今は保険会社からの賠償額の提示待ちです。事故から明日で2か月です。まだ肋骨は痛みますし、何より右手の捻挫の具合が良くないので、ペットボトルのフタをあけるときは痛みを感じます。私の場合は、仕事柄、当初から損害賠償をするという方針で話を進めることができていますが、これが一般の方だったらどうするのでしょうか?もし、正しい使用をしているにもかかわらず製品が原因で事故や怪我などをされた場合は、お近くの弁護士・司法書士にご相談ください。製品事故に関する情報は消費者庁のHPでも確認できます。その製品を使用している他の消費者が同様の事故や怪我をしないように製造者・輸入者に知らせるためにも大切です。この場合にはリコールをしてもらい、修理や回収をすることで事故を未然に防ぐことができます。泣き寝入りすることは他の被害者を生み出すことにつながります。クレーマーになることはよくありませんが、事故の被害を正当に補償してもらう様にしましょう。今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

  • 01Jun
    • 司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載3)の画像

      司法書士のお仕事⑤ 製造物責任法に基づく損害賠償請求、肋骨骨折してもタダでは起きない!(連載3)

      福岡県も梅雨入りしてしばらくたちますが、先週末から梅雨の中休みといったところでしょうか、快晴の日が続き気温も高い状態が続いています。皆様も暑さにはまだ慣れていないこの時期、くれぐれも体調を崩されないようご注意下さい。司法書士Oです。先日からの続きです。製造物責任法に基づく損害賠償は、積極損害(治療費、交通費、文書費等)、消極損害(物損、休業損害、逸失利益等)及び慰謝料になります。積極損害や消極損害(逸失利益を除く)については実費が計算できるものが多いので保険会社に請求をすれば減額の交渉はあるかもしれませんが支払われるでしょう。ここで問題になるのが、慰謝料です。慰謝料とは不法行為によって被る損害のうち精神的な被害に対する賠償金です。詳しくは民法第710条をご参照ください。今回の件に関して言えば、①転倒するときに感じた恐怖②転倒した際に受けた擦り傷や打撲の痛み、肋骨の骨折による痛み③転倒後1ヶ月たった今でも痛みで夜中に目が覚め睡眠不足がつづいていること④あちこちが痛むため毎日苦痛を感じていること⑤痛みのせいで休日も充実した活動ができないこと、などなどです。身体の傷害の慰謝料なので、基準となるのは交通事故の慰謝料です。この交通事故の慰謝料については、3つの基準があります。①自賠責基準②任意保険基準③弁護士基準(裁判所基準)の3つです。この基準に関しては、交通事故の慰謝料請求の場合と同じなので是非覚えておいてください。以下、慰謝料のみについて考えます。治療費や物損は別に請求します。保険会社がまず提示してくるのは、①の自賠責基準です。これは、簡単に言うと、骨折の場合には毎日通院することはあまりありませんので、通院日数×4300円になります。骨折して全治2ヶ月で5回通院したとしたら、2万1500円です。2ヶ月間毎日痛い思いをして「たったこれだけ?」と思ってしまいます。先日、相手方の製造物責任賠償保険の保険会社の代理店の方が来られたので補償について聞いてみたら上記の自賠責基準で計算しますと言っていました。やっぱり。これでは誰も納得しません。保険の代理店の方は「会社の方も欠陥品を作ろうと思って作ったのではないので、公平が大切でしょう。」などと言っていましたが、要は保険会社はなるべく安くおさめたいというだけです。余談ではありますが、輸入による製造物責任法の損害賠償をした場合には、その自転車を輸出した業者に責任を追及することができます。したがって、本来ならば保険会社は認められるだけの賠償を最大限したうえで、輸出業者の責任追及に力を入れるのが当然の姿勢だとは思います。②任意保険基準はかつて任意保険会社が使っていた基準で、入院と通院の月数によって金額が決まっています。今回の私の場合で言うと通院2か月で25万2千円になります。まぁ、相手のある交通事故で骨折したのならばこのくらいの金額で納得してもいいかなという金額ではないでしょうか。しかし、今回の場合は私は自転車に乗っていただけで、その自転車が原因となって傷害を負っています。もし、交通量の多い車道を走っているときに転倒していたとしたら間違いなく命はなかったでしょう。こんな時に保険会社の言うとおりの「慰謝料」では我慢できないというのが「人情」でしょう。そこで、交通事故の場合もそうですが、③弁護士基準(裁判所基準)というものがあります。これは、交通事故で損害賠償の裁判になった事例をもとに慰謝料の基準が定められています。「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」という本にまとめられています。表紙が赤いので通称「赤い本」と呼ばれています。この本によると今回の慰謝料額は・・・なんと「52万円」になります。任意保険基準の倍以上です。ただし、時間もかかりますが、弁護士(140万円までなら司法書士)の報酬がかかるというのもネックです。しかし・・・交通事故の場合には、任意保険に「弁護士(司法書士)特約」なるものがあります。この特約を付けていれば、保険会社が相手方と話をしても納得のいく過失割合や損害賠償額でない場合に、保険会社が承諾してくれれば、弁護士や司法書士が代理人となり交渉したり、裁判で解決することができます。つまり、この特約を付けていれば、弁護士(司法書士)の報酬は保険会社が支払ってくれるので、報酬を気にすることなく、より納得のいく結果を得られる可能性があります。(「必ずしもよりよい結果が得られるとは限らない」ということは認識しておかなければなりませんが・・・)現在、私も弁護士(司法書士)特約を使って過失割合が争点になっている訴訟案件で今月が第1回の口頭弁論期日のものがあります。まぁ、今回の場合は私自身の問題ですので、弁護士に依頼するようなことはありません。自己研鑽のつもりで、保険会社と交渉をして納得できないということであれば、自分で訴訟を提起します。被害にあった人が泣き寝入りしなければならないようなことは少しでも減らしていかなければなりません。私達司法書士がお役に立てることもあると思います。お困りごとがありましたらお近くの司法書士に相談してみて下さい。最後に、今回の自転車の件でひとつ進展がありました。販売会社の担当者の方が自転車のブレーキに欠陥があったとの調査報告書を書いて下さいました。本来は代表取締役の方に書いて頂いた方がいいのでしょうが、輸入販売業者の方は欠陥車を輸入してしまった被害者でもありますし、製造物責任賠償保険にも加入さてていて丁寧に対応をしてもらっています。万が一、訴訟になった場合には「証拠」が必要になるので念のためにもらったものです。ある程度のところで折り合いをつけたいとは思っていますが、この先どうなることやら・・・。本日も最後までお読み頂きありがとうございます。