英語学習というと、「英単語を覚える」「英文法を勉強する」「英文を読む」「英作文の練習をする」といったことを思い浮かべる皆さんが多いと思います。もちろん、どれも大切です。
しかし、生徒さん達の英検ライティング答案を添削していると、英語力以前のところでつまずいているケースをよく見かけます。
例えば、
・「理由を2つ書きなさい」とあるのに、1つしか書いていない。
・E-mail問題で、問題の指示通りに書くことができていない。
・要約問題で、問題文の重要な内容を書き漏らしてしまう。
・文章が論理的な流れになっていない。
これらは、英語力だけの問題ではなく、問題文を読み取る力や、論理的に考える力、日本語で文章を構成する力なども影響しているように感じています。
全国学力・学習状況調査では、記述式問題に課題があることが指摘されています。今年(2026年7月)公表された調査結果からも、文章を読み取り、自分の考えをまとめて表現する力の大切さが改めて感じられます。
私は、英検ライティングでも同じことが言えると思います。英語を書く前に、まず日本語で書かれた指示文を丁寧に読み、「何を求められているのか」を正確に理解することが大切です。そして、自分の考えを整理し、論理的な文章を組み立てる力も必要になります。
英検で高得点を取るためには、英語力だけでは十分ではありません。日本語で「読む力」「論理的に考える力」「文章を構成する力」を身につけることは、英語力を支える大切な土台になるのです。
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