5月病?
4月に新しい生活を始めてしばらくたった頃、「5月病」と言われる状態になる場合があります。(医学的には、五月病というものはなく、適応障害の一種だそうです。)
例えば、新中1と新高1の場合、新しい環境の中で、部活が本格的に始まり、帰宅時間が遅くなり、さらに学習も難しくなってきて、宿題も沢山あり、どうして良いのか分からなくなってしまっている生徒さんもいると思います。忘れものが増える、提出物の期限が遅れるなど、事務的なミスが増えて、以前出来ていたことが出来なくなってしまう場合があります。
教室の生徒さんの中でも、私の経験上、日頃から何事もきちんと行う努力家の生徒さん達がこのような状態になる傾向があると思います。
皆さんはどうでしょうか?
9月の秋分の日以降になると、日没が早くなってくるので、部活が終わって帰宅する時間も早くなってきます。また、学校生活にも慣れて、成長に伴って体力的にも強くなってきます。その頃になったら、きっと大丈夫ですよ。
やることがいっぱい!
やるべきことが沢山あると、あれもこれもやろうと気持ちばかりが焦ってしまいます。
私自身、せっかちなところがあるので、早くやってしまいたいという衝動に駆られて、やり過ぎてしまう傾向があります。しかし、「何もかも今日中に!」では体を壊してしまうので、気を付けなければなりません。
それって本当に必要?
「全てを完全に!」と考えていると、なかなか上手く行きません。時間がかかり過ぎて、体力的に無理があります。決して「いい加減にやるように」と言っているのではありません。抜くところは上手に抜いて、やるべき事はきちんとやるように心掛けると良いです。
そのためには、優先順位を付けると共に、何のためにそれをやっているのかよく考えてみましょう!
例えば、ノートをキレイに書くこと自体が目的になってはいないでしょうか?キレイに沢山書いていると、「勉強をやっている感」があるかもしれません。しかし、学習効果には疑問が残ります。
「それって本当に必要ですか?」・・・何のためにその作業をしているのか、目的を考えましょう。
時間を有効に使いましょう!
限られた時間を有効に使うためには、2つの方法があります。
1つ目 物事を効率良く進めるために、方法を工夫する。
例えば、プリントを半分に折って片付ける時、白い面ではなく、文字が書いてある方を表にして折れば、簡単に探すことが出来ます。白い面を表にして折ると、探すのにとても時間がかかります。
2つ目 棄てるところは棄てる、力を入れるところは入れる。
「選択と集中」を心掛けて、「大胆かつ細心に」という両極端な考え方をすると良いと思います。
ちょっとだけがんばって!
勉強でも部活でも、頑張り過ぎないようにしましょう!
“Don't work too hard!”
確かに、時にはもの凄く頑張らざるを得ないことがあります。「なぜ今、あれとこれが重なってしまうんだ!?」と、自分の意志に関わりなく、公私共に同時期に多くのことが降りかかってきて、無理をせざるをえない時があります。
しかし、それは長続きしません。心も体も壊れてしまいます。
そこで私は、「まあ、いいか今日一日、精一杯やったのであれば、それで良い。予定していたことが出来なくても、また明日がある」と考えるようにしています。
皆さん!
「ちょっとだけがんばって!」ください。決して「中途半端にやるように」と言っているのではありません。
「ちょっとだけがんばってみる。そして、それをやり続ける。」・・・それが大切です。
そうすれば、いつかきっと今の自分では信じられない位に成長した自分になっていると思います☆
でも、もしも本当に大変な時には、一休みして下さいね!
「あわてない、あわてない!一休み、一休み!」
定期テストの時に出席するかどうか?
「定期テストの時に授業に出席すべきか?」という質問を受けることがあります。私は、以下のように考えています。
出席することが理想です。私の経験上、テストには関係なく出席している皆さんの方が、成績が良い傾向にあると思います。これは、“出来る”から休まないのではなく、それだけの“気持ちの強さがある”からこそ成績が良いと言うことが出来るのではないでしょうか?そして、テストでも慌てないように、日頃からやるべき事を行っているのだと思います。
しかし、“人それぞれ”です。「テストでも絶対に来て下さい」とは言いません。
体力的にタフな皆さんもいますし、無理をすると体を壊してしまう皆さんもいます。「これが絶対」ということはありません。自分の特性をよく考えて、お家の人と相談をして、自分で判断して下さい。
STEP WORLD LL日進駅前教室ブログ
https://ameblo.jp/stepworld-llnisshin/
STEP WORLD LL日進駅前教室のホームページ