英語学習以前の事務的なこと

 

 英語学習以前の事務的な部分がうまくできなくて、学習を進めるのに障害になっている場合があります。これは、小学生だけではなく、中学生や高校生でも共通の課題となっています。

 このような作業がうまくできていないと、学習を順調に進めることができません。例えば、以下のような事務的なミスが見られることがあります。

 英検などの申込忘れ、課題(各種プリント)の紛失、提出物を忘れる、カバンの中にある物を探すのに時間がかかる、指示したテキストのページを開いていない、テストでのケアレスミスなど、このような事務的な問題は多岐にわたります。

 これらができていないと学習(授業)の能率が非常に悪くなります。なぜならば、学習することは、「小さな事務的な作業の積み重ねで成り立っている」と言っても過言ではないからです。
 

 

 

  事務作業が苦手な原因は?

 

 英語講師として本来の専門分野ではありませんが、学習を円滑に進めるためには重要な課題と考えています。そして、私が考える原因と対策は以下のようです。

個性によるもの

 先天的な要因として事務的なことが苦手な傾向があるのかもしれません。これは、医学的(脳科学的)な部分かもしれません。

 しかし、「どうせ自分は・・・」とあきらめずに、自分のその特性を認識して、どうすれば改善するのか工夫をすることが大切だと思います。

多忙による負担の増大

 多忙なスケジュールが続く中で、心の余裕がなくなり、事務的な部分がうまくいかなくなることがあります。これは大人でも同じで、環境的な要因としてよくあることです。

 無理をせず「ちょっとだけがんばる」ことが大切です。

国語力・読解力の影響

 事務的な作業には、「指示を正確に読み取る」「必要な情報を見つける」などのスキルが求められます。これらは国語(日本語)力や読解力と深く関係しています。特に文章を読むのが苦手な場合、案内類やプリントの指示文を正確に把握できず、ミスにつながるのだと思います。

 文章の意味を正しく読み取るように、日本語の語彙力を高めると共に、落ち着いて読む訓練をすることが大切です。
 

 

 

  具体的な対策は?

 

ファイルやポーチなど、プリント類を入れる専用の場所を決めて習慣化する。

プリントを折る場合、(白紙の方ではなく)「文字のある方」=「重要な情報が載っている方」を表にして折れば早く探すことができる。

学校用・教室用などそれぞれに持ち物リストを作り、出発前に確認する習慣をつける。

教室用の専用カバンを用意して、ご家庭でも使い終わったら常にそのカバンの中に入れることを習慣にする。

行うべき“ToDoリスト(やることリスト)”をメモ帳に書き、終わったらチェックする。

 ご家庭でも、「どうすればうまくいくか」を保護者様とともにお子様も一緒に考え、少しずつ「自分で管理する力」を育てていくことが大切だと思います。

 かつて、大学受験や英検の実施日時を間違えたために受験することが出来なかった生徒さん、大学受験や英検の願書提出のミスで受験することが出来なかった生徒さんがいました。それは絶対に避けたいものです。

 私たち講師も、お子様の成長を保護者様と一緒に見守り、サポートさせて頂きます。ご不明な点やご相談がございましたら、ご連絡頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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  5月病?


 4月に新しい生活を始めてしばらくたった頃、「5月病」と言われる状態になる場合があります。(医学的には、五月病というものはなく、適応障害の一種だそうです。)

 例えば、新中1と新高1の場合、新しい環境の中で、部活が本格的に始まり、帰宅時間が遅くなり、さらに学習も難しくなってきて、宿題も沢山あり、どうして良いのか分からなくなってしまっている生徒さんもいると思います。忘れものが増える、提出物の期限が遅れるなど、事務的なミスが増えて、以前出来ていたことが出来なくなってしまう場合があります。

 教室の生徒さんの中でも、私の経験上、日頃から何事もきちんと行う努力家の生徒さん達がこのような状態になる傾向があると思います。

 皆さんはどうでしょうか?

 9月の秋分の日以降になると、日没が早くなってくるので、部活が終わって帰宅する時間も早くなってきます。また、学校生活にも慣れて、成長に伴って体力的にも強くなってきます。その頃になったら、きっと大丈夫ですよ。

 

 

  やることがいっぱい!

 

 やるべきことが沢山あると、あれもこれもやろうと気持ちばかりが焦ってしまいます。

 私自身、せっかちなところがあるので、早くやってしまいたいという衝動に駆られて、やり過ぎてしまう傾向があります。しかし、「何もかも今日中に!」では体を壊してしまうので、気を付けなければなりません。
 

 

  それって本当に必要?

 

 「全てを完全に!」と考えていると、なかなか上手く行きません。時間がかかり過ぎて、体力的に無理があります。決して「いい加減にやるように」と言っているのではありません。抜くところは上手に抜いて、やるべき事はきちんとやるように心掛けると良いです。

 そのためには、優先順位を付けると共に、何のためにそれをやっているのかよく考えてみましょう!

 例えば、ノートをキレイに書くこと自体が目的になってはいないでしょうか?キレイに沢山書いていると、「勉強をやっている感」があるかもしれません。しかし、学習効果には疑問が残ります。

 「それって本当に必要ですか?」・・・何のためにその作業をしているのか、目的を考えましょう。
 

 

  時間を有効に使いましょう!

 

 限られた時間を有効に使うためには、2つの方法があります。

1つ目 物事を効率良く進めるために、方法を工夫する。

 例えば、プリントを半分に折って片付ける時、白い面ではなく、文字が書いてある方を表にして折れば、簡単に探すことが出来ます。白い面を表にして折ると、探すのにとても時間がかかります。

2つ目 棄てるところは棄てる、力を入れるところは入れる。

  「選択と集中」を心掛けて、「大胆かつ細心に」という両極端な考え方をすると良いと思います。
 

 

  ちょっとだけがんばって!

 

 勉強でも部活でも、頑張り過ぎないようにしましょう!

    “Don't work too hard!”

 確かに、時にはもの凄く頑張らざるを得ないことがあります。「なぜ今、あれとこれが重なってしまうんだ!?」と、自分の意志に関わりなく、公私共に同時期に多くのことが降りかかってきて、無理をせざるをえない時があります。

 しかし、それは長続きしません。心も体も壊れてしまいます。

 そこで私は、「まあ、いいか!?今日一日、精一杯やったのであれば、それで良い。予定していたことが出来なくても、また明日がある」と考えるようにしています。

 

 

  皆さん!

 

 「ちょっとだけがんばって!」ください。決して「中途半端にやるように」と言っているのではありません。

 「ちょっとだけがんばってみる。そして、それをやり続ける。」・・・それが大切です。

 そうすれば、いつかきっと今の自分では信じられない位に成長した自分になっていると思います☆

 でも、もしも本当に大変な時には、一休みして下さいね!

 「あわてない、あわてない!一休み、一休み!」
 

 

   定期テストの時に出席するかどうか?

 

 「定期テストの時に授業に出席すべきか?」という質問を受けることがあります。私は、以下のように考えています。

 出席することが理想です。私の経験上、テストには関係なく出席している皆さんの方が、成績が良い傾向にあると思います。これは、“出来る”から休まないのではなく、それだけの“気持ちの強さがある”からこそ成績が良いと言うことが出来るのではないでしょうか?そして、テストでも慌てないように、日頃からやるべき事を行っているのだと思います。

 しかし、人それぞれです。「テストでも絶対に来て下さい」とは言いません。

 体力的にタフな皆さんもいますし、無理をすると体を壊してしまう皆さんもいます。「これが絶対」ということはありません。自分の特性をよく考えて、お家の人と相談をして、自分で判断して下さい。

 

 

 

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 gooブログを使用していましたが、Amebaブログに引っ越しました。


 gooブログは、10月1日からブログ記事の新規投稿が出来なくなり、

 

11月18日にサービス終了です。

 

 

このMIZUNO Katsuyaのブログの他、

 

STEP WORLD LL日進駅前教室のブログもあります。

 

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なお、サービス終了までは従来のgooブログは閲覧可能です。

 

新規ブログは、全てAmebaブログに投稿します。

 


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【お詫び】

 

2025年4月までのブログは、gooから引っ越したブログですので、記号・行間など正しく表示されていません。

 

また、他のブログ記事にリンク設定してあるものは、大半がgooにリンクしていますので、gooのサービス終了後は、表示されなくなります。

 

投稿済みの記事のうち、投稿日が新しい記事からできる範囲で少しずつ修正しますが、全ては無理ですので、表示されない場合は、申し訳ございません。

 

 

それでは、よろしくお願い申し上げます。

 

 

(水野克哉)

 

  基礎を大切にしよう!

 

 

 英語学習で一番大切なことは、基礎をおろそかにしないことです。

 

 教室では、基礎的なことでも繰り返し何度も口頭練習(音読練習)をしたり、自宅学習としてワークなど書く作業の他、CD(音声)学習があります。(小学生以下の授業では、楽しく学習することができるように、“ゲーム化”しています。)

 

 基礎がしっかり出来ていないのに、難しいことに挑戦しようとすると、なかなか上手く行きません。力が付かないのです。例えるなら、小学生のうちに九九をきちんと覚えていないのに、中学生になって方程式を解こうとするようなものです。九九があやふやなままでは、方程式をいくら解こうとしても、必ずつまずきます。英語も同じです。

 

 英語学習の例では、英検4級に何とか合格したからといって、すぐに3級にチャレンジしても、大抵は上手く行きません。いつも伝えているように、何度やっても90%以上出来るようになってから次の級にチャレンジすると良いです。また、高校生の皆さんの場合、中学生の基礎があやふやなまま高校レベルの英語に取り組んでも、空回りしてしまいます。良い意味でプライドを棄てて、中学レベルの基礎を学んだ方が良い結果に繋がります。「急がば回れ」です。

 

 

 

  「分かる」と「使うことが出来る」は別!

 

 

 基礎的な事を繰り返し練習するのは、「分かる」と「使うことができる」は、別の問題だからです。

 

 基本文やTarget Sentenceを完全に覚えて、英語がスラスラと口から出て来る位に、体に染み込ませることは大切です。このような学習をしていると、その応用が効くようになります。そして、試験の時にも、基本文が頭に入っていれば、似たような文が出てきた時には、「ピーン」と答えがひらめきます。

 

 例えば、大学入試でも、よく見ると中学生の基礎的なことがたくさん隠れています。しかし、高校生の皆さんは、中学校の基礎が頭から抜けてしまっているのか、それに気が付かず、妙に難しく考えてしまうことがあります。また、英検ライティングでも、中学レベルの基礎的なミスをしていることもあります。

 

 つまり、「分かった」だけのレベルで終わっていると、なかなか応用が効かず、「使う」ことが出来ません。(試験だけではなく、実際の場面でも「使う」ことが出来ません。)

 

 

 

  合格しても同じ級に何度もチャレンジ!

 

 

 LL日進駅前教室では、合格していても何度も同じ級にチャレンジすることをお勧めしています。本当にその級の実力があって合格したとは限らないからです。実際、一度は合格していているのに、再度受験したら、残念だったという例は少なくありません。

 

 そこで、(初めての問題を)何度やって90%以上出来るようにしましょうリスニングだったら、満点を目指しましょう英検は60%程度以上正解していれば合格することが出来ます。しかし、学校のテストで60点だったとしたら、大喜びしますか?

 

 

 

  特別なこと

 

 

 基礎的なことをおろそかにしないでやり続ける・・・これはとても大切なことです。それは、英語学習を含めて、様々なことを進める上での「基本」=「あたりまえ」のことだと思います。

 

 そのような「基本」を地味でつまらないものと思ってはいけません。例えば、超一流のアスリートは、基本(基礎)をとても大切にした結果、あのファインプレーが生まれて、素晴らしい成績を残すことが出来るのだと思います。

 

 つまり、教室では、平凡で何の特徴も無いことを目指しているのではありません。[あたりまえ」を確実にこなした結果に生まれてきた「特別なこと」を目指しています。

 

 英語学習で簡単に身に付く魔法のような方法はありません。そんな方法があったとしたら、自分の周りに英語の達人が溢(あふ)れているはずです。皆さんの周りに英語の達人が何人いますか?

 

 「あたりまえ」をコツコツやり続けていると、いつか今の自分からは想像もつかないところにたどり着いています!

 

 

丸ブルー小学生の皆さん

 

 P3&P4クラスまで学習すれば、中学2年生までの大切な基本文は、ほぼマスターできます。それができれば、英検4級だけでなく、3級合格も可能です!

 

丸ブルー中学生の皆さん

 

 文法の知識は必要です。しかし、それだけでは「使う」ことは出来ません!基本文(Target)を何度も声に出して覚えましょう!そうすれば、スピーキング力だけではなく、リスニング力&リーディング力も身に付きます。つまり、英検だけではなく、入試にも強くなります。

 

丸ブルー高校生の皆さん

 

 中学英語の基本を決して軽視しないでください。学校の定期テストや実力テストなどの英語試験でも、基礎をおろそかにしたり、分かったつもりになっていたりすると、成績が伸び悩む原因になります。軽く見てしまっていた基礎が、実は一番の落とし穴なのです。だからこそ、急がずに、今一度、中学英語の基本を見直し、しっかりと自分の力にしていきましょうそうすれば、大学入試にも強くなります。

 

 地味な努力に誇りを持ちましょう!それこそが、明日の笑顔に繋がります。

 

 

 

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 あるクラスで、英検結果の話をしている時に、「失敗は成功のもと」と言おうとして、うっかり「成功は失敗のもと」と言ってしまいました。言い間違えたと思った瞬間、「でも、それも一理あるな」と感じました。なぜでしょうか?

 

 成功すると、人は「もう安心」と思い、努力を続けることを忘れてしまうことがあります。それが油断につながるのです。また、一度うまくいった方法にこだわりすぎて、新しい工夫をしなくなることもあります。その結果、状況の変化に対応できず、次の失敗につながることがあるのです。これは、私自身も大いに反省すべきことがあります。

 

 たとえば、入試に合格したからといって、入学後に努力を怠ってしまうことがあります。テストで良い点を取った時、「もう勉強しなくても大丈夫」と思ってしまうと、次の試験では思うような結果が出ないかもしれません。スポーツでも、一度勝ったことに満足して練習を怠ると、次の試合では思わぬミスをしてしまうことがあります。

 

 本当に大切なのは、「成功した後、どうするか」です。成功は一つのゴールではなく、新たなスタートラインにすぎません。「次に向けて何ができるか?」と考えることが、さらなる成長につながります。

 

 お子さまが何かに成功した時こそ、「次の目標は何かな?」「反省することはあるかな?」「もっと良くするためにはどうすればいいかな?」と声をかけてあげてください。そうすることで、成功を成長のチャンスに変えていくことができます。

 

 大事なのは、成功しても立ち止まらず、常に前を向いて挑戦し続けること。失敗は決して終わりではありません。そして成功も気を抜けば失敗につながることがあります。すべては未来へのステップです。これからも、一歩ずつ前に進んでいきましょう

 

 

 

 

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 2025年1月26日(日)実施の英検1次試験の結果が発表されました。5&4級はこれで合否が決まりです。3級以上の場合は、2次試験(面接試験)があります。

 

 

 

  残念だった原因

 

 

 残念だった場合、主な原因は毎回次の3つです。                               

 

1つ目「チャレンジする時期が少し早かった」・・・教室で伝えている受験の目安時期よりも早い場合、残念なことはあります。あきらめないで学習を続けて、時が来たらまたチャレンジましょう

 

2つ目「正しい方法で学習していなかった」・・・日頃から学習を続けていても、悔しい想いをした皆さんもいると思います。その場合、CD学習(音声学習)など正しい方法で行っていましたか?音声学習を軽視していませんでしたか?謙虚に反省してみましょう

 

3つ目「単純に勉強不足」・・・日頃からコツコツと学習を続けましょう

 

 

 

  英語以前の事務的なこと

 

 

 今年度から3級以上のライティングが2題になりました。添削指導の段階で、その設問の指示通りに解答していない例がよくありました。確かに慣れていない問題ではありますが、初回の添削ならばともかく、2回目や3回目でも指示通りではない書き方の答案がありました。設問と先生の添削での指示をしっかりと読んでいないことが原因です。

 

 そこで、今回の合否に関わらず、今後は英語以前の事務的な部分には十分に注意しましょう

 

 

 

  合格しても同じ級に何度もチャレンジ!

 

 

 LL日進駅前教室では、合格していても何度も同じ級にチャレンジすることをお勧めしています。本当にその級の実力があって合格したとは限らないからです。実際、一度は合格していているのに、再度受験したら、残念だったという例は少なくありません。

 

 そこで、(初めての問題を)何度やって90%以上出来るようにしましょうリスニングだったら、満点を目指しましょう!英検は60%程度以上正解していれば合格することが出来ます。しかし、学校のテストで60点だったとしたら、大喜びしますか??

 

 

 

  英語学習が楽しい!

 

 

 学生の間は時間が限られています。英検の上位級になると、その短い期間では目標の級に合格することが出来ないことはあります。でも、それで英語学習が嫌いにならないで下さいね。“英語学習が「好きだ」「楽しい」”という気持ちを持っていることが一番大切だと思います。

 

 そして、「外国の人とコミュニケーションをとりたい!」「外国の人とお友達になりたい!」など、多くの皆さんが英語学習を始めた頃に持っていた純粋な夢を大切にしましょう。

 

 英検受験はそのための手段の1つであって、合格することだけを目標にすると、英語学習が苦痛になってしまいます。

 

 私は、生徒の皆さんが楽しく元気に教室に通ってくれることが先ず大切だと思います。その結果として、英語の力を付けてくれることを願っています。

 

 

 

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 幼児(Puppy)や小1~2(Green)クラスの授業が始まると、いつも元気な声が聞こえてきます。大きな声で挨拶をしたり、歌をうたったり。中学生や高校生クラスとは全く異なる雰囲気で、とても楽しそうです。

(もちろん、中高生クラスの場合も、別の意味での楽しさがあります。)

 

 中にはとても恥ずかしがり屋さんで、最初はみんなの輪に入ることが出来ないお子さまもいます。

 

 例えば、最初の授業の日に涙を流して教室に入ることさえ出来ない生徒さんがいました。しかし、勇気を出してスピーチコンテスト教室大会の出場を重ねているうちに、高学年になったら大勢の前で立派に発表が出来るようになり、スピーチコンテスト全国大会に出場したという生徒さんもいます。

 

 生徒さんのみんながスピコン全国大会という訳ではありませんが、様々なお子様の成長を見ていると、講師としてとても嬉しく思います。私共講師は、「少しでもお子様の成長の一助になれば」と願って、日々の授業に取り組んでいます

 

 

 

  英語を始めるのは早い方が良い?

 

 

 「小さい時から英語を始めた方が良いでしょうか?」というご質問を頂く事があります。

 

 結論から言えば、私の経験上、「発音など感覚的な部分(音声面)に関しては、やはり早い時期に始めた方が良い」です。諸説はありますが、英語学習には臨界期があると言われています。それは、ある時期を過ぎるとその後は上達しなくなる限界の時期のことです。

 

 教室での英語学習は、低学年(小2)までは、文字面よりも音声面の割合が多いです。そして、幼児や低学年から英語を始める最大のメリットは、単語を沢山覚えたということではなく、音声面(リスニングや特に発音)です。読んだり書いたりする学習は、中学年(8歳:小3)以降に英語学習を開始した皆さんでも、先生の指示を守ってしっかりと学習していれば追い付いて行きますが、音声面は簡単には追い付くことは出来ません。

 

 幼児や低学年の場合、「舌や口の形をああしてこうして」といちいち“説明”しなくても、英語の音を聞くと、聞いたとおりにキレイに発音することが出来ることが多いです。

(下記補足参照)

 

 そして、何よりも最初の段階で「楽しく」英語に触れているので、中学生や高校生になっても、さらにその後も続く英語学習に、抵抗感なく積極的に取り組むことが出来ます。

 

 

 

  高学年の開始でもあきらめてはいけません

 

 

 高学年以上から英語学習を開始した皆さんも、あきらめることはありません。個人差はあります。上記はあくまでも“一般的に言えば”ということで、小さい時に始めた方が有利なのは事実です。しかし、高学年以降に始めても、とてもキレイな発音で、リスニングも得意な皆さんはいます。

 

 私自身も小学生の時には、英語を全く知りませんでした。しかし、その後の練習で、(自分でいうのはおこがましいですが)日本人の一般的な英語学習者よりは発音は良くなったと思います。多く練習を積んだことと、歌が好きで、英語などの外国語の歌を沢山練習したことが、英語学習にはとても役に立ったと思います。(英語の発音は、歌と同様に腹式呼吸が非常に重要です。)

 

 

 

  早期英語の留意点

 

 

 単に小さい時から英語を始めたから良いのではありません。

 

 8歳位を境に、右脳教育から徐々に左脳教育へ移行して行く必要があります。(教室では、その時期を境に突然、文字学習が始まるのではなく、低学年でも文字の提示はしてゆきます。)そして、小3以上は、右脳を使った音声面などの感覚的な部分を重視しつつ、低学年よりも左脳を使った文字指導(読み&書き)を増やして行きます。

 

 高学年になっても、低学年と同じ様に、聞く&話すが中心の方法で学習していると、「長く続けているのに力が付いていない」ということになってしまいます。逆に、高学年になってから、昔からよくある中学生の文法学習のような指導方法で学習することも好ましくはありません。

 

 また、やり続けないと、力は付いて行きません。単に小さい時から英語を始めれば良いということではなく、大切なのは、正しい方法で、とにかくやり続けることです。

 

 ということで、いつから英語を始めた皆さんでも、英語学習でやるべきことをしっかりとやって、楽しみながら力を付けて行きましょう!

 

 補足
 

 

 特に幼児の場合、聞いた通りに発音することが出来る反面、口の筋肉(英語の筋肉)がまだ十分に発達していないので、カタカナ発音とはまた別の幼い発音である場合があります。これは、母国語である日本語でも、発声器官が未発達であることに起因する幼児独得の発音をすることと同様です。しかし、正しい方法で練習を繰り返していれば、成長と共に、キレイな発音になってゆきます。

 

 

 

 

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 私は、子どもの頃は体がとても弱く、特に小学低学年の頃までは、よく学校を休みました。そんな私にとって親は、自分の全てを守ってくれるスーパーヒーロー(Superhero)のような存在でした。そして、おそらく両親は、私に勉強よりも元気になることを願っていたと思います。

 

 そのためかどうか分かりませんが、私は決して優等生ではありませんでした。親にわがままを言って困らせたこともありました。私が書くとても“個性的”な文字が何を表しているのかは、皆様方のご想像にお任せします

 

 しかし、中2の後半になると、「このままではいけない」という気持ちが芽生えてきて、自ら進んで勉強に取り組むようになりました。

 

 そして、時が過ぎ、親が高齢になると、私との立場は全く逆になりました。私は、親が与えてくれたほどのことは出来ませんが、出来る限りのことはやりたいと思っています。

 

 子どもは、それぞれ個性があり、大人の期待どおりに行動することは必ずしもありません。大人の言うことを素直に全て受け入れる子どももいるかもしれませんが、勉強をしようとしない、言うことを聞かないなど、様々だと思います。

 

 しかし、その“反抗”は、成長する過程で避けることが出来ないことかもしれません。私は、子ども達がいつか保護者の皆様方をはじめとして、多くの人の未来を支えるスーパーヒーローになる日が来ると信じています。

 

 私も微力ながらお子様の成長を見守り、その一助となることが出来れば幸いです。

 

 

 

 

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  英語が使えない原因

 

 

 日本語と英語は言語構造が全く異なるので、単純に日本語を英語に変換しようとすると、とても不自然な英語になります。英語が「話せない」&「英作が出来ない」原因について、何度も皆さんに伝えていますが、再度の確認です。いくつかあります。

 

1つ目は、英語の単語やフレーズが頭に入っていないこと

 

2つ目は、練習が足りないこと。

 

3つ目は、日本語で考えてそれを英語にしようとすること。

 

 1つ目を解消するために、教科書の基本文・Targetを頭に入れて、それで自分が言いたいことと一番近い文を“選んで表現してみて下さい。そして、必要に応じて少しだけ単語を置き換えて下さい。決して頭に入っていない難しい英語を使おうとしないで下さい。自分が言いたいことをイメージ化して、それを伝えるために、どの英語が一番近いか考えてみて下さい。想像力の問題でもあると思います。

 

 2つ目を解消するために、沢山の練習をして下さい。そうすれば、何とか“伝える”こと出来るようになるはずです。

 

 3つ目については、例えば以下のような間違いがあります。

 

 

 

  「~は・・・です。」

 

 

 日本語の「~は・・・です。」と言いたい時、次の英語はどれが正しくて、どれが間違っているでしょうか?

 

[1]私は克哉です。I am Katsuya.

 

[2]私は4人家族です。I am four family.

 

[3]明日は日曜日です。Tomorrow is Sunday.

 

[4]明日は学校です。Tomorrow is School.

 

[5]象は鼻が長いです。An elephant is a long nose.

 

 

【解答&解説】


 be動詞(am, is, are)は、イコール、そのものを指しています。日本語の「~です」とは少し異なります。間違っているのは、以下の3つです。以下のように表現して下さい。

 

[1]正解です。「私=克哉」です。

 

[2] 間違っています。以下のいずれかで表現して下さい。

 

〇I have a family of four.
 

〇My family has four people.
 

〇There are four people in my family.

 

・・・amがイコールとして使われていますが、「私=家族の人数」という関係は成立しません。家族の人数を表現するには、所有を表すhaveや、存在を表すThere areを使いましょう。

 

[3]正解です。「明日=日曜日」です。

 

[4]間違っています。以下のいずれかで表現して下さい。

 

〇I have school tomorrow. 
 

〇I have to go to school tomorrow.
 

〇Tomorrow is a school day.

 

・・・isを使うと、「明日=学校」になってしまいます。明日は学校という日ではなく、「明日=〇曜日or〇月〇日」という日です。

 

[5]間違っています。以下のいずれかで表現して下さい。

 

〇An elephant has a long trunk. 
 

〇Elephants have long trunks.

 

・・・isを使うと「象=長い鼻」という意味になり、不自然です。hasを使うことで、「象は長い鼻を持っている」という自然な表現になります。なお、英語では象の鼻を特別に trunk と言います。普通の鼻(人間や動物の鼻)は nose ですが、象の鼻は特別な形なので違う言葉を使います。

 

 

 

  まとめ

 

 

簡単な言葉でOK!

 

想像力を働かせよう!

 

たくさん練習しよう!

 

Don't think. Feel音符

 

 

 2024年10月6日(日)実施の英検1次試験の結果が発表されました。3級以上の場合は、2次試験(面接試験)がありますが、2次試験のない5&4級は、これで合否が決まりです。

 

 

  残念だった原因

 

 残念だった場合、原因は主に次の3つです。

 

1つ目「チャレンジする時期が少し早かった」

 

・・・教室で伝えている受験の目安時期よりも早い場合、残念なことはあります。あきらめないで学習を続けて、時が来たらまたチャレンジましょう!

 

2つ目「正しい方法で学習していなかった」

 

・・・日頃から学習を続けていても、悔しい想いをした皆さんもいると思います。その場合、CD学習(音声学習)など正しい方法で行っていましたか?謙虚に反省してみましょう!

 

3つ目「単純に勉強不足」

・・・日頃からコツコツと学習を続けましょう!

 

 

 

  合否のバロメーター

 

 ライティングテストがある3級以上の場合、「ライティング添削(英検講習など)の答案を先生が指示した期限を守って提出しているか?」ということが合否1つのバロメーダーです。

 

 ライティング答案の提出が遅れ気味の生徒さんは、添削の改善点が生かされずに、何度も同じ様な不適切な書き方をしていることが多いです。

 

 とにかくコツコツと学習を続けることが大切です。

 

 

 

  英語学習が楽しい!

 

 学生の間は時間が限られています。英検の上位級になると、その短い期間では目標にしていた級に合格することが出来ないことはあります。でも、それで英語学習が嫌いにならないで下さいね。“英語学習が「好きだ!」「楽しい!」”という気持ちを持っていることが一番大切だと思います。

 

 そして、「外国の人とコミュニケーションをとりたい!」「外国の人とお友達になりたい!」など、多くの皆さんが英語学習を始めた頃に持っていた純粋な夢を大切にしましょう。英検受験はそのための手段の1つであって、合格することだけを目標にすると、英語学習が苦痛になってしまいます。

 

 私は、生徒の皆さんが楽しく元気に教室に通ってくれることが先ず大切だと思います。その結果として、英語の力を付けてくれることを願っています。そして、講師として、そのお手伝いをしっかりとさせて頂きたいと考えています。