今日は少し、趣向を変えて「英語」についてお話しましょう。

「英語を話せるようになるのが夢です」という人たくさんいると思います。

 

「英語を話せるようになるのが夢」と言われると、「英語を話すこと」が「パイロットになる」とか「お医者さんになる」みたいな

カテゴリーに感じます。

 

パイロットになるということは、学校に通って、訓練を受け、資格を取った状態のことを言うのでしょう。

パイロットかそうでないかという区切りも明確。私はパイロットの訓練を受けているけど、でもまだ資格を取っていないから

パイロットではない、ということが出来ます。

 

では「英語を話せるようになる」ということは、具体的にどのような状態なのでしょうか。

英検に受かる?TOEICでいい点数を取る?資格を取っていれば「英語が話せるようになる」のでしょうか。

 

「英語を話せるようになりたい」という日本の人達の大半は「ものすごく謙虚」です。

「私はまだまだダメなんですよ」と、いつまでたっても言い続ける・・・。「私は英語が話せます」といつになったら言えるのでしょう。

これはどうしてなのか・・・。たぶん、たくさんの人が「英語を話せるようになるってどういうこと?」って具体的にイメージすることがないまま、漠然と「英語を話せるようになる」ことを目標にしているからだと思います。

 

英検1級で、TOEIC990の人だって、全ての英単語を知っている訳ではありません。

英語の映画を100%理解している訳ではありません。

英語で行われる討論番組や、流行っているミュージシャンの歌っている歌詞を完全に理解できたりしません。

 

ネイティブではない人が、ネイティブになることはやはり限りなく難しいと思います。

『ネイティブと同じ英語力で話す』ことを漠然と目標に置いてしまうと、「自分が英語が話せる」と思える日はなかなかやってこないのでは。

 

大切なのは「私は英語をどのような場面で、どのくらい使いこなしたいか」って目標を決めるところじゃないかと思います。

首脳会談の同時通訳が出来るようにならなくても、英語が出来るって言っていいのではないでしょうか・・・・。

日本語の出来ない人と楽しく英語を話したい。

映画を字幕なしでだいたい理解できるようになりたい。

〇〇という英語新聞を読めるようになりたい。

具体的に目標を置いて、クリアできたら「私は英語が出来る」と自信を持って言ってみてはどうでしょうか。