バクテリアは我々人間の様に、意思こそ持たないものの、自然界での立派な役割が与えられている。

では、考える力・意思を持った人間はもっともっと立派な役割で生まれて来たに相違ない。



食物連鎖の中で、頂点に君臨する人間は、人口を増やし始めた頃から自然界において

「適正密度」を超えて生きていると言う結果が現代社会だと思うのである。

動物・植物の環境もそうであるように、適正密度を越して長年存在するものは

自然界にはほとんど例が無く、人間社会においてはその特殊な例だと言えるわけである。

動物として生きるならば、必ず訪れる終焉

自然界の法則、自然の摂理を、思考・理性を持った最高の頂点にある人間に、

神はそれを愚かにも我々に託したのであろうか?


なぜならば、昔、狼は人間にとって邪魔なもの、もしくは敵とみなされて

アリゾナの砂漠から消えて久しいが、今になって、自然界の中、

とりわけその地域での食物連鎖や環境の頂点(その次にコヨーテ)に存在し、

生態系を維持する上において、重要な役割であったと人間は最近になって気がついたのである。

(狼を繁殖させて放っている)そして少しずつ、その生態系は回復していると言う。


しかしながら、現代でも人間は、今でも自然界に存在する石油・石炭あらゆるものに依存し

生存し、枯渇を危惧しながらもいまだにその解決には至っていない。

石炭が合理的ではないと石油に依存し、石油もシェールガスも天然ガスも、多くの

人間が生存して行くためのエネルギーとして、開発し使われて来ている。

そのために、天然の森は伐採され、荒地となり、それを元に戻すことも無く

闇雲に地表に穴を開け続けている。

今まで生きてきた人間の経済活動の目的とは、おのずとそうなるものであり

近年の人間の都合で作られて来た、資源が無尽蔵にあるようなごとき発想に

基づいた文明であるゆえ、そこで起こる出来事は残念ながら自然界の摂理に戻され

根本的な天候不順やらの問題を抱え、又逆に言えば支配される結果となっている。

今、我々は我々の考えてる「豊かな生活」が、人間の英知によってもたらされている、

「自然界との共存」であるのか、はたまた享楽的な依存によってもたらせられたモノなのかを

検証し、考え直して行かなければいけない最終時期に来ていると、地球上あらゆる現象で自然は警告している。


参考動画(私たちの体はトウモロコシででき始めてる))
BS世界のドキュメンタリー選「キング・コーン~とうもろこしの国を行く~」         


参考動画(人間の醜い悪欲の中から掘り出される携帯電話の原料)
BS世界のドキュメンタリー シリーズ 受賞作品「血塗られた携帯電話」         


参考動画(事故対応の間違いが福島原発と良く似てる
政治的な保身意識と捨て身の現場責任者)
BS世界のドキュメンタリー「チェルノブイリの真相 ~ある科学者の告白~」


参考動画(シェールガス開発の汚染を隠す企業、水圧破砕、地表に飛び出したメタン )
シェールガス開発がもたらすもの               


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