【妊活のこと】過去話⑦・稽留流産手術 | mizukiの日記

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稽留流産手術前日の

2018年10月12日(金)の夜





友達とごはんに行った。





その友達は妊婦だが

稽留流産の経験があった。

※その友達はもう出産し、

先日遊びに来てくれたニコニコ

その時のことはこちら↓






この時はもう

赤ちゃんのことは諦めがついていたし、

目の前の友達は稽留流産後に妊娠しているし

気分は前向きになっていたので

楽しくごはんを食べた。






自分でも客観的に見て

受け入れられていると思っていた。






が、翌日の10月13日(土)。



手術当日。



気分が沈む。



辛い。



手術当日の朝なのに

普通にダラダラ過ごす旦那に腹が立つ。






病院までの車中

どう見てもイライラしてる私に

「今夜ごはん作るのしんどいやろうし

外で食べる?

(旦那は料理できない)



〇〇の家族と一緒にどう?

誘ってみようか?」

と言ってきた。





旦那としては、

落ち込む私を元気付けたかったのだろう。





でも。。。





よりによってそこの奥さん

妊婦なんですけど!!




この人、相手の気持ち分からないの!?




なんで流産の手術した日に

妊婦とごはん食べないといけないわけ!?




無神経すぎる。。




腹立つ。。




窓から外を見ながら涙が溢れた。




何も答えない私に

「どうする?」と聞いてくる旦那。




「妊婦とごはん食べる気分になれない」

と言うと

「そうやな。わかった。」と。





最初から分かれよ。





まぁでも今考えると

旦那に悪気はないんだよなーチーン






病院に着いて旦那には一旦帰ってもらった。



仕事もあるし、

付き添いは必要ないって言われたし。





待ち時間長いのは聞いてたから

待たせるのは悪いとも思った。





とにかく待つのが嫌いな旦那。





こんな時にイライラされるのもしんどいし。









10:00

まずは手術前の診察。




最後にもう一度確認したが

やっぱり赤ちゃんは見えなかった。





私は分娩の経験がなく

子宮頸管を開く必要があるので

頸管拡張という処置をした。





これがすごく怖かったショボーン





診察台でやる処置なんだけど

機械を上から体の奥まで押し込まれる感覚。





痛みも少しあるが

それより怖いという気持ちが強かった。




怖い。

早く終わって。

怖い。

助けて。

何で私が。





処置の不快感と

流産手術が始まるという辛さで

余計に恐怖を感じていたと思う。






この処置は棒状の器具を挿入するだけなので

時間はそんなに長くないんだけど

もう二度とやりたくないと思った。






そして病室のベッドで手術まで3時間程待機。





暇つぶしに持ってきた本を読むけど

全然頭に入らない。




読むのをやめてぼーっとする。

少し涙が出る。




気分を変えようとまた本を開く。

すぐ閉じる。

繰り返しショボーン





11:30

点滴開始。



私の担当をしてくれた看護師さんが

点滴の処置をしながら

「私も過去に2回流産したの」

と話し始めた。




今では4人も子供がいるらしい。





この時の私は

旦那に帰ってもらったこともあり

一人で戦わないといけないと感じていた。





先生や看護師さんの前では

気丈に振る舞っていた。





「私はこの状況を受け入れている。

稽留流産はある程度の確率で起こること。

それがたまたま起きただけ。

誰も悪くない。

私も悪くない。

たまたま。

だから大丈夫。」






もちろん頭では理解していたし

自分にも心配ないと言い聞かせていた。





だが、この看護師さんの優しさに触れ

急に涙が溢れた。




この時泣きながら

あー、私は本当は辛いんだ

と再認識していた。





と同時に

2回も経験してもちゃんと妊娠できるんだ。




この人はこれを乗り越え

4人も産んでるんだ。





きっと私も大丈夫だ。




そう思えて安心できた。






12:40

午前の診察が終わったようで

手術が始まることになった。






病室の隣が手術室になっていて

自分で手術台に上がった。





そして麻酔開始。





すぐに意識がなくなった。





手術自体は5分程で終了。





まもなく意識が戻る。





13:30

旦那にLINEする。





旦那は急いで仕事を片付けて

15時に来てくれた。





旦那を待つ間、心細かった。





早く顔が見たかった。





けど、心配かけたくなくて

旦那の前では明るく振る舞った。






そして旦那には採血をしてもらった。





旦那と病院には

あらかじめお願いしてあったのだが

風疹の抗体検査

をしてもらうため。





私は点滴のタイミングで

採血してもらっていた。





で、麻酔が完全に切れるまで待って

最後の診察を受け

薬を貰って帰宅。





書き出した子宮内容物は検査に回し、

今回の流産の原因が私にあるかどうか

調べるとのこと。






麻酔は完全に抜けたはずだが

翌日まで何度も眠気が襲ってくるし

体はだるくてしんどかった。






そして昼は仕事・夜は鬱

の日々に突入した。




続く

 

 

 





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