6月の読書 | みず色の風景

みず色の風景

60代ミセスのブログです

7月始めの天気は雨になりました。

湿気があるせいか、身体がダル重い感じです。

 

さて、先月の読書は4冊でした。

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1094
ナイス数:66

ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)感想
ともかく面白かったです。全く関係のないいくつかの場面が渦を巻いたように徐々につながってくるのはすごい。スピーディーでぐんぐん物語の中にひきこまれました。登場人物の表情が頭に浮かび、思わず笑ってしまうことも(^^)。そういえば『どらや』の紙袋っていくつ出てきたっけ?と思い、また読み返したくなりました。ドラマ化希望♪
読了日:06月04日 著者:恩田 陸


もう明日が待っているもう明日が待っている感想
著者は、放送作家として大御所アイドルグループにかかわってきた鈴木おさむ氏。東日本大震災後の福島や都内の状況は、私の知らなかった実情も書かれてあって驚きました。そして表紙カバーの表と裏に描かれた風船。見ると切ないですが、元々はオンリーワンの風船たち。それぞれに羽ばたいてお互いを「見てるよ、近くにいるよ」と言い合ってるようにも感じます。温かく見守ってる人たちもたくさんいることでしょう。
読了日:06月07日 著者:鈴木 おさむ


今日のおやつは何にしよう (幻冬舎文庫 ま 10-25)今日のおやつは何にしよう (幻冬舎文庫 ま 10-25)感想
おやつに関するエッセイ。益田ミリさんの作品は漫画も好きですがエッセイも読みやすく静かな心持ちになれます。なかでも、小学生の頃に来た転校生の話『いろんな友達』…が好きです。この転校生の子も親御さんも、きっと安心されたことでしょうね。時折現れるイラストにもホッとさせられました。
読了日:06月12日 著者:益田 ミリ


やっかいな食卓やっかいな食卓感想
美味しそうな食卓の風景が所々に出てきます。人生って次から次に問題ごとが発生しますよね。それらを乗り越えられるのが人と人の繋がりや家族の絆だったりするのでしょうね。美味しい料理を味わった後のような読後感。満足です。
読了日:06月17日 著者:御木本 あかり

読書メーター