森林や滝のそばに行って、ああマイナスイオンたっぷり、と感じたり
口にすることがありませんか?
この気持ちよさ、癒され感は、マイナスイオンというよりも
”ゆらぎ”から来ています。
ゆらぎとは、自然界のカオス的な、つまり常に規則的ではない微妙な変化です。
木漏れ日、風、鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、気温や湿度も度々変わり、何が起こるかわからない不安定性・・・
自然の環境は全てゆらいでいます。
先日まで東京国立博物館で紀元前1万年から紀元前3000年の縄文時代の人たちの作ったものの展示会が開催されていましたが
人は本来、ゆらぎの中にいるのが普通でした。今の私たちは、特に都会に住んでいると、そこからかなり離れた環境にいることが多いのです。
マンションの一室などで窓も閉めると、空気がピタッと止まりますよね。滞った状態になります。
ゆらぎとはかけ離れた状況です。
私たちはそれに慣れていませんか?
それがいずれ自律神経のバランスに影響し、精神的肉体的なものに影響してきます。
それをリセットするには、バランスを整えていくには
生活の中に少しでもゆらぎを取り入れていくことがポイントになるのだと思います。
1日の中に少しの時間でも、近くの公園を歩いて耳をすませ、五感を働かせて見たり
もしくは瞑想の中でもちょっとした空気の変化を感じることができます。
そのゆらぎに自分も合わせて動いたり、感じたりすると良いのです。一日数分でもです。
それをマイナスイオンという定義で受け取っても良いですが
必ずしも山の木々の中の、もしくはきれいな水で湿った負の大気のイオンというのではなく
自然なゆらぎを見つけるのです。
それは遠心力や重力に沿って行うスワイショウのような気功の運動でも良いと思います。
季節の変わり目に、自分の内外にゆらぎを感じて作っていくことをテーマにしてみませんか?

