新型コロナウイルス感染拡大で注目される「アマビエ」の“正体”が実は安倍晋三首相だった? とネットユーザーが沸いている。

 

 アマビエとは江戸時代に熊本に現れた伝説の妖怪。人魚のような体に鳥のようなくちばしがあり、疫病を退散させる力があるとされる。そういう理由から全国でアマビエを使ったキャラクターが作られてり、「#アマビエ」というタグがつけられた投稿が拡散されるなど、ちょっとしたブームに。

 

  「アマビエ」をローマ字表記すると「AMABIE」で、これを並び変えると「I AM ABE(私は安倍です)」になることが判明。ネット上が騒然となっているのだ。

 

 一部では「アマビエ人気は安倍首相が仕組んだサブリミナル」といった陰謀説も浮上するなど盛り上がっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/97104e47b4c14586bf54adcab963d5d7739bdc47

 

 

このネタ、面白かったです。

 

AMABIE → I AM ABE

 

このような並び替えは、アナグラムと呼ばれています。

 

そういえば、令和に関しても、似たようなネタがありましたね。

 

 

このようなネタは、楽しむ分にはいいんですけど、本気の陰謀論になることがあるんですよね。

 

たとえば、イルミナティカードとか。

 

原発の絵柄のカードに、東日本大震災の日付が隠されていると話題になりましたが、数字というのは単純な形なので、イラストの中に類似の形を探すことは難しくありません。

 

311ではなくても、411でも、321でも、似たような形はイラストの中にあるのです。

 

「令和」の「アベ」と同じです。

 

このようなトリックは、「聖書の暗号」でも使われています。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/聖書の暗号

 

聖書の中にあらゆる答えが暗号として隠されていると言われていますが、聖書には膨大な文字が使われているのですから、そこから特定の文字を選べば、どのような言葉でも恣意的に浮かび上がらせることができます。

 

カオスから法則を導き出す時に、恣意的なこじつけが入ってしまうのです。

 

陰謀論というのは、そのようなこじつけが多いと思います。

 

たとえば、私は「みずいしんすけ」という名前ですが、これをアナグラムで並び替えると、「みず・すい・けしん」となります。

 

「水・水・化身」なのです。

 

私は水曜日生まれです。

 

星座は、3月生まれなので魚座ですが、インド占星術では水瓶座です。

 

水との縁が、ものすごく深いということなのでしょう。

 

このようなことも単なるこじつけですが、これをネガティブで、恐怖心を煽るような内容にすれば、陰謀論にもなるのです。

 

 

でも、どうせこじつけるなら、ポジティブなこじつけをした方がいいと思います。

 

たとえば、コロナという三文字を漢字にしたら、「君」になります。

 

『君の名は』というアニメ映画がヒットしましたが、この「君」という漢字は、日本の国家の『君が代』にも使われています。

 

コロナというのは冠という意味で、太陽の大気が冠に似ていることから、太陽コロナとも呼ばれています。

 

 

本来は、非常にポジティブな言葉なので、コロナビールとか、エアコンを作っている会社の名前にも使われています。

 

コロナウイルスに関しては、ウイルスのエンベロープが冠の形をしているので、コロナウイルスと名付けられました。

 

ですから、コロナ=冠=太陽=君という類似が成り立つのです。

 

このような類似も、こじつけに過ぎませんが、コロナに対してのリフレーミング(認識を変えること)ができますよね。

 

陰謀論のようにネガティブにこじつけるよりも、様々な事象をポジティブにこじつけた方が、精神的にも良い影響があると思います。