こんばんは
リハビリテーション および 鍼灸・漢方診療の みずほ動物病院 です
秋、というよりもうすっかり冬の気配ですね
みなさんのわんず、にゃんずはいかがお過ごしでしょうか
うちのメイは寒ければ寒いほど(!?)元気なようで、最近はお散歩に勤しんでおります。
↓↓ちょっと海外っぽい
、、、というのは置いておいて。
今日は、久しぶりに当院で頑張るわんずをご紹介するコーナーにしたいと思います。
今回ご紹介したいのは、小麦ちゃん。5歳の女の子のトイプードルです。
とーっても可愛らしくて、かかりつけの病院ではスタッフみんなに大人気
(そしておそらく本人も自分が可愛いことを自覚しているタイプ…)
小麦ちゃん、右足の股関節を脱臼してしまい、
手術後のリハビリテーションのため、かかりつけの獣医さんからのご紹介で診察しています。
こちらが手術後…傷が痛々しいのでぼかしてあります。
かなり左足にばかり体重が乗ってしまっています。
歩くときも、右足はかなりあげる頻度が高いです。
リハビリメニューは、小麦ちゃんの術後のタイミングによって臨機応変に変えます。
術後はまだ腫れて熱を持っていたので、アイシングも行ったり。
お薬も痛みどめはしっかり飲んでもらいながら、立つ練習も始めます。
そのうちに、ヨットット、と右足でバランスをとる練習や、
お座りオイデの練習、くぐる練習など、
(↓小麦ちゃんの右側へそっとヨットット…)
(小麦ちゃんの先にはドライフードが1つ…丁寧にくぐります!)
そのときの小麦ちゃんの持つ能力と痛みの程度に応じてメニューを組みます。
お外の散歩が解禁になってからは、どうもアスファルトの上だとスキップするクセが
強かったので、公園の緩やかな丘(地面)なども取り入れてもらい始めました。
(↓このころは、だいぶ足をつけるものの、ときどきスキップ。 写真はスキップしているところ)
凹凸のある土の公園再デビューしてからは、さらにぐっと歩行が良くなりました。
まだリハビリテーションは続いているものの、かなり右足も踏み込んで…。
(↓ピョンピョンと椅子に飛び乗ってしまうほど)
もともと活発な小麦ちゃん、もう痛みは無く、筋力が戻ってきて、バランスも左右差が
無くなってきているので普段どおりの生活が戻ってきました。
関節可動域の値や、筋周囲長も改善です
骨頭切除術 をした後は、運動神経の良いプードルちゃんや
痛みへの恐怖心の強い子などでは、足を挙げたまま、
つまり3本足歩行が普通になってしまうケースがときどき見られます。
それが心配でしたが、今現在手術後1か月半。
順調に筋力が戻ってきているので、安心です
そして何より。
ここまで来るのに、お母様の頑張りには目を見張るものがあります
お母様と二人で、とにかくよく相談しました。
この動きを引き出したいのだけれど、普段の小麦ちゃんとの遊びの中だったら、
どれだったらできるかしら とか、
このマットが一番動きが安定するみたい とか、
このリハビリなら、一度で3往復が限界かしら とか…etc
まずは私が提案して、実際小麦ちゃんでデモンストレーションして、
次にお母様が実践してもらって、
それを私が動画に撮って、お母様に見せながら動きを修正して。
まだリハビリテーション完了までもう少しありますが、
もうあと数回くらいでゴールが見えてきたように思います
あともう少し、頑張りましょう
小麦ちゃん、小麦ちゃんママ、ブログご紹介にご協力いただきありがとうございました。
リハビリテーションは、日々の積み重ねがとても大事。
往診だと、おうちの床材、家具の配置、動物の導線、大好きなオモチャや遊びを
確認しながらプランを作成できるので、本当にこれはいいなぁ…とズッシリ手ごたえです
★おまけ★
ときどき思うのですが、美容院行く前のボサボサヘアーが結構可愛かったりしませんか
(わかる方いますかしら 笑)
◆診療のご予約・個別のご相談は下記のホームページよりお願いします
→世田谷の鍼灸・漢方の動物病院 みずほ動物病院
リハビリテーション および 鍼灸・漢方診療の みずほ動物病院 です
秋、というよりもうすっかり冬の気配ですね
みなさんのわんず、にゃんずはいかがお過ごしでしょうか
うちのメイは寒ければ寒いほど(!?)元気なようで、最近はお散歩に勤しんでおります。
↓↓ちょっと海外っぽい
、、、というのは置いておいて。
今日は、久しぶりに当院で頑張るわんずをご紹介するコーナーにしたいと思います。
今回ご紹介したいのは、小麦ちゃん。5歳の女の子のトイプードルです。
とーっても可愛らしくて、かかりつけの病院ではスタッフみんなに大人気
(そしておそらく本人も自分が可愛いことを自覚しているタイプ…)
小麦ちゃん、右足の股関節を脱臼してしまい、
手術後のリハビリテーションのため、かかりつけの獣医さんからのご紹介で診察しています。
こちらが手術後…傷が痛々しいのでぼかしてあります。
かなり左足にばかり体重が乗ってしまっています。
歩くときも、右足はかなりあげる頻度が高いです。
リハビリメニューは、小麦ちゃんの術後のタイミングによって臨機応変に変えます。
術後はまだ腫れて熱を持っていたので、アイシングも行ったり。
お薬も痛みどめはしっかり飲んでもらいながら、立つ練習も始めます。
そのうちに、ヨットット、と右足でバランスをとる練習や、
お座りオイデの練習、くぐる練習など、
(↓小麦ちゃんの右側へそっとヨットット…)
(小麦ちゃんの先にはドライフードが1つ…丁寧にくぐります!)
そのときの小麦ちゃんの持つ能力と痛みの程度に応じてメニューを組みます。
お外の散歩が解禁になってからは、どうもアスファルトの上だとスキップするクセが
強かったので、公園の緩やかな丘(地面)なども取り入れてもらい始めました。
(↓このころは、だいぶ足をつけるものの、ときどきスキップ。 写真はスキップしているところ)
凹凸のある土の公園再デビューしてからは、さらにぐっと歩行が良くなりました。
まだリハビリテーションは続いているものの、かなり右足も踏み込んで…。
(↓ピョンピョンと椅子に飛び乗ってしまうほど)
もともと活発な小麦ちゃん、もう痛みは無く、筋力が戻ってきて、バランスも左右差が
無くなってきているので普段どおりの生活が戻ってきました。
関節可動域の値や、筋周囲長も改善です
骨頭切除術 をした後は、運動神経の良いプードルちゃんや
痛みへの恐怖心の強い子などでは、足を挙げたまま、
つまり3本足歩行が普通になってしまうケースがときどき見られます。
それが心配でしたが、今現在手術後1か月半。
順調に筋力が戻ってきているので、安心です
そして何より。
ここまで来るのに、お母様の頑張りには目を見張るものがあります
お母様と二人で、とにかくよく相談しました。
この動きを引き出したいのだけれど、普段の小麦ちゃんとの遊びの中だったら、
どれだったらできるかしら とか、
このマットが一番動きが安定するみたい とか、
このリハビリなら、一度で3往復が限界かしら とか…etc
まずは私が提案して、実際小麦ちゃんでデモンストレーションして、
次にお母様が実践してもらって、
それを私が動画に撮って、お母様に見せながら動きを修正して。
まだリハビリテーション完了までもう少しありますが、
もうあと数回くらいでゴールが見えてきたように思います
あともう少し、頑張りましょう
小麦ちゃん、小麦ちゃんママ、ブログご紹介にご協力いただきありがとうございました。
リハビリテーションは、日々の積み重ねがとても大事。
往診だと、おうちの床材、家具の配置、動物の導線、大好きなオモチャや遊びを
確認しながらプランを作成できるので、本当にこれはいいなぁ…とズッシリ手ごたえです
★おまけ★
ときどき思うのですが、美容院行く前のボサボサヘアーが結構可愛かったりしませんか
(わかる方いますかしら 笑)
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