さて、今回からは

 

わたしに奇跡が起きるまでの

 

わたしの婚活遍歴についてお話させていただきたいと思いますリボン

 

 

 

今回はわたしがしてきた「お見合い」についてです。

 

 

 

24歳になると同時に、祖母からのお見合い攻勢がはじまりました。

 

わたしの両親はとある地方都市の出身で

 

祖母からの縁談は、昔ながらの仲人さんを介したお見合いでした。

 

 

 

当時はお見合い結婚に対してものすごい拒否反応を持っていたので

 

お話をいただいても、大概写真も見ずにお断りしていたのですが

 

 

 

我が家よりも格上の家柄のお相手の場合はそんなことも許されず

 

とにかく一度会うのが礼儀だ、というので

 

嫌々ホテルのラウンジまで出向いたこともありました。

 

 

 

当時ファッション業界に勤めて数年のわたしは

 

自分の勤め先のブランドのランウェイルックで完全武装して臨んでいましたが

 

今考えると本当に嫌な女ですね汗

 

 

 

さて、嫌で嫌で仕方ない気持ちを隠すほどの器用さも持ち合わせていなかったわたしは

 

お見合いの場では相手の顔を見ることもせず、

 

ずっと下を向いて黙って過ごしていましたドクロ

 

 

 

これは後々のお見合いにも共通していたことだと思うのですが、

 

男性は、

 

お見合いの席に来たということは

 

相手は大方自分に気があるものだ、

 

と思っていらっしゃる方が多いように思いました。

 

 

 

ですから、わたしがお会いした方も

 

なぜ目の前の女性がこんなに不機嫌なのか

 

本当に不思議だったのだと思います。

 

 

 

 

結局この縁談は、先方からお断りが入る形で幕を閉じたのですが

 

わたしの祖母は、仲人さんに菓子折りを持って謝りに行ったとのことでした…しょぼん

 

 

今考えると関わった人すべてに申し訳ないことをしてしまったと思います。

 

 

 

 

 

 

でも当時は、お見合いの場に赴くことになる度に

 

身売りされた気分で、

 

とても気持ちが重かったのを覚えています…

 

 

 

 

まぁそんな、上から目線のお見合いに対する姿勢も

 

当然わたしが20代のうちしか許されませんでした。

 

 

 

 

年齢を重ねるにつれて

 

自分の婚活市場における市場価値を

 

嫌という程思い知らされていくのですが

 

 

 

20代のうちは、縁談のお相手は全員東京大学ご出身の方

 

 

 

それが30代になると、私立大学ご出身の方になりました。

 

 

 

 

もともとわたしが東京大学ご出身の方を希望したことはありませんでしたが

 

30代になってからの縁談のお相手のペックで

 

なんとなく、「あ、なるほど…」と

 

自分の市場価値が目減りしていくのを実感したものでした。

 

 

 

 

そして35歳を超えてからいただく縁談は、

 

20代のときに、

 

わたしの知らないところで祖母がお断りしていたお相手から

 

もしまだお相手がいらっしゃらないようでしたら是非…

 

という形でお話をいただく「2巡目」になっていました。

 

 

 

 

本当に

 

面白いほどに、女性の年齢に比例して

 

婚活市場での市場価値が暴落していくのを痛感したのでした。

 

 

 

 

旦那さんと出会った後は、

 

祖母からのありがたい縁談も

 

生まれてはじめて「相手がいますので」という形で

 

お断りすることができ

 

無事嫁ぐことになりました。

 

 

 

 

散々心配をかけた上に、

 

幾度となく気苦労をかけてしまった祖母に

 

花嫁姿を見せることで

 

なんとか孝行になったのでは、と思っています。

 

 

 

 

 

でもわたしにとって、

 

「スペックありき」のお見合いシステムは

 

どうも感覚的にしっくり来ることがなく

 

そこでご縁をいただいたり

 

少しでも希望を持てたり

 

なんてことも

 

一度もないまま

 

 

 

自分のお見合いキャリアは幕を下ろしました。

 

 

 

出会いはどんな形で訪れるかは

 

本当にわかりませんので

 

 

お見合いで素敵な出会いをされて

 

ご縁を結ばれる方も

 

もちろんたくさんいらっしゃることと思いますラブラブ

 

 

 

 

わたしの両親もお見合い結婚ですが

 

今でも二人で旅行に行ったりレクリエーションに勤しんだりと

 

仲良く暮らしているのを見るにつけ

 

とても良い縁だったんだろうな、と思うのです。