おはよ。武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
調布市(調布、西調布、布田、国領、つつじヶ丘、仙川)
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の火曜日。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市吉祥寺南町の会社の
社長さんから、資金調達(融資)無料相談
時に聞かれたんだな。
「今回の決算の財務内容が前回よりさらに
悪かったので、
取引先銀行から債務者区分が格下げされて、
もう融資は受けられないのでしょうか」
なんだな。
債務者区分とは銀行が取引先につける
債権ランクを言うんだな。
上から
①正常先
→業績が良好であり、財務内容にも特段問題の無い債務者
②要注意先その1
→業績低調、延滞など、今後の管理に注意を要する債務者
③要注意先その2(要管理債権先)
→要注意先のうち、要管理債権のある債務者
④破たん懸念先
→現在、経営破たん状況にはないが、今後経営破たんが懸念される
債務者
⑤実質破たん先
→法的・形式的な経営破たんの事実はないが、実質的に
破たんに陥っている債務者
⑥破綻先
→法的・形式的な経営破たんの事実がすでに生じている債務者
に分類されるんだな。
今回のお客さんは、ざっと決算書を拝見するかぎり、
たぶん②~③分類だと
思われるんだな。
よく言うんだけど、②と③では
同じ要注意先でも大違い
なんだな。
もちろん④から⑥は問題外なんだな。
いわゆる門前払いかも。
銀行からスムーズに資金調達(融資)しようと
考えるんだったら、銀行に強い軍師のアドバイスも
いただきながら、なんとか②にとどまるべく
努力をしないとダメなんだな。
なぜなら、銀行サイドに立つと明らかなんだな。
要注意先債権になると貸倒引当金を通常の
正常先債権(0.2%前後)より
かなり多く積む必要(5~30%弱)があるんだな。
また、要管理先以下になるとその貸出債権を売却したり、
債権カットをせざるを得ない場合
さえありえるからなんだな。
要管理債権以下に評価されると
いわゆる不良債権扱いなんだな。
対処方法はいろいろ手はあるんだけど、可能なら
下記の努力をまずしてほしいんだな。
1.本業で頑張って経常利益を出す
2.優良な資産を売却して利益を出す
3.増資をする(他にもいろんな資本政策を使う)
なんだな。
まだ、諦めるのは早いんだな。
ぜひ、がんばってほしいものなんだな。
では、今日はこのへんでー。