おはよ。武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）
府中市（府中、東府中、分倍河原）密着の税理士事務所
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の火曜日。がんばろ。
今日は、医師が開業（起業）する場合の
医業常識の連載の最終回なんだな。
よく聞かれる採用・面接・就業規則
試用期間について書いてみるんだな。
採用時の性格検査については
谷田部ギルホード性格検査（ＹＧ検査）が
よく利用されているんだな。
簡単な割に有効と評価が高いんだな。
メリットとして
①信頼性が高い
②手軽に実施可能
③解析も簡単
④安くてお得
⑤一度に多人数を検査可能
面接について
面接は院長、院長夫人、
医業経営コンサルタント（軍師）等
複数でやるのが一般的なんだな。
野良さんも軍師として参加したことあるんだな。
何でも屋みたいなんだな。
受付事務、看護士などの職種ごとに、面接票を
作成しておき、基本の質問事項を事前に
用意しておくことがポイントなんだな。
診療所（クリニック）という性格を考えて、
健康状態や家族の理解・支援はあるかを
質問事項に入れることがお勧めなんだな。
また、受付事務者の面接は
お決まりの応対セリフで
実地試験をしておくと、はずれ
が少ないんだな。
論文について
応募者の考え方、文章表現力、報告力
教養がわかるから、ぜひお勧めなんだな。
就業規則について
診療所（クリニック）では、職種の異なった人が
仕事に従事しているんだな。
これらの従業員を組織的、効率的に
動かして、事業運営の目的を果たすには
雇用契約の内容を統一しておく必要が
あるんだな。
このような見地から作成されるのが
就業規則なんだな。
労働基準法では、常時１０人以上の従業員を
使用する使用者にたいして、就業規則の
作成と労働基準監督署に対する届け出を
義務付けているんだな。
ただし、常時１０人未満でも事業運営の
目的を達成するためには必要といえるんだな。
老婆心ながら、就業規則は始業及び終業の時刻
休憩、休日、余暇などを中心に労働条件
の統一基準を定めたものなんだな。
就業規則はいわば会社の定款みたく
絶対的に記載しないといけない事項
があるので要注意なんだな。
労働雇用契約について
①雇用契約
②誓約書
③身元保証書
の３つは忘れないでほしいんだな。
最後によく聞かれる、誤解の多い
試用期間について書くんだな。
労働契約を締結し、採用するときには、
その従業員の能力、人物、健康状態等
を完璧に把握することは現実には
困難なんだな。
そのため、一定期間を設けて観察調査して、
その結果によって、本採用の可否を決める
試用期間制度を持つことが一般的
なんだな。
試用期間を設けるか否かは義務ではなく
任意なんだけど、採用時に試用期間の旨
を通知しないと、本採用とみなされるんだな。
試用期間は法定期間はたった２週間だけということ
を誤解している人が多いんだな。
実際は法定期間とは別に企業の実情
に合わせて２カ月～６カ月とする
場合が多いんだな。
６か月を超えるケースはレアなんだな。
ここで注意しないといけないのは
法定期間を超えると、たとえ試用期間中
だからと言って、当然に自由に解雇できるわけでは
ないことなんだな。
事前によくもめないような工夫が
必要なんだな。ボランティアではないとは言え、
やはり思いやりが大切なんだな。
これが解雇時のもめないコツなんだな。
ではこれで長かった医師が開業（起業）する場合の
医業常識の連載を終わるんだな。
書くと長くなるし、難しくなりそうなところを
押さえるのが大変だったんだな。
よく聞かれる重要部分のイントロだけ
書いたんだな。
興味があるお医者さんは、初回は無料相談
なので、税金駆け込み寺(水原会計事務所）を
お気軽に利用して、開業時につまずかないで
もらいたいんだな。
では、今日はこのへんでー。