TBSのアナがほとんど解説者で耳障りだが、レコーダーを変えたらBSで見るとNHKのメッセージが出てきて邪魔で見る気がしないので、、、TBSで。

岡崎のゴールについて、解説が褒め称えるが、あのプレーではターンして右脚でのシュートなんて打てるはずがない。

あの切り返しは、ターンしたときにボールが足についてしまったので、足を着地した瞬間にはあの動きしかできないという結果としての代物。
それ以外のプレーしようとすればボールを持ち替えないとならないからシュートまで持ち込めなかったろう。

右サイドバックが釣られてくれてラッキーだった、と自分は思う(笑)

もしも、右サイドバックがターンに釣られていないとして、それでも岡崎は反射で切り返した可能性が高く、そうなると右サイドバックの目の前にボールがこぼれてきたはず。

いつも言っているように守備の肝は間に合うか間に合わないかだ。

いくらボールを回しても、読まれてしまっていれば、個々の力量にこれだけの差があっても、頑張れる間は間に合ってしまうというのがサッカーというスポーツ。

ことにゾーン守備が組織されていればこの程度はというのがアジアの2次予選レベル。

攻撃で求められることははっきりしている。

ひとつは相手の読みを上回る、あるいは逆をとるプレーをすること。
そういう個の力はこの代表にはない。
突きつめて言えばラモス瑠偉、ジョージ与那城ぐらいしかそういう選手はいなかったわけで、他は小野伸二ぐらいか。

もうひとつは読まれていても守備者の裏を取り続けて相手を振り向かさせる。
その手段としてサイドをえぐるのは典型で悪くはないが、解説陣が言っているように深く切り込まないと相手を振り向かせることにはならないので不十分な形からだと難しい。
ただ、そう簡単に切り込めるわけではないのでトライし続けることしかできない。

中央で裏をつければそれがベストなわけで2点目は、その良い典型。
力差もあるが、3人の良いコンビプレーだった。

他にもあるだろうが、あとは相手がいつ疲れるか。

後半10分も経たないうちにアフガニスタンの守備陣は遅れ始めて、ゲームは終わり。
このあとの日本のプレーは何もかもがよく見えてくる。
まあ、ここまで何もさせないのはたいしたものだ。

柏木に替えて香川。
香川、今ひとつでボールが足につかない。
試合に出ていないのがよくわかる状態。

岡崎に替えてハーフナー・マイク。
その高さは活きてはいるが、精度の問題で活かしきれているとも言えない。
ここらは代表の難しさで継続してハーフナーの活かし方を確立していって欲しいものだ。。

今日の代表は攻撃が途切れたあとの攻守に切り替えが速いので、安心して見ていられた。前線からの運動量と守備力。

個々の能力がこのレベルでもある程度の試合はできるわけで、目指すところは少し前のドルトムントではないか。