「このお客さんは免責があって上手い事やってどうにかなりませんかね?」

 

「この事故でお客さん悪くないのに過失が出ちゃってどうにかしてやってください。」

 

「仕事させてあげるからなんぼか浮かしてやって欲しいんよ!!」

 

元請けさんとの話でこんなやり取りは茶飯事ではないDすか?

元請けさんとは一般的に修理屋さんとか業者さんが多いと思いますが、すべて僕らは下請けの立場ではないと思います。

自分たちが車検で元請けになった時値切ったりしますかね??びた一文値切ったりはしないはずです。

 

上の三つの話、よく言えばお客様に立場に立った話になりますが、はっきり言って単なる値切りや不払いと同等、どうにかしてくれなんて話は悪行の方部を担がされてるようなもんで、仕事の獲得に違法業務をやらされかねない。

 

 

今日親戚内に当たる指定工場さんから鈑金の依頼が有りました。

保険業務では見積もりから協定まで丸投げで、保険屋に値切られた場合工賃から値切られた額を引いて納品します。

協定を任された責任と言う観点から僕はずっとそうさせて頂いています。

 

今日の依頼はトラックで見積もりもほとんど手打ちで3時間見積もりに費やしました。

フロントは「80万が全損でオーナーさんはそれ以上かかるならごねるらしい!一度見積もりしてやって!!」

知らんがな!!プンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンアジャスターがすでに見に来てるならアジャスターにやらせろや!!って感じで......

見積もりはしましたが「協定はそちらでおねがいします、僕はこれだけ請求しますよ!!後業務不履行なら見積もり料として見積額の3%発生します」とコメントしました。当たり前の言葉に元請けさんのフロントはびっくりした感じの受け答えでした。

オーナーさんとのやり取りや経緯など全く持って興味も無く僕は納得のいく作業だけを目指したい、それについての対価だけしか興味など無いんだよ。アジャスターに値切られたらどんな風に責任取るのかな?こっちに値切ってくるのかな??

ホントは自分の儲けから出すのが筋なんだけど、もはやそんな行儀作法をそのフロントは今までの業務で学んだこともないだろうなぁニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリ

 

 

最近アジャスターに予想外の額をねぎられそうになりました。

僕は言いました。「あなたは協力して欲しいと軽く言いますが、僕には恐喝やタカリ、不払いとなんら変わらない行為や、あなたの言う協力、恐喝、タカリ、不払いの違いをはっきり明文化してみろよ!!」って言ってやりました。

「工賃は値切れて部品代は値切れないって、あんた差別なの??」そこまで言わないとこちらの言い分が分からない、ホンマ頭悪いんか??って思う。

 

 

もう時代は変わったんだ。昔のならわしをいつまで続けるつもりだよ。

バイク買うのも車買うのも定価が当たり前と言う時代なんです(そもそもそれが当たり前)

特定整備では無資格なら元請けにすらなれませんよね。

僕らの業界も下請け家業から凛とした業界として方向転換を迫られてる時期です。

せめて資格が無ければ作業すらできない業界にならなきゃだめだ。この意見には反感を得るかもしれませんが、資格を取るということは技術や知識の最低限を学ぶということ。それが車を直すという第一の義務、安全性を確保するという第一歩となるんです。

 

私は組合の役員を仰せつかっております。

体調を踏まえいつまで意見を発信できるかわかりません。

出来れば組合の一員になってくれたらありがたい、そして独り立ちの出来る業界にしたい。

僕は僕の目の黒い間は業界の為ならだれにでも牙を向ける覚悟です。