以前記事にしたのですが、少し掘り下げながら書いてみようの回。
数年前だったのですが、日本ペイントの塗装の講習だったかな？？とりあえず座学のみだったとは思います。
その講習会の冒頭でアンケート用紙を渡されました。最初に「あなたは塗装工ですか？鈑金工ですか？」という質問が有りました。
整備士である人は理解できると思います。資格を持った人（整備士）はこの業界では整備士と呼ばれます。そしてまだ資格を取得してない従業者を工員と呼ばれるんですよね。
ニッペの質問では、その講習に集まったすべてに人を無資格者とした設問でした。
僕は資格にしてもたたき上げでそれなりの苦労をしながら取得したものでしたから、その設問を見た瞬間にクレームを付けました。
多分その講習会はそこでおしまいになったと思います。あたふたしたニッペ職員を未だに覚えていますが、単なる勉強不足では済まされないアンケートだったと思います。
日産のスクラッチが出たときなんですが、日産部品でスクラッチの塗装講習会が開かれると聞きいそいそと参加しました。
ただ見渡してもブースらしき設備が無い。座学だけだったみたいですが、こちとら「磨き方の講習なんかせんで良いから、塗ってみろ！！一時間以上かけて参加してるんだからなぁ」と言ったら「設備が無いから塗装できません」とやら。
「塗料の匂いすら知らずに帰れと言うんかい！！」って言ったら缶を開け「嗅ぎますか？？」と言われました。そのあと僕がどれほど怒ったか想像つくでしょう
よくアジャスターとも喧嘩しましたよ
そ。私は武闘派なんですよ。
ただ、根っこには良い仕事をしたいといった気持ちだけなんです。
自分いつまで経っても下手だなぁって思っていますよ。絶えず自分より一枚も二枚も上手な人が居て、自己嫌悪と強迫観念に苛まれている。「こりゃいつまで経っても一人前にはなれんよなぁ」ってね。
そのイライラが僕を武闘派にしてきた。
弱い、せこい、女々しい武闘派なんだよね
ただ、辺りを見渡すと、自分で自分を職人やカリスマと言える人が居る。神だと言われる人まで居る！！
すげ～な！！神ならほこりなどマグナムもいらねぇだろ？？(ＡＫＩＲＡの鉄男かよ絶対の力)
まぁ冗談はさておき、一体職人と自分で呼べるレベルって一体どのあたりなんだ？？めっちゃ知りたい！！
ちなみにカリスマとは超自然的・超人間的・非日常的ってなってるが、もはや人間でさえ無いっちゅう訳かい
おそろしや～
ベムは「早く人間になりたい！！」って言ってるぞ！！
余命を言い渡された自分。生きてる間は技術者で居たい。絶えず上を見ながら少しでも上手になれればと前向きで居たい。
もし間違いが有って職人などと言われるなら死んでからでいいや！！
それを目標にして、いまだに精進だな