お墓参り | ひかる☆こころ

お墓参り

今日は、4年前に亡くなった父のお墓参りに行ってきました。
HIKKAが産まれる2ヶ月前に亡くなったので、HIKKAもCOCCOも会ってはいないけど、一緒にお墓のお掃除をしに行きました。
お花と大好きだったお酒、ついでにおはぎもお供えして、お線香炊いてみんなで手を合わせました。ナムナム。

     + + +

父と最後に交わした言葉を思い出した。
ALS(筋萎縮性側策硬化症)という病気で自宅介護していたときです。
私は、妊娠8ヶ月頃だったかな?
私のお腹を見て、父はお腹がだいぶ大きくなったと伝えたかったみたいだけど、
筋肉が動かなくなる病気だった父はもう喋ってる言葉も殆ど聞き取れなくて。
なんども聞き返したら、遂に私の手の平に指で筆記してくれた言葉が、

「デブ」・・・ちょっと感動的でもなんでもないのですが。

その数日後、体調が急変。
急性肺炎がもとで亡くなってしまいました。
でも、最後のとき・・・家族皆を見渡して「あ・り・が・と・う」って口元が動いたような気がするんですよね。
私達残された家族はそう信じています。

あの時悲しかったけど、苦しそうだった父を傍で見てきたので、
「これで楽になったね」という気持ちの方が強かった。
最後のときを自宅で家族と過ごさせてあげられたこと、
看護婦だった妹に教わりながら最後のケアも家族でしてあげられたことで、
充分お別れができたのかもしれません。

     + + +

難病と戦った父と家族のこと、またときどき思い出しては書いておこうかな?