自分に嫌気がさした週末が終わり、また新しい月曜日がやってきた。
こんなに嫌な月曜日を迎えた事があっただろうか…。
堕ちまくって眠れない日々だったので、ひどい顔をしている。
会社に向かう足取りも重い。。
彼と別れたといっても、出勤すればいやおうなしに顔を合わせなければいけない。
なぜなら彼は私の上司で、そして隣の席だから。
これは私が退職しない限りずっと続く現実だ。
とても気まずい思いで出勤した。
彼は大人なの対応なのかこういう事に慣れているのか、何事もなかったかのように仕事をしていた。
気まずい雰囲気を出していたのはむしろ私の方だった。
なんか…。
私だけ気にしてバカみたい。
気持ちを切り替えて仕事に取り掛かったが、隣の席の彼の横顔が気なってしまう。
仕事に集中できない一日を過ごした。
それから一週間、会社では何事もなく上司と部下の会話だけだった。
そして週末を迎えた。
金曜日も、土曜日も期待していた彼からのラインはこなかった。
別れを告げたのは自分だったのに、もしかしたら…の期待が外れて悲しくなった。
もう本当に終わりなんだね…。
最後の彼とやりとりしたラインが忘れられず何度も何度も読み返した。
「俺だけのみゆでいて欲しかった。」
あの言葉は本心だったのだろうか。
私はずっとその言葉を待っていたのかもしれない。
無償の愛を与えて欲しかった。。
ただただ彼に愛されたかった。
それを望んではいけない相手なのに。