プロポーズを決意したあたしは、

する際に自分の気持ちが詰まった何かをプレゼントしたいなぁと思った。

クリスマスだし。





それで、毎年、今年は編むね、と言いながらいつの間にか冬が終わってしまい、ずっと編んでいないマフラーを思い出した。


前回編んだのは、多分…3年か4年以上前な気がする。

たっちゃんに手編みマフラーを過去に2回プレゼントしたけど、

着倒すってくらい、ボロボロになるまで使ってくれるので、過去の2つはボロボロで使えない状態だった。




それで、毎年編むね、なんて言っていたのに、気づけば冬が終わって…。




どれだけたっちゃんを後回しにしていたか、おざなりにしていたか、


ハッとした。



あたしは面倒くさかったんだ。



編みものって結構大変。棒編みって、ホント両手が疲れる(>_<)。



特に社会人になってから、時間はとれないし、帰宅すると疲れてるし、土日は遊びたいし、、

口では今年こそ編むね♪って言いながら、

出来ればやりたくない…


って、顔から出てただろうな。





たっちゃんは、そんなあたしを感じとっていたのかもしれない。




自分を大事にしてくれないあたしに、不信感とか感じていたかもしれない。



口では、毎年編むねって言いながら、いつも先送りにしてきたんだから…





たっちゃんがプロポーズしたくないのも当たり前だ…





今までの自分を反省した…





結婚したいとか、色々言ったけど、あたしの方こそ口だけだった。





たっちゃんは、行動でこんなにあたしを大切にしてくれてるじゃないか、


こんなに思いを伝えてくれてるじゃないか




たっちゃんの体中から、あたしを大切に思う気持ちが伝わるのだ。



ただ、結婚しよう、の言葉がないだけで…





逆にあたしは今まで口だけだった。




あたしも行動で示そうビックリマークビックリマーク


って思った。

マフラーを編んで、気持ちを伝えよう
って思った。




続く