=*= お知らせ =*=

◎7月21日(日) ~ありのままを抱きしめる~いのちのおはなし会in安曇野

ドキュメンタリー映画「がんと生きる言葉の処方箋」にもご出演されている斉藤智恵美さん主催による「いのちのおはなし会」が、安曇野にて開催されます。(もしよろしければ、映画の予告編もご覧ください  ⇒  「がんと生きる言葉の処方箋」)

時間:13時~15時半

場所:蔵レストラン 清雅
参加費:3000円(ケーキ代・飲み物代含)
 

 

◎9月27日(金) 母子(ははこ)の心を紡ぐおはなし会 「我が子への愛は、いつでも両手の中に溢れてる」@静岡

時間:10時~12時

場所:静岡市内
その他の詳細については、決まり次第お知らせいたします。

 

その他、講演会などについてのご質問・お問い合わせはこちらよりご連絡ください。

 

中村 美幸オフィシャルサイトはこちら

 

 

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こんにちは。語りびと 中村美幸です。

ご訪問下さり、ありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

・~・~・~・

 

「私はこの先、笑うことだって、幸せを感じることだってないだろう・・・。だとしたら、そんな人生に生きる意味なんてあるのか・・・」

 

 

余命宣告を受けた渓太郎を見つめながら、真っ暗な闇に包まれた自分の未来をじっと見つめた。

 

 

「こんな暗闇じゃ、一秒先の未来だって見えない・・・」

 

 

 


 

渓太郎の付き添い看護をしていた個室には、トイレがなかった。

 

おむつをしている渓太郎はいいとしても、私がトイレに行きたくなれば、長い廊下を歩いて腫瘍科病棟の隅にあるトイレに向かう。

 

その日も私は、病室を出てトイレに向かった。

 

 

(トイレさえ自由に行けないのか・・・)と、そんなことを思いながら歩いていると、私の左耳に嬉しそうな声が届いた。
 


「おじゃましま~す。○○ちゃん、もしもししにきたよ~」

 

 

声のする方に顔を向けると、ひとりの看護師さんがその子の病室の中に入っていった。

 

 

「もしもし」とは、聴診器で診察をすること。

 

聴診器を首にぶらさげた看護師さんのうしろ姿を見ながら私は、ふと、思った。

 

 

(〇〇ちゃんにも、ちゃんと声をかけるんだ・・・。しかも、こんなにうれしそうに・・・)

 

 

 

病室の中にいるのは、意識がない(と言われている)女の子だった。

 

 

 

そして、ニコニコしながら布団をかけ直したり、話しかけたりしている看護師さんの姿を視界の左端に映しながら私は、この女の子なら「それでいいよ」と言ってくれる気がして、心の中でつぶやいた。

 

 

 

なんとか生きている状態の私だけど・・・

 

それでいいよね。

 

 

 

 

なにか特別なことができなくても、素晴らしいものを持っていなくても、人より優れていなくても、明るい未来が見えなくても、「今ここ」で一分一秒を生きている。

 

それだけで誰もが「生まれてきた目的」を果たしているんだよ、とその女の子が教えてくれた気がした。

 

 

 

人が生まれてくる最大の目的は、「生きるため」だって…。

 

 

 

 

医学的には「意識がない」と言われていても、ときどき意思の疎通ができたり、心の交流ができたりするということを、同じ状態のお子さんをお持ちのお母さま、何人かから聞きました。
それが確かなことだと感じるため、「意識がない(と言われている)」という表現にさせていただきます。

 

 

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