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☆「幸せは足元に落ちている」~我が子を看送る時間の中で~@長野

【長野】6月22日(土) 14時~16時半(開場13時45分)

<場所>長野リサイクルプラザ多目的ホール

<入場料>2,500円(小学生~高校生500円)

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こんにちは。本当の愛と幸せを届ける講演家 中村美幸です。

ご訪問下さり、ありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

・~・~・~・~・

 

去る5月5日、庭の手入れをしていると、ふと・・・。

 

「あれ・・・?」

 

茂った庭木の枝に、ビニールひもが・・・。

 

 

よーく見てみると、そこにはヒヨドリの巣が!!!

 

 

中には立派な卵が6つ。

 

 

「うわ~!!!なんてこと!!!」

 

ただそこにある生命が、私の心の芯から、喜びを湧き上がらせてくれました!

 

 

 

 

翌5月6日。

 

新しい日を迎えると、早速向かうのは、ヒヨドリの巣。

 

親鳥さん、いないかな・・・と確認しながらそっと近づくと・・・

 

「あった!!!」

 

 

「1,2,3,4,5,6!!!」

 

 

すべての無事を確認すると、ふと・・・

 

 

(ん・・・親鳥どこ? 卵を温めないのかな・・・)

 

 

そんなことを考えていると、GWで帰省中だった動物好きの娘が教えてくれました。

 

 

「全部産み終えたら、母鳥が卵を温め始めるんだよ。

 

それまでは、太陽の日がまんべんなく当たるように、定期的にやって来て卵の向きを変えるんだよ」

 

 

「そうか!!!確かに、卵の位置が昨日とは違う!!!」

 

 

 

 

ヒヨドリの巣通いは、それから毎日続きましたが、写真は撮れず・・・。

 

巣に近づこうとすると、どこからともなく、「ギー!」という、お叱りの鳴き声が・・・。

 

「うわ・・・ごめんなさい・・・」と言って巣から離れ、

 

また翌日も、巣に近づこうとすると「ギー!」

 

そして、また翌日も「ギー!」
 


しかし・・・実は・・・。

 

 

私が巣へ近づく距離を一日ごと、2,3メートルずつ近づけてくれていたのです。

 

 

 

 

そして、5月12日。

 

また巣へ向かおうとしていた私の足元に・・・

 

 

散乱している鳥の羽が・・・。

 

(・・・え・・・。まさか・・・)

 

 

 

とっさに巣に向かうと・・・

 

 

無事でした!!!

 

「1,2,3,4,5,6!!よかった~!!!」

 

 

 

その翌日くらいから、抱卵が始まりました。

 

危害を与えないことを理解してくれた母鳥は、もう「ギー!」となくこともなく、抱卵している姿を見せてくれる日々が続きましたが、「カシャ!!」というシャッター音が響くと思うと、写真は撮る気にならず・・・。

 

カメラを向けたのは、餌を運ぶ父鳥の姿。

 

 

 

母鳥、父鳥、6つの卵。

 

そして、その命の活動を傍らで見せてもらっている人間の私の心の中は、喜びでいっぱいです。

 

 

 

そして抱卵から8日後。

 

5月20日、とうとう・・・

 

 

還りました!!

 

 

まだ目も開いていないヒナが大きな口を開けて、力強い生き様を見せてくれます。

 

 

そして5月22日。

 

たった二日で、こんなにも羽根が立派になりました。

 

目が開くのも間近でしょうか。

 

 

 

5月23日。

 

なんてかわいいのでしょう。

 

5羽並んでお昼寝中。

 

 

 

 

写真を撮っていると、この日、初めて目を細く開けてくれました!!!

 

 

 

ヒナがかえってから巣立ちまではおよそ10日。

 

あと1週間もすれば、お別れです。

 

 

 

~ ここまでの記事を、24日(金)20時半に投稿予定でした。

 

 

しかし、24日の朝。

 

いつものようにヒヨドリの巣に向かった私が目にしたのは、かわいいヒヨドリの姿ではなく、半分に割られ、空っぽになった巣でした。

 

 

 

巣の中には、我が子を守ろうと闘ったのであろう、母鳥の羽が落ちていました・・・。

 

 

 

 

 

見たくない現状を何とか写真に収め、自分の気持ちが落ち着いたころ、23日の続きを書き、最後の時までをブログで公開しようと決めました。

 

 

いつの間にか、母鳥と自らを重ねていた自分。

 

そして、悲しみに襲われ、呆然としていると・・・ふと・・・

 

 

(ヒヨドリは、悲しいとか悔しいとか思っているのだろうか・・・)・・・と。

 

 

すると・・・

 

 

自然の摂理の中ですべてを許し、ただ、淡々と生きている・・・そんな母鳥の姿が頭に浮かびました。

 

 

 

そして・・・

 

この悲しみや痛みは、私の心から生まれたものであって、正解でも正しさでもない・・・

 

ジャッジや判断のない自然界では、すべてが「愛」と「許し」でできているのだと・・・。

 

 

 

 

空っぽの巣を見つけた翌日。

 

(もしかして・・・)と思いながら巣を見に行くと、やはり、昨日と変わらない壊れた巣を目にしました。

 

そして、もう決して母鳥もヒナも戻ってくることのないその巣を、そのままそっと残しておくことにしました。

 

「もう・・・ここには巣を作っちゃだめだよ」という目印のために・・・。

 

 

しばらく空っぽになった巣を遠くから眺めていると、一羽のヒヨドリが目の前に現れ、棒に止まったかと思うと、とても静かな声で鳴き始めました。

 

「ヒーヨ、ヒーヨ」

 

「ヒーヨ、ヒーヨ」

 

 

親鳥であろうそのヒヨドリに、何度も何度も「ごめんね・・・ごめんね・・・」と謝ると、涙を流す私の目の前でしばらく「ヒーヨ、ヒーヨ」と鳴き続け、羽を広げて飛び去りました。

 

 

これが、本当に最後のお別れとなりました。

 

 

人間であるからこそ感じる「悲しみ」や「痛み」に襲われる中、ヒヨドリが私に見せてくれたものは、個の中から生まれるジャッジや判断を超えた、「愛」と「許し」。

 

それこそが、「今、ここ」を生きるということなのかもしれないと・・・。

 

 

 

*~ こちらのブログは自由にリブログしていただいて構いません。 ~*~

 

 

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