存在の理由

 

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【講演会・おはなし会の情報】

☆「いのちと心のおはなし会」@半田市

<日時>6月9日(日) 10時から13時< (延長する場合があります)

<場所>半田クラシティ3階市民活動ルームABC 

<参加費>3,000円 

【お申し込み先】ハンドメイドスマイルクラブ新美佳子 

 (TEL)080-6955-1214  (メールアドレス) h_h8524y_y@ezweb.ne.jp 

留守電切り替わった場合は、番号とお名前を残していただければ、折り返えさせていただきます。 

 

☆「幸せは足元に落ちている」~我が子を看送る時間の中で~@東京・長野

【東京】5月19日(日) 14時~16時半(開場13時45分)

<場所>かん芸館(荻窪)

<入場料>3,500円(小学生~高校生500円)

 

【長野】6月22日(土) 14時~16時半(開場13時45分)

<場所>長野リサイクルプラザ多目的ホール

<入場料>2,500円(小学生~高校生500円)

東京・長野ともお申し込みはこちらから

 

 

その他、講演会等についてのご質問・お問い合わせはこちらよりご連絡ください。

 

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こんにちは。本当の愛と幸せを届ける講演家 中村美幸です。

ご訪問下さり、ありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

・~・~・~・~・

 

「ねえ。どうして私と仲良くしてくれるの?」

 

十数年仲良くさせてもらっている親友は、ふとした拍子にそんなことを尋ねてきて、私を困惑させる。

 

(・・・そんなこと聞かれてもさ・・・)

 

 

 

「好きなところは?」

 

「スゴイと思うところは?」

 

と聞かれればいくらでも答えられるのだけれど、「どうして仲良く?」と聞かれても答えがない。

 

 

 

 

小児がんを患った渓太郎の付き添い看護をしていたころ。

 

余命宣告をされ、もうどこを見渡しても絶望しか見えなかった私を支えたのは、たったひとつの言葉だった。

 

 

 

それは、幼いころからずっと言われ続けていた母の口癖。

 

 

 

子どもの頃の私は勉強も苦手、運動も音痴。

 

3歳くらいからピアノ教室に通ってみたものの、やはり楽器も器用に奏でることもできなかった私は、母から褒められた記憶がない。

 

学校から渡された通知表を見せると、「うん、うん」とうなづくだけで、怒られることもなければ、褒められることもなかった。

 

 

自分に自信があるのか、ないのか・・・

 

よくわからないまま大人になり、渓太郎の母となった。

 

そして、生後数か月の我が子の身体に見つかったのは、小児がん。

 

これまで生存例のない、極めて悪性度の高い腫瘍・・・。

 

 

 

この出来事は、私が初めて自分の人生と対峙する瞬間となった。

 

 

 

この世界に産み落とした我が子の命さえ守れない自分・・・。

 

渓太郎が死に向かっているというのに、私がのうのうと生きていていいのだろうか・・・。

 

医師に告げられた「原因不明」という言葉を私は、「母である私の責任」と解釈した。

 

 

 

そして・・・

 

 

 

渓太郎と一緒に旅立とう。

 

この子を一人で逝かせるわけにはいかない。

 

 

そんな結論に達したとき、心の奥から聞こえたのは、あの母の口癖。

 

 

 

「あ~。おまえがいてくれて本当によかった」

 

 

 

それは、幼いころ。

 

母と一緒に浸かる湯船の中で聞いた声・・・。

 

夕食時、わけもなくつぶやいた母の声・・・。

 

自転車をこぎながら「あ~、美幸がいてくれて本当によかった」とつぶやく母の声は、後ろに乗っている私の耳にも届いてきた。

 

 

 

「そうだ・・・。私は・・・生きていてもいいんだ・・・」

 

当時は何も感じることもなく、ただ聞き流していたその声が、絶望に飲まれる私の命を守った。

 

 

 

そして数か月前。

 

70代後半になった母に、なにげなく聞いてみた。

 

 

「ねえ。お母さんはどうしていつも『あ~、おまえがいてくれてよかった!』って言っていたの?」

 

 

「え?だって、いてくれてよかったからだよ」

 

 

「・・・そ、そうか・・・。そうだよね」

 

 

それ以上、もうなにも聞く必要がなくなった。

 

 

 

 

母の口癖が教えてくれる。

 

 

存在することに理由などいらないのだと・・・。

 

ただそこにいる。

 

それでいい。

 

 

 

 

親友はまた、「どうして仲良くしてくれるの?」と尋ねてくるだろうか・・・。

 

今度こそ、はっきりと答えよう。

 

「あ~、あなたがいてくれて本当によかった」・・・と。

 

 

 

(親友が撮った写真を拝借しました)

 

*~ こちらのブログは自由にリブログしていただいて構いません。 ~*~

 

 

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