【今後開催される講演会・おはなし会の情報】

2月17日(日) 「足元に光を照らすおはなし会@松本

5月19日(日) 講演会@東京

6月9日(日) 「いのちと心のおはなし会」@半田市【予定】

6月10日(月) 長野保健医療大学

6月22日(土) 講演会@長野

6月中  「足元に光を照らすおはなし会」@金沢

11月9日(土) 株式会社ワイズクルー30周年記念講演

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こんにちは。本当の愛と幸せを届ける講演家 中村美幸です。

ご訪問下さり、ありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

 

・~・~・~・~・

 

 

「うわ~!かわいい!!」

 

ついさっきまでお腹の中にいた子が、看護師に抱かれて目の前に現れた瞬間、激しい愛おしさがこみ上げた。

 

そして、出産直後の私は、その子に向かってこんな言葉をかけた。

 

「生まれてきてくれて、ありがとう!」

 

 

私にとって最初の子の渓太郎にも、次に生まれた長女ココにも、次男タロにも、かけた言葉はみんな同じ。

 

 

 

小さな手をぎゅっと握った小さな赤ちゃん。

 

顔を真っ赤にして泣くこと以外、なんにもできない裸んぼう。

 

そんな赤ちゃんに、私がかけた言葉は、「生まれてきてくれてありがとう!」

 

 

 

 

 

最初の子の渓太郎は、誕生から4か月が過ぎた頃、小児がんに侵されていることがわかった。

 

そこで私が医師から受けたのは、「3か月」という余命宣告だった・・・。

 

 

 

「春になったら、一緒にお買い物に行けると思っていたのに・・・」

 

「3年後には、園服を着て…黄色い帽子をかぶって・・・保育園に行くんじゃなかったの!!」

 

「大きくなったら、野球やサッカーを楽しむんじゃなかったの!!」

 

 

疑うこともなく、当たり前に訪れると思っていた幸せな未来を寸断された私は、渓太郎の人生を徹底的に批難した。

 

 

 

そして・・・

 

 

 

「健康に生んであげられなかったのは、きっと、私がいけなかったんだ・・・」

 

「渓太郎がこんな病気になったのは、私のせいだ・・・」

 

 

健康に生むことができなかった自分を、これでもか!!というくらい罵倒した。

 

それは結果、渓太郎そのものを否定することだとも気づかずに・・・。

 

 

 

それから過酷な治療を繰り返したものの、期待した効果は得られず、がんは渓太郎の身体のいたるところに転移した。

 

短くなっていく命の時間を目の当たりにしながら、どうにもならない悲しみと絶望、心の痛みに悲鳴を上げていた時・・・

 

 

ふと思い出したのが、初めて渓太郎に会った時に沸き上がった「あの言葉」

 

 

 

小さな手をぎゅっと握った小さな赤ちゃん。

 

なにもできない、なにも持たない、ただそこにいるだけの裸んぼう。

 

そんな子に、私がかけた言葉・・・

 

「生まれてきてくれて、ありがとう!」

 

 

 

―――・・・なんの期待も望みもかけることなく、ただそこに存在していることに「ありがとう」と言って、私は渓太郎を迎えたんだ・・・。

 

健康でいてほしい・・・、お母さんより長く生きて・・・・・そんな望みすら、私は強制していなかったはずだ・・・。

 

 

渓太郎と初めて会った瞬間、自分の心の奥から湧き上がった「あの言葉」が蘇ったとき、私はやっと、小児がんを抱えて生まれてきた渓太郎自身や、短い命で先立つ渓太郎の人生を受け入れることができた。

 

 

「渓ちゃんは、渓ちゃんのままでいいよ。渓ちゃんのままがいい…」

 

 

 

 

それからしばらくして渓太郎はひとり天国へと旅立ち、その5か月後、ココが生まれた。

 

「うわ~!!!かわいい!!ココちゃん、生まれてきてくれてありがとう!」

 

 

渓太郎の時と同じ言葉を叫んだ、1年10か月後。

 

今度はタロが産声を上げた。

 

 

「うわ~!!!かわいい!!タロちゃん、生まれてきてくれてありがとう!」

 

 

 

二人は大きな病気をすることもなく、園児になり、小学生になり、中学生、高校生になった。

 

 

その間、思うようにいかない子育てに不安を感じたり、イライラすることも数知れず・・・。

 

 

しかしそんな時、いつも頭にこだましたのは、子どもたちに初めて会った時に沸き上がった「あの言葉」

 

 

「生まれてきてくれて、ありがとう!」

 

 

それは紛れもなく、私自身が上げた声。

 

 

そして、頭の中のスクリーン映し出された、小さな手をぎゅっと握った裸んぼうの赤ちゃんを見たとき・・・

 

渓太郎の人生を受け入れたときと同じ言葉が蘇った。

 

 

「この子は、この子のままでいい。この子のままがいい」

 

 

 

 

 

以前、「人は完璧な状態で生まれてくる」という言葉を耳にした。

 

 

渓太郎との1年4か月の時間を生き、ココやタロと20年近い時間を一緒に過ごし、私はその言葉を「ああ、こういうことか」と理解した。

 

 

ーーー「人は完璧な状態で生まれてくる」とは、「誰か(なにか)の基準での完璧」ではなく、「その子にとっての完璧」なのだと・・・。

 

 

 

 

そして私たちは、きっと、心の奥底で…


「人は完璧な状態で生まれてくる」ということを知っているのかもしれない。

 

 

 

だって・・・

 

なにもできない、なにも持たない裸んぼうを、こんな言葉で迎えるのだから・・・。

 

 

「生まれてきてくれて、ありがとう!」・・・と。

 

 

 

 

渓太郎

~*~ こちらのブログは自由にリブログしていただいて構いません。 ~*~

 

 

☆来年度より、「お母さんたちとのおはなし会」を定期開催いたします。
私がお母さんたちにお伝えしたいのは・・・そして、お母さんたちと語り合いたいのは、子育てのスキルではなく、心の奥底に静かに存在している「愛」のこと。

日程などはまだ未定ですが、長野、東京、静岡など、各地で開催できたら・・と考えておりますので、ご意見などございましたらぜひ、こちらまでご連絡ください。

 

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