肌で感じる「つながり続けるいのち」

こんにちは。本当の愛と幸せを届ける講演家 中村美幸です。

ご訪問下さり、本当にありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

先日、母の実家に遊びに行った帰り際。

 

「年内に来るのは、今回が最後だね。次に会うのは雪が消えた頃だね」

 

そう言って、見送ってくれた叔母に

 

「スタッドレスタイヤを履くから、冬でも来れるよ~!」と私。

 

 

 

その日、「終活」と称して断捨離をしている叔母は私に、大切に保管していた「古道具」を譲ってくれました。

 

【藁の長靴】(100年以上前のものらしい…)

 

母の実家は、全国有数の豪雪地帯でもある大町市。

ご先祖様はこの長靴を履き、一面に降り積もった雪をかき分け、かき分け歩いたのだろう。

ぎっしりと編み込まれた甲部分のアーチは型崩れもなく、靴底はゴムのように固い。

丁寧に作り、大切に使っていたんだろうな・・・。

 

スタッドレスタイヤを履いた車で雪道を走る私と、藁の長靴を履いて、雪かき分け、かき分け歩いたご先祖さま・・・。

たった100年の間にこんなにも変化するのだと思うと、100年後、スタッドレスタイヤを履いた車で走る私に、子孫はなにを思うのだろう・・・。

 

 

【大人用のわらじ】

 

「あっ!時代劇で見たことがある!」と言った私に、叔母はすかさず・・・

「さすがにおばちゃんだって、履いたことはないよ」と。

 

藁の長靴からわらじに履き替えるとき、ご先祖さまは、どんなにワクワクしただろう・・・。
雪に覆われた長い冬を越え、待ちに待った春の到来に・・・。

 

見た瞬間、涙がこぼれそうになった【子ども用のわらじ】

 

つま先とかかとに編み込まれた青い布の装飾に、子どもへの愛情がひしひしと伝わってきました。

昔は決まって「男の子は青」「女の子は赤」だったことを思うと、さらに空想の世界が広がりました。

(きっと、男の子だったんだろうな・・・)

(こんなに小さなわらじを履いていた男の子は、それから少年になり、青年になり・・・今はおじいちゃんかな。それとも、神様のもとに戻っただろうか・・・)

 

 

「つながり続けるいのち」を肌で感じた一日。

 

 

 

2冊目の著書 「その心をいじめないで」が全国の書店にて発売中です