久しぶりに体感しました。

 

「いのち」と向き合う人たちから発せられる、深くて揺るぎない熱量。

 

それは「静」ではなく、「動」でした。

 

まさに、私に「幸せの本当の意味」「生きるとは・・・」を教えてくれた、小児腫瘍病棟にいた子どもたちと同じエネルギーです。

 

 

8日(土)「リレーフォーライフ信州 まつもと」にて、講演をさせていただく尊い機会をいただきました。

 

 

今回、私の話を聴いてくださったのは、がんのサバイバー・ケアギバーのみなさん。

(ケアケアギバーとは、サバイバーのご家族、ご遺族だけでなく支援者も含まれます)

 

 

この講演依頼をいただいた日、なんだか心が震えて、寝つけなかったことを思い出しました。

 

自分と同じ立場の皆さんに向けての講演。

 

感謝の気持ちが湧き上がる反面、私には同じくらいの葛藤がありました。

 

 

「同じ病気と向き合う同士とはいえ、感じ方は人それぞれ・・・。

 

渓太郎ががんを患い、他界した経験から「幸せの本当の意味」を見つけただなんて、口にしていいのだろうか・・・。

 

がんと向き合ったからこそ「生きる」が見えなくなっている方もいらっしゃるのではないだろうか・・・」

 

 

そんな思いに駆られましたが、当時の自分を思い起こせば、心の深い部分では、ちゃんとわかっていました。

 

 

「お伝えすることが、その人にとって共感できるものかどうかはわからないけれど、きっと、まるごと受け取っていただける」

 

 

渓太郎の病気と直接向き合っていた頃の私は、限りなく「受け取る器」が大きかったことを思い出しました。

 

 

 

そしておととい、目の前に座ってくださっているみなさまに、私は包み隠さず思いのままをお伝えすることができました。

 

そして、講演の最後。

 

私の口から、これまで言ったことがない言葉が自然にこぼれたのです。

 

「ガンが私に教えたかったのは、生きることの苦しみや悲しみではなく、生きる幸せだったのだと思います」

 

 

 

今回、私が実行委員の皆さんからいただいたのは、講演の機会だけでなく、当時の自分や、渓太郎、一緒に闘病していた子どもたちとの再会だったのかもしれません。

 

同士との出会いと再会。

 

改めて、自分の使命役割、そして与えられた時間で何をしていくのかを確信させてくださいました。

 

 

「リレーフォーライフ信州まつもと」実行委員のみなさま。

 

皆様が私に見せてくださったのは、命から発せられる深くて揺るぎない「動」のエネルギー。

私も皆さんと同じように、「心のもっとも深い部分から溢れるエネルギーで、いのちの時間を刻んでいこう!」と自分に誓いました。

素晴らしい時間を与えて下さり、心から感謝申し上げます。