中村美幸公式ブログ - 「存在=愛」-

~天使になった子どもたちが教えてくれたこと~


テーマ:

渓太郎の旅立ちから数日がたったある日。

 

 

心臓をワシづかみにされるような心の痛みを感じながら、

 

(この悲しみは、とても言葉で表現できるようなものではない・・・。)と、ひたすらその激痛に耐えていたときのこと・・・。

 

 

つけっぱなしになっていたテレビの中から、突然、その言葉だけが耳の奥に響いてきた。

 

 

『断腸の思い』

 

 

 

( 断腸・・・。)

 

 

心臓のあたりで感じる激しい痛みと「断腸」という言葉が、一瞬にして重なった。

 

 

私はそのまま2階に駆け上がり、慌ててその言葉の意味を調べた。

 

 

 

 

すると・・・

 

 

 

 

~ 「断腸の思い」の由来 ~
 

 

晋の武将 桓温が船で三峡を渡った時のこと。

 

従者が猿の子を捕らえて船に乗せた。

 

母猿は連れ去られた子猿のあとを追い、岸伝いにどこまでも、どこまでもついていった。

 

母猿が悲しい鳴き声を立てながら追っていき、百里あまり行ったところで舟が岸に近づくと、母猿は舟に飛び移った。

 

しかし母猿はそのまま悶死した。

 

その母猿の腹を割いてみると、腸がズタズタに裁切れていたという。

 

 

この故事から、はらわたがちぎれるほどの耐え難い悲しみを「断腸の思い」というようになった。

 

 

 

 

 

・・・一瞬にして、母猿と自分が重なった。

 

 

 

 

すると、自分でも説明のつかなかった心の痛みがどんどんと溢れ出し、やっと大声を出して泣くことができた。

 

 

 

 

私の心を解放してくれた一匹の母猿。

 

 

 

 

かけがえのない出会いが心の中から生まれることもある。

 

そして、

 

その出会いによって人生が変わることもある。

 

 

 

 

出会いで大切なのは、

 

実際に存在しているかどうかより

 

心の中に存在しているかどうか・・・。

 

 

 

 

(「断腸の思い」は、中国「世説新語黜免」の故事に由来する)

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

中村 美幸さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります