甘いものを食べたい、気がしたけど…
ジムの帰り、めずらしくジャンクなものを食べたいような気がして、スーパーを一周。
どれもピンと来ず、近くのコンビニへ。
いろいろ見てはみるけど、味を想像すると、どうにも食指が動かない。
いろいろ添加されたものの後味と、それを食べたあとの満たされない気持ちがよみがえってくる。
自分で買って、余計なカロリーとることに価値を感じられない。
そりゃね、目の前に封を開けて置かれたら、パクパク食べちゃうんだけど(笑)。
といっても最近、突然そうなったわけではなくて、そう感じる瞬間はかなり前からあるにはある。
それがいっそう、強くなってきたなーと思う。
ノンシュガー、ローオイル
私が最初に砂糖と油を減らそうと思ったのは、料理研究家・安井レイコさんのインタビュー記事。
私が27歳くらいのときだったかな?
かれこれ15年以上前のこと。
ノンシュガー&ノンオイルだったか、ローシュガー&ローオイルだったか、
もはや記憶もあいまいだけど(笑)
砂糖と油をほとんど使わなければ、キッチンや排水溝が汚れない、と。
人間の体も同じで、体の中をギトギトさせない=体の中からきれいに、健康になる、と。
そんなような体験談だったと記憶しています。
それでお子さんの不調が治ったとか、
科学的・医学的根拠云々を考えると今では載せられない内容?かもですが…。
とにかくその話に衝撃を受けて、
自炊ではノンシュガー、ローオイルな食生活に変えました。
和食って醤油+砂糖(+みりん)な味つけが多いけど、それを一切やめた。
一応、てんさい糖だけはずっと置いているけど、ほとんど使わないから年単位でもつ。
たぶんその頃から、あまり甘いものが欲しくなくなったと思います。
ニキビが減ったのもその頃だったのかなあ。
もう長くなりすぎてよく覚えていないw
もちろんダイエットにも◎。
その後、ジャンク好きなパートナーの食生活に合わせているうちに太ってしまったのだけどね
とにかく自炊! 外食は海鮮系か焼肉
神やせダイエットを始めてからは、ちょうどコロナ禍ということもあって、自炊の比率が爆上がり。
その前はUbertとか頼んでいたけど、それもなくなった。
彼との外食は、基本的に回転寿司か和定食、焼き肉。
これらの何がいいかというと、切っただけの魚か肉+ごはん、ということ。
とにかく食べるものの8~9割が、ほとんど加工していない状態になった。
そうすると、たまに食べるジャンクな食品の後味がとにかく気になる。
はじめはその刺激の強さに食欲が暴走したりもしていたけど、
だんだん少し食べたら満足するようになってきた。
過去記事では、よく彼がポテチを買ってくることについて愚痴ったり悩んだりしていたけど、
最近は少しくらいつまんでも太らないし、たまには楽しめばいいと思うようになった。
相変わらずポテチを見るとつまむけど、少し食べたらもういいかなという気持ちになってきた。
そのうち、食べなくていいと思うようになるかな~?
まだその域には達していません笑
いいものを、満足できる量だけ食べる
もちろん、人生の楽しみはいろいろあっていい。
つい最近もハンバーガーを食べた。
でもチェーン店のじゃなくて、ちょっと高めの、肉汁たっぷりのやつ。
そのお店がいいのは、ミニサイズを選べること。
ポテトもナシにできる。
それが今の私にはちょうどよくお腹が満たされて
「おいしかった~」と幸せになれる量。
最近は、どんなに好きで、おいしいものでも、満足してからさらに食べ続けると、
かえって「こんなに食べなければよかった」「苦しくてつらい」という後悔がわいてくる。
それは食べすぎた罪悪感とかではまったくない。
食べ物を無駄にして申し訳ないという感じ。
たとえばモンサンクレールという有名なパティスリーのケーキが私は一番好きなのだけど、
3個頼んだとき、せっかく好きなケーキを高いお金を払って食べているのに、
苦しくて気持ち悪くなって、悲しくて申し訳ない気持ちになってしまった。
こんなに素晴らしいものを、楽しめずにこんな気持ちで食べてごめんなさい、と。
それ以来、どんなに食べたくても、2個までと決めている。
もし3個にするなら、おいしく食べ切れるくらい軽めのもの。
その日に食べられなかったものは、次の楽しみにとっておけばいいのだ。
旅先では、なかなか次はないという気持ちもあって無理をして食べがちだけど、最近そのせいでお腹を壊して次の日に食べたいものを食べられなという失敗をして、多少の心残りがあろうと、旅先だろうと、おいしく食べられる量を楽しもうと反省したばかり。
先に書いたハンバーガーのお店でも、初回は量がわからず、普通サイズにポテト付きというノーマルなセットをオーダーした。
で、同じ後悔をした。
だから、「もっと食べられそうだけどなあ」と思っても、それからそのお店ではミニサイズ単品と決めた。
もし足りなければ、あとから追加すればいいんだしね。
(でも、実際のところ足したことはない)
ケーキも、ハンバーガーも、「もう少し食べられそう」だとは思うけど、
「胃に詰め込める量」と「おいしく食べられる量」はまったく違う。
学生の頃なんかは、喉元まで食べたものが詰まってるのがわかるくらい食べたりしていた。
飲み会でみんなが残したものがもったいなくて、残飯処理係を自ら買って出ていた。
それでも、おいしいおいしいと思って食べていた。
味覚や、体の感覚が研ぎ澄まされたといえば聞こえはいいけど、
たんに年齢のせいもあると思う。
食事管理をしているから、それに合わせた消化能力になっているのもある。
でも、自分がなりたい体に見合った食事量と、心も満たされる食事の、
ちょうどいいバランスが身についてきたと考えれば、すごくいい気分。
ふだんはクリーンでおいしい食事。
たまにごちそうや、ジャンクなものを楽しむ。
このスタイルがいまは心地いい。
日本には、ケとハレという考え方がある。
「晴れの日」「晴れ舞台」のハレ。
それ以外は「ケの日」。
頑張らなくても、そんな食生活や感覚が板についてきたなと、改めて思った日でした。
▼そのきっかけになったのがこの本
▼ちなみに、その日の甘いもの欲は、家に帰ってからウェリナのプロテイン半量を食べて満たされました。
ぬるめのお湯で少しずつ溶いて、もったりクリーム状にして食べるのが好き。