夫55才、わたし54才。
今日が28回目の結婚記念日だったということを、夕方、殺風景なリビングにいて思い出しました。
夫も忘れていたようです。
似たモノ夫婦なので夫が忘れていたことは気にならないものの、夫婦ともにこのまま大事な日をどんどん忘れていったりするのかと思うと、ちょっと切なくなりました。
殺風景な部屋とこれからの暮らし
これは、単なる老化ではない気がします。
片づけてモノが減りラクにはなったけれど、平凡ながらもふつうにあった日常の”張り”のようなものを、自ら減らしてしまっているような気持ちになりました。部屋も自分も閑散としているような。
これはちょっとイカン。
人生後半はよけいなモノを捨て、夫婦ともに身軽になって暮らしていきたいです。けれど私は、そのことばかりを考えていた気がします。
まずはダイニングテーブルをいつもより綺麗に拭き上げます。
そして、花はなくても楽しい夕食になるよう、いちばんいいランチョンマットを出そうと思います。