【ケアマネ鍼灸師が政治家を目指した理由 205】

25年の現場経験の中で、色々な声を聞いてきました。
どうしようもない悩み、悲痛な声…

本来ならば、「市政」により、しっかりと守られなければならない、市民の安全と安心。
医療と介護の方は見えにくいため、どうしても、杓子定規な対応になってしまう。

「痛み」「違和感」は、数値で表しにくいものである。

その違和感を察知できるのは、やはりプロの目である。

医療の業界の中では「スクリーニング」という言葉があります。
日本語に訳すと「ふるいにかける」というのでしょうか…。

「腰が痛い」という症状を聞いたときに、複数の疾患が疑われます。
「足の痺れは?」「腹部の痛みは?」など、色々な「ふるい」にかけ、絞っていきます。

そうして、最後に残った一つが、疾患になります。

決して、素人のように、「腰が痛い」=「ヘルニア」のように、絞らずに様々な可能性を考えるのが、医療の本質です。

絞ってしまうと、「本当に伝えたい声」が聞こえなくなってしまいます。

 



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