この貼り紙のある場所に
ごはんを食べに来る野良猫の
TNRに入ったのは
月曜日の夜


翌日
無料チケットでの手術の予約を入れてある
予約を入れることができたのは1匹のみ



餌やりNさんとの
待ち合わせは19時

少し早めに行くと

猫たちはすでに集まって来ていた


初めて見たこの子たちの、その幼さがズンと胸に応える






みんなで餌やりさんが来る方向を見ている




生後半年ほどの猫たちが3匹

三毛猫2匹に白キジ

みんな女子





餌やりのNさんは90歳
知り合ってから
もう7、8年になるだろうか…


Nさんが来ると
やおら道路の真ん中ちかくで
猫たちのごはんが入ったビニール袋を広げはじめた




あまりに目立ちすぎるよ、Nさん





この子たちが
まだ小さかった初夏の頃には
5匹の子猫たちがいたそうだ

母猫はわからないとのこと
見たことないと



この猫たちに
ごはんをあげるのを待ってもらい
ごはんを食べに来ている猫が
他にもいないか
あたりを見てまわると


少し離れた場所に
若くはないであろう三毛猫がいた


餌やりさん曰く
その子は
たまに来る子で
来てもほんの少しだけしか食べないんだけど
病気なのかね…




捕獲器を置くと
すぐに扉が落ちた


病院に連れて行く明日の朝まで
風呂場にいてもらう



激怒、ごもっとも



口は開いたままで

涎がひどい






火曜日の夜

引き取り


手術の際に

ぐらぐらしている歯を抜いてくださった

ごはんを食べられなかったかもしれないですねと院長


術後1日は

風呂場にて養生してもらう



手術の際には

歯から推定する

年齢を見てもらうことが多いのだが


三毛女は

推定5歳から6歳



口まわりがきれいになり

なんと

パウチを2袋完食してくれたゾ





昨夜

元いた場所に戻した



ここにいる3匹の子たちを

里子に出してもらえないでしょうかね

他の場所の猫たちに

ごはんをあげている

こちらも長い付き合いになるKさんと

そしてNさんから言われる



もっともっと小さいころに出会いたかったね

可愛らしいこと このうえない君たち



この大きさの猫を

里子に出すことは

そう簡単なことではなく


たとえ里子に出たとしても

よほど脱走に配慮してくれる里親さんでなければ

脱走の危険がある


脱走したら

ごはんは食べられない

最悪は死



ここで

この子たちの寿命が尽きるまで

ごはんをあげてくださいと

90歳のNさんと

もう幾つか若いKさんに言う


なぜもっと早く

この子たちが小さい頃に

教えてくれなかったんですか?と

口にしそうになって、やめた…



TNR悲喜こもごも



三毛女が

ごはんを食べられる喜



そうなんだ

TNRは

猫の繁殖制限をすることのほかに

TNRすることができた猫たちの


QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)

生きていく快適さを高めることができることも事実



ごはんを食べることができなかった三毛女が

幾度となく出産して来たのであろう三毛女が

TNRののち

ずっと

ごはんが食べられることを喜び

一代限りの命を穏やかに暮らしてくれることを願い




今夜は

発泡酒ではなく

おつまみ付きのビールじゃよ

おつまみがたこ焼きって 笑笑



動物病院

さくら基金に寄付された皆さま

日々餌やりを続け

蚤取り代の1560円を負担された餌やりさん

あと何匹

未手術の猫がいるのか…



たくさんの方への感謝の思いとともに

三毛女に

乾杯🍻