心理学やいろんなノウハウを使って
カウンセリング
クライアントは静かに涙を流し
やがて号泣!
そこでカウンセラーは 成功したと思う
違います!
私の接した 末期がん余命宣告3か月の方々との
日々は そんな甘いものではなかった
何10回と繰り返す
死の恐怖からの逃亡
逃げきれない!
心理学ではこれを段階的に分析して云々するが
そんなのんきな話ではない
人間の生きようとする意志は
仏法の説教すら無意味なもの と体験してます
悩むほどのことではないことで 落ち込んでる人には
マインドブロックの解放や
心理カウンセラーの方々のそれは有効かもしれないが
死を前にした人たちに 何ができるわけもない!
これが私の実感です。
死をも恐れぬ 宗教論 や悟りの世界が簡単に手に入る
という 団体や スピリチヤル世界が
安易に語られる世相ですが
現代 死 をまじかに見ることもなく
病院の治療の一環としてしか 感じられなくなっている
死 死 死これは自分では体験できないことです
体験できないことだからせめて いままさに
生から死への道を体験しょうとしてる人を
しっかり見つめる必要を感じるのですが
如何なものでしょう?
死とは程遠い 躁鬱病やパニック症ですら
クライアントが涙流したくらいで解決するものではないことも
いやというほど体験させられています
じゃ~あなたは何もできてないじゃないですか!
というご指摘が飛んできそうですが
まさに何もできてません!
ただ悩める人や 元気のない人に 寄り添う心があるだけです
もし私があなただったら の気持ちで接します
それしか 無いのです
私があなたを救う? マインドブロックを外す?
私にはできません
ただよりそって 少しずつでも元気へのみちをともに歩く
そんなことくらいしかできないのです
それでも元気になる 人見てるとうれしくなり
この世界に生きてます
そして私と接して 元気なまま 逝かれた方々は
わたしの唯一の救いでもあります
ただ感謝 感謝 感謝 です。