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以下に、2014年にカリフォルニア大学の 神経学と政治学教室 から発表された論文 
執行機能不全、脳の老化および政治的リーダーシップ
の抄録和訳を記載します。

脳は政治家の生命であることは論を待ちません。
政治の世界(特に日本!)では、政治的リーダーの脳機能について真剣に議論されてきませんでした。あるいは、意識的に避けられてきたのかもしれません。

ただ若ければいいというものでもありません。ものごとを俯瞰的かつ総合的に判断できる「結晶知能」は50~60歳代がベストかもしれません。脳科学者の端くれである私の印象では、新たに政治的リーダーになる時期は60歳代が上限かなと思います。さらに、過酷な勤務に耐えられる体力も要求されます。

国政でも地方政治でも、70歳代のリーダーを候補として推すのは、有権者にとっても、政党にとっても、そして本人にとっても辛い結果になるのではないかと思います。

さらに踏み込んで、政治的リーダーに就任する条件として、高次認知機能検査と脳MRIを実施して異常が無いことを確認してもいいのではないかと、私は思います。それほど政治的リーダーは重い職業なのです。

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2014年秋; 332):93-102 DOI10.2990 / 33_2_93


執行機能不全、脳の老化および政治的リーダーシップFisher M, Franklin DL, Post JM

神経学および政治学、カリフォルニア アーヴァイン、CA92697

  • 【抄録】

意思決定は、政治家による執行機能の必須要素であり、政治的リーダーシップの重要なスキルである。 神経解剖学的局在の研究では、執行機能に重要な脳部位として前頭前野が確立されている。 前頭前野に加えて白質路ならびに皮質下の脳構造は、最適な業務執行機能のために非常に重要。 執行機能は60歳から減退を示し、これは加齢に伴う前頭前野の萎縮、大脳白質病変および脳内微小出血による。 特に、加齢に伴う執行機能の低下は、一般的に言語機能と記憶機能を温存し、選択的に認知機能が低下する。 言語や記憶機能が正常で一見普通に見える人でも、正常な意思決定をするために認知機能を統合する能力を欠いていることがある。歴史的には、かつての政治的リーダーの認知機能の総括的減退は、悲惨な結末、ゆっくりとした進行性の悪化、または散発的現象(事件?)として記載されている。 政治的リーダーの執行機能の選択的減退が認識されることは少ないが、今後、高感度脳イメージング技術の利用によりこのような現実が認識されることになるであろう。 イスラエルのシャロン元首相は、執行機能障害の原因となる神経病理学的状況を作り出す神経変性疾患(脳アミロイド血管症)に侵されていたことは良く知られている。加齢に伴って発生する神経解剖学的および神経病理学的変化の知見から、おそらく、65歳以上の政治指導者のかなりの割合が執行機能の障害を持っていると認識すべきであろう。

 

 

 

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25901887

 

 

 

 

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