耐震等級3について | 松本市の宮澤建築設計室のブログです。

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長野県松本市の一級建築設計事務所です
住宅を中心に設計をしています
設計のあれこれ、現場レポート、日常のことなどなどを綴ります




鏡開き

お餅をどう食べようか?
朝から考えてニヤニヤ…

お餅を食べて粘り強く

宮澤建築設計室では

5年前か


許容応力度計算という
構造計算を行い
耐震等級3を目指した設計をしています。

今までに経験した事がない
大地震が各地で起こり
改めて建築設計という仕事を
考えた時に

建築基準法の目的
国民の生命、健康及び財産の保護を図り、

もつて公共の福祉の増進に資すること



自分の設計次第で

人の命を守ることができる。


(当然その逆も…)

それを常に意識して

改めて構造の勉強を重ねながらの6年



木構造のおもしろさ、難しさ
同じものが2つとないので
その度に悩みながら、
より良い設計になるように
工夫していますが

ようやく見えてきました。

耐震等級3 を設計を
現場に実際に反映することが
最も大変で
職人さんの苦労も伴います。

そこに大きな負担をかけず

キチンと結果が出せる設計にする


これからの大きな課題です。

大切なのは施工精度だと思いますので
現場監理は最も大切で
任せきりにしてはならない
作業です。

上棟間もない現場で
全数の耐力壁が適切に施工されている事を確認したり

水平構面も大切なので
屋根の上に登って

屋根合板もチェックします。


私は高い所ちょっと苦手
緩い勾配の屋根の時は
ホッとします。

現場に足繁く通うと

職人さんはスゴイなと尊敬する場面が

沢山あります。


今年は、今まで手探りでやって来た事を
自分の中で整理して
反映していける年にしたいと思っています。

一歩一歩
人の命を守れるように…
微力ですが
学び続け、進化し続け
反映していきます!