先日、テレビで放送されたマツコ会議:顔の美容鍼が鍼灸業界では話題になっているようです。もともとマイナーな鍼灸がテレビできっちり紹介されることなんかない上に、マツコ会議のあのぶっちゃけ感が下手なドキュメンタリーより現場のリアルっぽい感じに伝えてくれているのでなおさら話題になるはずです。
マツコ会議 1月6日 OA 「ハリネズミ美容鍼」
で、私の見た感想です。
まず受ける印象が院長さんの経営者としての素晴らしさです。
恐らくコミュニケーションの仕方や店内の細部ディテール、スタッフ教育にまで大変神経を配っておられるのだろうなという印象です。こういった事を通して、高い費用に納得してもらえるのだろうと思います。
まさにマーケティングやブランディングといった言葉を地でいってるように感じました。すごいもんです。(私は気が利かないナマケモノなのでとてもあそこまで出来ないよなあ~という感じです。)
鍼や整体の腕も上手なんではないかなあと感じました。
これ位の人にこれ位のことをすればこれ位の効果は出そうだ
―というラインはキチンとクリアーされているように見えました。
もちろん動画や写真に写る範囲ですが…
パッとみた感じの感想はこんなもんなんですが、
関連して思うことがありました。
≪【人が美しい】
ってどういことだろう?≫
ってことです。
まあ、これは突き詰めていくと価値観の問題に行きつくだけなので
突っ込んでも不毛なだけのような気もします。
けれども、
私達が幸せに生きるには自分の価値観に則って生きる他ないはずだし、その価値観から外れてしまった時にもう一度幸せになろうって思うなら価値観をもう一度、現実に照らし合わせて鍛え直すしかありません。
つまり、
自分の価値観を考えたりとらえ直したりする必要が
時々あるはずなのです。
で、
≪【人が美しい】
ってどういことだろう?≫
と私は考えるのです。
途中経過は色々あるのですが
はしょって結論だけ書きます。
【「こころ」と「からだ」の充実感が
「からだ」の雰囲気として外へ向かって
自然に表現されること】
ではないかなあ―と私は考えました。
言葉を交わすその前から私達の「からだ」どうしはコミュニケーションを勝手にはじめています。その時に、その人の生きている充実度みたいなものを「からだ」は自然に感じ取ってしまっているのだと思います。その感覚が意識に昇った時に美しいと感じるのではないかと思うのです。
そうすると、
肌や顔の作りなんかも美しさなんですが
美しさの一部にすぎないのではないかという気がしてくるのです。
そうやって、
マツコ会議をもう一度眺めなおしてみると
鍼を受けに来ている人は肌の美しさ以外を
もう既にクリアーした人達のように思えてきます。
そこから、さらに美しさを求めて
鍼を受けに来ているように思えるのです。
ひるがえって
私達一般人が美しさを求める時は
まず肌の張りとかほうれい線がという前に
「からだ」を元気にすることそのものが美しさに
つながるのではないかという気がしてきます。
恐らく
あそこに来ていた人たちより
私達はもっともっと疲れていて
その雰囲気を周りにまき散らしているだろうからです。
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