衛気(免疫力?)・・・ストレスと風邪の背景を東洋医学の言葉から「からだ」の実感を探す風邪予防対策⑭

 

~前回の

「気が弛んだタイミングで風邪を引くのはなんでだろう?」

の続きです。


 

東洋医学の言葉の中に「からだ」の実感の手がかりを探す

東洋医学の言葉をサラッと聞いているだけだと

やたら難しいことを言ってるように聞こえます。

また字面も漢字が多く取っつきにくいように見えます。

けれどもちゃんと知ると

なんだそんな直感的なことなの!

ということが多くあります。

「からだ」の実感を中心に作られた言葉だからです。

 

衛気≒免疫?

東洋医学(中医学)の言葉の中を

免疫”に近いものを探すと、

衛気”(えき)という概念が見つかります。

衛る(まもる)気という意味です。

 

全身の表面を被ってバリアーのようになって

外邪(ウイルスや菌)から身体を守る働きをする気とされています。

 

衛気と温まること

この“衛気”は陽気に属するとされています。

陽気というのは身体を温める気です。

気という言葉を働きという風に考えれば

衛気は身体が温まることと深くつながる

ーと昔の人々は考えた(感じた)ということです。

 

衛気の作られ方

 

衛気が作られ全身に巡らされている過程を

以下のように説明されています。

「腎の元気を元にして、

腎陽の蒸騰気化により、

水穀の精微から化生し、

肺の宣発により全身に布達される」

 

『基礎中医学』 神戸中医学研究会編 1995 より

 

我流で思いっきり乱暴な意訳してみます。

 

下腹にある生命の素は、

胃腸で吸収された栄養と混ぜあわされます。

まぜわさせた生命の素と栄養は、

下半身の体温で温められて

上半身に送り届けられます。

届けられた生命の素と栄養は、

肺で吸気とさらに合わさって

衛気となります。

この衛気は呼吸の力にのって全身に届けられます。

 

言葉使いの厳密さは簡便してください。

だいたいのイメージでつかんでください。

 

衛気と「からだ」の実感との接点を探してみる

以上の衛気の説明からポイントを抽出すると

  • ☆下腹から、吸収された栄養があがってきて、胸で空気と混ぜられてつくられる。
  • ☆肺の呼吸が重要!呼吸を通じて全身に送られる。
  • ☆温められることが衛気が作られるのに必要。

ここから推察すると

外邪(ウイルスや菌)から身を守るために必要なことについて

昔の人は以下のような実感を持っていたと思えます。

 

  • ★下腹が温かくて胃腸がよく動いてないとダメだ。
  • ★呼吸が乱れたり、浅くなるようではダメだ。
  • ★下腹~胸、背中~肩が温かくないとダメだ。

 

だいぶ実感に近づいてきたのではないでしょうか?

 

~~~

書きつかれたので

ストレスとの関係は次回に回します。

 

~続く~

 

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