あしゆび操体(説明):風邪予防対策⑨・・・あしゆびと姿勢と呼吸と・・・

 

あしゆびと風邪の関係って?

 

昨日の続きです・・・


 

「あしゆびがどんな風に風邪に関係するのか?

 

―というのが一番の疑問だと思います。「足の冷温浴:風邪予防対策⑦」にもチラッと書いたのですが、もうちょと詳しく書いてみたいと思います。


 

あしゆび操体の解説・説明

あしゆびがちゃんと働いてないと想像してみる

 まず、あしゆびが、うまく機能していない所を想像してください。

つま先は地面から浮いた状態になり、かかとに重心が乗るの後ろのめり姿勢になります。すると、それのバランスを取るために腰~背中を丸くして頭を前へ突き出します。

あるいは、腰の上部をぐっと前へ突き出して、胸をすぼめます。

二つパターンの姿勢が想像できます。

つまり絵で書くとこうなります。↓

姿勢つま先上がり_みやざき鍼・灸
左右どちらの姿勢になるにしても

肩を前に突出し、胸が閉じた状態になります。胸が閉じると、息が浅くなり胸郭の動きが悪くなります。その結果、ノド回りの血行が悪くなり風邪を引きやすい状態になります。

 

(中医学系の言葉を使えば、肺の宣発と粛降作用の働きが悪くなるということです。当然、身体を温める力(陽気)や、身体を守る力(衛気)も弱まります。(うなじ~後頭部の体操:風邪予防対策③を参照)その結果、外邪の侵入が起こりやすくなると説明出来ます。)

あしゆびがちゃんと働いている所を想像してみる
 

 では、あしゆびが、ちゃんと機能してる時はどうでしょうか?あしゆびが地面をつかみ、重心がつま先の方へ移動してきます。骨盤をまっすぐ立てる位置まで起してきて、腰には自然なカーブが表れてきます。その結果、バランスを取るために肩・胸がひらいてきて頭の位置が真ん中に近づいてきます。

絵で書くとこうなります。↓
姿勢つまさき下がり_みやざき鍼。灸

あしゆびが機能すると胸が開いて呼吸が深くなる

つまり
胸が開き、呼吸がしやすくなるということです。すると肺の機能を充分に使うこと出来るようになります。その結果、ノドまわりの血行が良くなります。風邪をひきにくくなるというわけです。

(中医学系の説明も同様です。肺の宣発・粛降作用がよく働き、陽気・衛気がよくめぐり、外邪(ウイルスや細菌など)の侵入を防ぐというわけです。これが肺と腎の具体的関係の一部を示していると思われます。)

 

 

実際にやってみると・・・

   さて、実際に「あしゆび操体」を自分自身でやってみると、確かに、あしゆびが機能していると胸が開き、ノドまわりの巡りが良くなるのが実感できます。

 

けれども、腰がすごく硬かったり首や背中が極端に固まってしあまっている時は胸が開ききらない感じになりがちです。すると、ノドまわりへの影響も限定的な感じのようです。

   直接、ノドまわりへアプローチする「舌本体操」や「うなじ~後頸部の体操」に比べると少しインパクトに欠けるように感じます。

 

   けれども、長期的な視点に立った時はどうでしょうか?足がしっかりすると常時、胸が開く方向の力が加わることになります。すると、ノド回りの「気血」の巡りを改善する力が絶えず働きます。

これにより余分な力が抜けたリラックスモードが長時間続くことになります。この結果、呼吸が効率よくなされます。つまり心肺の働きを安定した状態が普通になり、全身の「気血」の巡りがどんどん改善されていくことでしょう。

   つまり、長期的な視点にたった時は、風邪を引きにくい状態をずっと続けていくことが出来る可能性が増えてくるというわけです。

 

   反対に、土台がしっかりしないで、頚まわりやノドだけ弛めて一時的に良く効いていても、長い目でみるとすぐに戻ってしまうことも多いと私は思います。

 

   本当にちゃんと【養生】をするということは、このような長い視点を含んだものなのだろうと私は思っています。

 

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